カリスマインストラクター 木村友泉の簡単セルフリンパケア 4【腰痛対策】

2016/11/28

運動をしたいけどなかなか時間をとる余裕がない情シスのみなさん! オフィスで簡単にできるセルフリンパケアを紹介する「簡単セルフリンパケア」の第4回目です。

今回もさまざまな症状でお悩みの方を長年にわたって解決してきた私、木村友泉が、カンタンで日常生活に無理なく取り入れられるリンパケアを紹介していきます。

では、レッスン、スタートです!


第4回目で取り上げるのは「腰痛」です。

座り仕事が多い情シスのみなさんは、気が付くと腰が固まっていたり、痛くなっていたりはしていませんか? そうならないためには運動することが一番でなのすが、忙しい日々の中では、なかなか、その機会を作るのも難しいものです。そこで、今回は座ったままで簡単にできる腰痛のリンパケアを紹介しましょう!

運動不足だけではない! あなたの腰痛の原因は?

「腰痛」と聞くと、「運動不足や座り仕事のしすぎのせいかな?」と考えてしてしまう人も多いかもしれません。

だからといって痛い所をもんだり、湿布を貼ったりしても、実は根本的な解決にはなっていません。だから再発することもあるんです。大切なのは、その腰痛の原因がどこにあるのか知り、適切なケアを行うことです。

そこで、まず腰痛の原因について解説します。あなたはどれに当てはまりますか?

(1)運動・動作による脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や腰方形筋(ようほうけいきん)などの過緊張損傷

(2)筋肉の過緊張のアンバランス(寝ている時に歯を食いしばっていたり、スポーツで下半身だけ筋肉が発達していたりと、一部の筋肉が発達し引っ張っていることでアンバランスになっている状態)

(3)腹部の内臓(平滑筋<へいかつきん>)の緊張の伝達(内臓の冷えや腸炎など腹部の内臓の痛みやダメージが腰の骨格筋の痛みやダメージにつながってしまうケースです)

治りにくいのは(2)→(3)→(1)の順です。自分の腰痛の原因が分かったら、今度は筋肉を柔らかくするイメージでリンパケアを行っていきましょう。

「基本ケア」と「症状別ケア」で腰痛を撃退!

体調チェックが終わったら、いよいよリンパケアを行っていきます。

リンパは体全体を巡り、余分な水分や老廃物を運んでいます。そのため局所的なケアでは、実は対症療法にしかなりません。そこで、まずリンパの大きな流れを整える基本のケアを行い、次いで症状別のケアを行います。

【基本ケア】

まず、全身の筋肉の70%が集まっている下半身をほぐしましょう。この基本ケアをするだけでも、血行がよくなり冷え性が改善しますよ。また、イスに座ったまま簡単にできるので、オフィスでの休憩ついでに取り入れてみてくださいね。基本ケアのコツは、「大腰筋」から足を動かすことを意識すること! ただ足首を動かすのではなくて、大腰筋から足である意識をもって動かしてみましょう。

※左も同様に①~④を繰り返します。

【腰痛のケア】

基本ケアが十分に行えたら、次に腰痛の症状別ケアを行っていきましょう。

いすに座るポイント

このケアはいすに座って行いますが、まずは正しいいすの座り方を解説します。

★ポイント:背中の力を抜き、前側で体を立たせるイメージです

NG例

次にNGな座り方の例を示します。

それではケア行っていきましょう!

左右・前後に8の字に腰を回す動きは上から見ると下の図のようになります。ケアを行う時にはこの図をイメージして行ってみてください。

<ワンポイント>

(1)と(2)は左右、前後で回しにくい方向があるかもしれません。その場合は回しにくい方を多めに回すとより効果的です。

【今月のポイント】

最後に今月のポイントです。

最初は難しくても、普段は動かさない筋肉を意識することで、だんだんと腰痛が解消されていきます。腰痛がつらい人は、仕事の合間に習慣づけてみましょう!(文・構成:園田菜々)

SINSEIDO LHJ
http://lymph.co.jp/

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