カリスマインストラクター 木村友泉の簡単セルフリンパケア 6【頭の疲れ対策】
みなさま、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。年末年始のお休みで、もしかするとごちそうの食べ過ぎて太ってしまった方もいるかもしれません。せっかくなので今までご紹介したリンパケアで体をリセットしてみるのもおすすめですよ。
運動をしたいけどなかなか時間をとる余裕がない情シスのみなさんに、オフィスで簡単にできるセルフリンパケアを紹介する「簡単セルフリンパケア」の第6回目です。
今回もさまざまな症状をおもちの方を長年にわたって解決してきた私、木村友泉が、カンタンで日常生活に無理なく取り入れられるリンパケアを紹介していきます。
では、レッスン、スタートです!
第6回目で取り上げるのは「頭の疲れ」です。
気がつくと、1日中パソコンとにらめっこ。頭皮が硬く疲れてはいませんか? 「何だか頭が重たいなあ……」と感じた時にスッキリできるリンパケアを紹介します。
ポイントは「蝶形骨(ちょうけいこつ)をゆるめる」ことです。
この記事の目次
まずは「頭の疲れ」をチェック!
まずは自分の頭が疲れているかどうかチェックしましょう。
耳を親指と人差し指で上下に挟み、そのまま「く」の字に曲げてみます。この時、耳の上としたが「ペタッ」と閉じてくっついた人は「問題なし」です。閉じなかったり、耳が固くなって痛みが出る人は、頭が疲れている証拠です。
オフィスワークはずっと同じ姿勢でいたり目が疲れやすかったりと、筋肉が凝ってしまいやすいものです。人によっては常に緊張していてストレスが溜まっている人も多いかもしれません。
この回で紹介するリンパケアはとってもシンプルです! ちょっとした休憩時間に試してみてくださいね。
<ワンポイント>
「蝶形骨(ちょうけいこつ)」が疲れを誘発する!!
頭が疲れる原因の1つは「蝶形骨(ちょうけいこつ)」という、頭蓋骨の中にある骨が固まってしまっていることにあります。蝶形骨は目の奥の方にあり、その形が蝶のような形をしているから「蝶形骨」と名付けられました。
今回のリンパケアではこの蝶形骨をゆるめることで頭の疲れを取り除きます。ぜひ蝶形骨の形をイメージしながら実践してみてください。
「基本ケア」と「症状別ケア」で頭の疲れを撃退!
頭の疲れチェックが終わったら、いよいよリンパケアを行っていきます。
リンパは体全体を巡り、余分な水分や老廃物を運んでいます。そのため局所的なケアでは、実は対症療法にしかなりません。そこで、まずリンパの大きな流れを整える基本のケアを行い、次いで症状別のケアを行います。
【基本ケア】
咬筋、広頸筋、胸鎖乳突筋、大胸筋へのアプローチでリンパと血液の流れを整えます。このケアはオフィスの椅子に座ったままできるので、試してみてください。
【頭の疲れのケア】
【今月のポイント】
最後に今月のポイントです。
このケアを続けていると耳がフワフワしたり、首が回りやすくなったり、視界がよくなったりします。まずは片耳だけ試して比べてみてください。きっと実感できるはずですよ!
(文・構成:園田菜々)
SINSEIDO LHJ
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