【ロボデックス】最新ロボット技術が一同に介したロボット開発・活用展 注目ブースをレポート

2017/01/25

すでに市場が形成されている産業用途だけではなく、サービス用途をはじめとする新しい分野での普及が期待され、2015年の1.6兆円から、2035年には9.7億兆円規模の市場拡大が見込まれている。

その動きを受けて、今回初めて開催された「第1回 ロボデックス」では、人と協調、共存して稼働する「協働ロボット」や、人を相手に働く「サービスロボット」の出展が目立った。

いずれのブースで展示されているロボットも、これまでの産業ロボットのような「無骨でメカメカしい、いかにもロボット」という形状ではない。丸みを帯びたデザインを採用し、人にぶつかっても安全なフォルムや対人用の安全機構を備えていた。

こうした「人と共に働き、人の暮らしに入り込んでも違和感のないロボット」が数多く展示されていたのが今回の展示会の特徴だった。ジョーシスでは、イベントでの注目ブースをレポートする。

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【ロボデックス】最新ロボット技術が一同に介したロボット開発・活用展 注目ブースをレポート

【ロボデックス】最新ロボット技術が一同に介したロボット開発・活用展 注目ブースをレポート
東京ビックサイトで1月18~20日に開催された「第1回 ロボデックス ロボット開発・活用展」。産業用からサービス用までのロボットや、その周辺技術を取り扱う137社のロボット関連企業が出展した。

【ロボデックス】人が安心して一緒に働けるロボットを ライフロボ、カンタムエレ、川崎重

【ロボデックス】人が安心して一緒に働けるロボットを ライフロボ、カンタムエレ、川崎重
「人とともに協調して働くロボット」として注目を集める「協働ロボット」。ロボデックスでは数多くの企業から出展されていた。ロボットベンチャーのライフロボテクスは狭い場所でも導入できるロボット、カンタムエレクトロニクスは習字をするロボットを出展していた。

【ロボデックス】人に代わって受付業務 人間そっくりな案内ロボット ココロ

【ロボデックス】人に代わって受付業務 人間そっくりな案内ロボット ココロ
ロボデックスでは、人とコミュニケーションを取ってサービスを行う、いわゆるサービするロボットの出展も見られた。その中でもココロが出展した女性型の案内ロボットは、一見、人と見間違えるようなリアルな造形が来場者の注目を集めていた。

【ロボデックス】インダストリー4.0時代のロボット・製造ラインを展示 KUKA、ヤマハ発動機

【ロボデックス】インダストリー4.0時代のロボット・製造ラインを展示 KUKA、ヤマハ発動機
「第4の産業革命」といわれる「インダストリー4.0」。この製造ラインでは、生産の状況に応じてフレキシビリティが求められるようになる。インダストリー4.0の本場ドイツのKUKA(クカ)は、配置替えにも容易に対応できる協働型ロボット、ヤマハ発動機はIoT(モノのインターネット)に対応し、柔軟度も高い統合制御型ロボットシステムを展示していた。

【ロボデックス】高齢化社会をサポートする補助ロボット イノフィス、東芝

【ロボデックス】高齢化社会をサポートする補助ロボット イノフィス、東芝
高齢化社会を迎え、筋力や腰の負荷が高い介護現場や労働者の高齢化に対応するための補助ロボット開発も注目を集めている。今回のロボデックスでは、東京理科大学発のロボットベンチャー企業のイノフィスや東芝が補助ロボットを出展していた。

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