既定フォントの設定方法:エクセル・パワーポイント・ワード
こんにちはー福助です。
今日は
Office2016の既定フォントの設定方法
をご紹介させて頂きます。
- エクセル
- ワード
- パワーポイント
それぞれで方法が微妙に異なりますので
よくご確認の上実施下さい。
この記事の目次
Officeの既定フォントについて
Officeの既定フォントを予め設定しておく事により
あなたのお気に入りのフォントをすぐに使用できる様になります。
まだ設定していない方は是非ご活用下さい。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
■OS
Windows10 Enterprise
■Microsoft Office
Office2016Professional
■パソコンスペック
メモリ:8GB
Bit数 :64bit
■ネットワーク
無線LAN(固定IP)
Office既定フォントとは?
Officeの既定フォントとは
新規でエクセル等を作成した時に
予め任意のフォントを適用可能な機能となります。
例えば
■文字のフォント
デフォルト:游ゴジック → 既定フォント:メイリオ
■文字の大きさ
デフォルト:11 → 既定フォント:12
等にしておけば毎回フォントを変更しなくても、
フォントが「メイリオ」で文字の大きさが「12」の
設定になった状態にしておく事が可能です。
会社や学校等で指定されたフォント設定がある場合が多いと思いますので
そういった際にこの既定フォントを活用すると便利ですね。
Office2016で既定フォントを設定する方法
Office2016で既定フォントを設定する方法ですが
Office全体の既定フォントでは無く、
各Officeの機能別ごとの既定フォントへ設定が必要となります。
よって
- エクセル
- ワード
- パワーポイント
それぞれ設定が必要となりますのでご注意下さい。
また冒頭でもお伝えしました通り、
微妙に設定方法が異なりますのでご注意下さい。
エクセル(Excel):既定フォント設定方法
エクセルでの既定フォント設定方法です。
新しいブックの作成時に設定できる項目は
・既定フォント
・フォントサイズ
・新しいシートの既定のビュー
・ブックのシート数
となります。
フォント以外にも設定できますので
使用状況に合わせて設定して下さい。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_560,h_377/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/df8a2eccafbe4d3b7d16f67b25980902.png)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_609,h_449/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/915e4149bd2364fbd71835356f29f3ea.png)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_946,h_700/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/7620f32aed3347f7855fc0a3c5524c7a.png)
左側メニューの中から基本設定を選択します。
「新しいブックの作成時」項目内の
・既定フォント
・フォントサイズ
・新しいシートの既定のビュー
・ブックのシート数
を希望の設定に変更しOKを選択します。
これでエクセル既定フォント設定作業完了です。
※次回新規でエクセル作成時から反映されます。
ワード(Word):既定フォント設定方法
ワードでの既定フォント設定方法です。
新しいブックの作成時に設定できる項目は
・既定フォント
・フォントサイズ
・フォントスタイル(斜体・太字等)
・フォントの色
等、たくさん設定できるのがワードの特徴です。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_761,h_444/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/03dd1cccf75badd6987c1a51f6a407c6.png)
ホーム」タブのフォントの
ダイアログボックス起動ツール(右下の小さいアイコン)を選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_557,h_593/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/ceda03544d285e3d175791fe0f74f851.png)
既定フォントとして設定したい内容に変更します。
・日本語用のフォント
・英数字用のフォント
・サイズ
等、あなたの使用環境に合った内容に設定して下さい。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_556,h_593/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/4ad8bd93b8fdc7eb591744903fb5c99a.png)
既定に設定を選択します。
確認メッセージが表示されますので
「Normal.dotmテンプレートを使用したすべての文書」
を選択してOKを選択します。
これでワードの既定フォント設定作業完了です。
※次回新規でワード作成時から反映されます。
パワーポイント(Powerpoint):既定フォント設定方法
パワーポイントでは既定フォントの設定がありません。
ですのでフォント設定済のひな形を準備し
新規でパワーポイントを作成する場合は
そのひな型を使用する方法となります。
パワーポイントを開き、
表示タブ内のスライドマスターを選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_781,h_551/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/5a31aaf6a65704a578cf1a6e270d5690.png)
フォントのカスタマイズを選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_708,h_590/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/89820290d7506323cecca87d6af5e981.png)
・英数字用のフォント
・日本語文字用のフォント
をそれぞれ任意のフォントに設定し保存を選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_780,h_426/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/f54e161020c35b50c2ff83c78c4f563e.png)
マスター表示を閉じるを選択します。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_960,h_626/https://josysnavi.jp/wp-content/uploads/2023/11/ca2cda32edee16e68e865a23b633b9cc.png)
ファイル⇒名前を付けて保存を選択します。
「ファイルの種類」を「Powerpointテンプレート」にして
任意の場所へ保存します。
これでパワーポイントのひな型作成完了です。
※次回新規でパワーポイント作成時にはこのテンプレートを使用して下さい。
まとめ
Office2016の既定フォントを設定するには
- エクセル
- ワード
- パワーポイント
それぞれで各設定が必要となる。
資料をエクセル等で作成する事はたくさんあると思います。
資料を作成する上で重要になってくるのは
相手に伝わりやすい事。
相手に伝わりやすくする為の一つの方法として
フォントを揃える事が重要です。
既定フォントを設定しておく事により、
設定忘れ、間違いがなくなり
フォントの統一を自動で行う事ができます。
個人的には是非活用して頂きたい設定の一つです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。