ITIL認定資格とは?資格の種類や難易度・受験料などを紹介!

  • 2023/2/7
  • ITIL認定資格とは?資格の種類や難易度・受験料などを紹介! はコメントを受け付けていません


現在、用途や難易度、出題範囲などの違いから数多くのIT関連資格が存在しています。中でも、ITサービスマネジメントの知識・スキルを証明できるのが「ITIL認定資格」です。

エンジニアとしてより活躍の場を広げるために、取得を検討している方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、ITIL認定資格について詳しく解説します。資格の概要や試験情報の詳細はもちろん、ITIL認定資格に関する有資格者のリアルな評価もご紹介。

ITIL認定資格を取得するメリットや資格取得後に活用できる情シスに特化した転職サービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ITIL認定資格とは?

ITIL認定資格とは、ITサービスマネジメントの業界標準として普及しているITILの関連知識を証明する資格です。

ITILとは「Information Technology Infrastructure Library」の略語で、ITサービスマネジメントの成功事例をまとめて標準化したプラクティス集を指します。ITサービスマネジメントは、以前まで個人のスキルに大きく依存していましたが、ITILの普及によってサービスの向上やスキル継承の効率化を実現しました。

■ITサービスマネジメントとは

顧客が求める最適な機能・特徴を持ったITサービスを提供するためのマネジメント業務のこと。

したがって、ITIL認定資格を取得するためには、ITIL=ITサービスマネジメントに関する幅広い知識が必要です。とくにシステム運用管理業務に関する知識を効率よく学習できるため、社内SEやインフラエンジニアにとって、取得する価値の高い資格といえるでしょう。

ITILやその他の資格の詳細を詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご確認ください。

関連記事:「情シスにおすすめの資格7選|ジャンル別に取るべき資格をご紹介

ITIL認定資格に関する有識者の意見・評価

実際にITIL認定資格を取得した方や各種IT資格の有益性に詳しい方などの意見をTwitterからピックアップしました。

IT業界内におけるITIL認定資格へのリアルな評価をするために、ぜひご確認ください。

■Mさん

【SIerで評価される資格】
基本/応用情報、PMP、OracleMaster、CCNA/NP、LPIC

【情シスで評価される資格】
ITパス、情報セキュマネ、基本情報、MOS、ITIL

【使わない資格】
OracleJava、OSS-DB、TERASOLUNA認定

【最強の資格】
実務経験

資格はコスパ考えて取ろう。悩んだら基本情報と実務経験。

引用:https://twitter.com/josysnohito/status/1411660889653092355

■Tさん

ITIL、勉強すると、ITの仕事の流れの全体像がよりイメージしやすくなるという利点がある。ただ、受験費用が高い。基本情報の10倍以上かかる。そのため受験はカイジのような緊張感があった。この緊張感を味わう必要は正直ないと思う。基本情報や応用情報の勉強でも、ITILの知識を学ぶことはできるから

引用:https://twitter.com/Argento0018/status/1541572538253185025

■Tさん

引き続き勉強中なう。ITILで好きなのはカチッとしたITのフレームワークじゃなくて人の心の持ち用とかに踏み込んでリアルに理解できるところ。特に改善における組織カルチャーの変え方とか反対勢力の懐柔方法とか利害関係者とのコミュニケーション方法とか面白いよ。

引用:https://twitter.com/TETRA_IT/status/1376007015722446849

■Wさん

ITIL V4 Foundation
無事合格できました٩(๑>∀<๑)۶✨
不安だったけど合格できてよかったー😭
内容はITサービスマネジメントなので
IT系に務めてる人
またはIT系を目指そうと思ってる人は
強みになる資格なので
よかったら挑戦してみて下さい🙌
ただし受験料が48000円なので
ご注意を💦

引用:https://twitter.com/wtr0922/status/1283219623568007170

上記の意見から、ITIL認定資格は実用性の高い資格であることが分かります。ただし、有益性の高さと比例して受験料も高額であるため、コストパフォーマンスを考えると他の資格を優先すべきという意見もあるようです。

ITILの資格体系一覧

2019年に公開されたITIL認定資格最新バージョン「ITIL®4」では、難易度や出題範囲の異なる3段階の資格体系で構成されています。受験を検討している方のために、ITILの資格体系を一覧表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

難易度 受験に必要な資格 モジュール資格
ITIL®4 ファンデーション 初級 不要
ITIL®4 マネージングプロフェッショナル(ITIL MP) 中級 ITIL4ファンデーションと右の4種類の研修資格認定によって自動発行 ①ITIL®スペシャリスト「作成・提供・サポート (Create, Deliver, Support )」

②ITIL®スペシャリスト「利害関係者の価値を主導(Drive Stakeholder Value)」

③ITIL®スペシャリスト「「ハイベロシティIT(High Velocity IT)」

④ITIL®ストラテジスト「指示・計画・改善(Direct, Plan, Improve)」

の4種類の資格で構成

ITIL® ストラテジックリーダー(ITIL SL) 中級 右の2種類の研修資格認定によって発行 ①ITIL®ストラテジスト「指示・計画・改善(Direct, Plan, Improve)」

