カリスマインストラクター 木村友泉の簡単セルフリンパケア 8【花粉症対策】
運動をしたいけどなかなか時間をとる余裕がない情シスの皆さん! オフィスで簡単にできるセルフリンパケアを紹介する「簡単セルフリンパケア」の第8回です。
今回もさまざまな症状をおもちの方を長年にわたって解決してきた私、木村友泉が、カンタンで日常生活に無理なく取り入れられるリンパケアを紹介していきます。
では、レッスン、スタートです!
第8回目で取り上げるのは「花粉症」です。
鼻がつまったり、くしゃみが出たり、目がかゆくなったりと、この時期は花粉症の人にとっては辛い季節ですよね。通勤中にくしゃみ連発、仕事中は鼻づまりでボ~ッとしてしまう情シスの方も多いのでは?
そんな花粉症に悩んでいる人たちが、リンパをケアすることで、花粉症の症状を軽減してもらえたらと思います。実は私も昔は花粉症が辛くて、点鼻薬や目薬が手放せないほどでした。でも、リンパケアを始めてからは症状が軽くなり、お薬も必要がなくなったんですよ。
今回のリンパケアは首を緩めるので、パソコンとにらめっこで首が凝っている人にも効果があります。さっそく始めていきましょう!
簡単! 花粉症かどうかの見分け方
まずは自分が花粉症かどうか、チェックをしましょう。花粉症と思ったら、風邪をひいていただけ、なんて人もいるかもしれませんよ。
まず、鎖骨の下のくぼみに指を当てます。そこからグイッと指を押し込んでみてください。痛みを感じますか? もし、鈍く強い痛みを感じる場合は花粉症のサインです。
痛みの感じ方は個人差があるので、どれくらい痛いから重症などと判断するのは難しいところです。もし自分で判断がつきにくい場合は、試しに体の別の部位を同じように押してみてください。比べてみて鎖骨の下部分の方が痛い場合は花粉症の可能性が高いです。
「基本ケア」と「症状別ケア」で花粉症を撃退!
体調チェックが終わったら、いよいよリンパケアを行っていきます。
リンパは体全体を巡り、余分な水分や老廃物を運んでいます。そのため局所的なケアでは、実は対症療法にしかなりません。そこで、まずリンパの大きな流れを整える基本のケアを行い、次いで症状別のケアを行います。
【基本ケア】
まずは基本ケアです。花粉症に対するリンパケアのポイントは、まず首を緩めることです。まずは「緩める」というところが大事なんです。これはリンパケア全体に通じることです。では手順です。
×あごが前に出ているNGなケア
この時、あごが前に出たり、手に力が入ったりしないように注意しましょう。声を出して震えるくらい揺らします。
【花粉症のケア】
次はいよいよ花粉症の対策ケアです。老廃物がたまりやすい鎖骨下の部分から腕全体を緩めていきましょう。
最後に鎖骨の下のくぼみを押してみてください。最初の痛みが軽減されているかどうかチェックしましょう。
「腕」というと、二の腕から下を想像しやすいですが、体は全体でつながっています。腕と聞いた時には、首の筋肉から手まで全ての範囲を示していると思ってください(下の写真を参照)
【今月のポイント】
最後に今月のポイントです。
今回のエクササイズは鎖骨周りの筋肉を緩めるので、続けていくうちにデコルテも綺麗になるんですよ。ぜひ仕事の休憩中などに試してみてくださいね。(文・構成:園田菜々)
SINSEIDO LHJ
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