②ITILリーダー「デジタル&ITストラテジー(Digital and IT Strategy)」

ITIL® マスター 上級 ITIL MPとITIL SL 未公表

現在、日本語版が存在しない資格もありますが、2023年2月以降にリリース予定です。なお、2023年1月現在、ITILマスターの詳細な情報は未公表となっています。

将来的に上級資格を取得するためにも、まずはITIL4ファンデーションの取得を検討してみてください。

ITIL4ファンデーションの試験情報

ITIL4ファンデーションに関する試験情報の詳細は以下の通りです。

資格名 ITIL® 4ファンデーション
受験料 65,550円(PEOPLECERT から直接予約した場合) ※
難易度 ファンデーション(基礎)
研修時間 15-24時間程度
試験事前要件 なし(研修不要)
試験時間 60分
試験問題数 40問(多岐選択方式)
合格ライン 26問(正答率65%)
言語 日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポーランド語
取得可能スキル ・DXサービス知識

・サービスマネジメント全般

・ITサービスマネジメント

・継続的な改善

・組織変更の実現 など

※掲載されている価格は2023年1月時点の情報です。

ITIL4ファンデーションは、研修と資格試験がセットになっていますが、研修を受けなくても受験は可能です。

受験方法は、試験実施団体である「PeopleCert(ピープルサート)」のオンライン試験または、全国にある「プロメトリック試験センター」で受験できます。

研修とセットとはいえ、ITILファンデーションの受験料は非常に高額であるため、一発合格できるように万全な対策で試験に臨みましょう。

ITIL4ファンデーションの難易度

ITIL4ファンデーションはITIL認定資格の中では、もっとも取得難易度の低い資格です。

目安として、試験とセットになっている研修を15〜24時間程度、受講すれば合格に手が届くレベルといわれています。毎日1時間学習できれば、平均2週間〜1ヶ月程度で対策完了するため、自身の生活スタイルに合わせて無理のない学習計画を組み立てましょう。

なお、ITIL4ファンデーションの合格率・合格者数は非公開となっているため、正確なデータは不明です。

IT関連の資格の難易度について詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご確認ください。

関連記事:「情報処理技術者試験の難易度ランキング | キャリア別のおすすめも

ITIL認定資格を取得するメリットとは

ITIL認定資格を取得するメリットとして、就職・転職の際、有利に働くことが挙げられます。

ITILはエンジニアの技術的なスキルではなく、ITサービスマネジメントのスキルを証明できる資格です。資格の勉強を通して、システム開発だけでなく、その後の運用・管理業務に関する知識が身に付くため、エンジニアとして出来ることの幅が広がります。

その結果、就職・転職の際、優位にたてるだけでなく、社内での昇進や高待遇にも期待できます。企業によっては、資格手当や合格の際、報奨金が出る可能性もあるようです。

さらにITIL認定資格には有効期限がないため、一度合格すれば制度の変更がない限り、一生活用できます。その分、資格に見合う知識・スキルを持っていることを証明するために、自身で学習を継続しましょう。

まとめ

ITサービスマネジメントの成功事例集「ITIL」に関する知識の証明になる「ITIL認定資格」。システム運用・管理業務に携わる社内SEやインフラエンジニアにとってはとくに有用性の高い資格といえます。

ITIL認定資格は、難易度と出題内容別に3段階の資格に分かれますが、のちのち高レベルな資格を取得するためにも、まずは初級資格である「ITIL4ファンデーション」への挑戦がおすすめです。

ただし受験費用は非常に高額であるため、研修制度を上手に活用し、一発合格できるような万全の対策を整えましょう。

ITIL認定資格を活かせる転職先をお探しなら

ITIL認定資格を活かせる就職・転職先をお探しの方におすすめしたいのが、情報システム部門に特化した転職サービスの「情シスCareer」です。

現役ITコンサルタントの「情シスキャリアアドバイザー」が無料でサポートしてくれるだけでなく、入社後の継続的なフォローも行ってくれます。

「今すぐ転職したい」と考えている方はもちろん「とりあえず求人情報だけ収集したい」という方でも利用可能ですので、自身の理想を叶える就職先を見つけるためにもぜひご活用ください。

>>「情シスCareer」へのお問い合わせはこちら<<

関連記事

情シス求人

  1. 第二創業期を基盤から支えます。大手クライアント中心。リモートワーク可/フレックス求人! 『サイ…
  2. Findyで1人目のコーポレートエンジニアを募集!会社と組織の基盤づくりをお任せします。 「テ…
  3. 圧倒的な成長、ITによる事業貢献を実現したいあなたへ。 皆さんもスポーツ用品やアウトドア用品で…
  4. あなたのやりたいことを、叶えてください! 今回は、千代田区岩本町に本社を構える株式会社クリアス…
ページ上部へ戻る