【ウェアラブルEXPO】ウェアラブル機器をビジネス活用するB2Bソリューション Phone Appli

2017/01/26

Phone Appli(フォンアプリ、東京・港)は、同社のWeb電話帳を基盤に、ウェアラブル機器から得られたさまざまな情報を管理する「Phone Appli コラボレーティブ IoT」を展示していた。

Phone Appliブース

Phone Appliブース

「Phone Appli コラボレーティブ IoT」は、スマートグラスやセンサー付きヘルメット、センサー付きウェアなどから、社員や作業員などの生体情報や位置情報を収集。一括管理してWeb上の社員リストに表示するクラウドサービス。社員の体調や集中度、状態などを一覧することが可能だ。

スマートグラスやヘルメットの管理ができる

スマートグラスやヘルメットの管理ができる

例えば、スマートグラスからは、目の動きやまばたきなどから集中度を測定し、ポータル画面上に表示。コミュニケーションをしたい相手は、その状態から判断して、メールやチャット、電話や対面ミーティングの中から最適なコミュニケーション手段を選ぶことが可能になる。

スマートグラスの管理画面

スマートグラスの管理画面

また、センサー付きヘルメットを連動させることで、現場作業を行っている従業員の状態を事務所で把握するといったことも可能。ヘルメットには温湿度、傾き、加速度センサーが付いており、転倒などの異常時には警報の発信し、管理ポータル画面上に表示することもできる。また、センサー付きのウェアなどと組み合わせることで、体調状態の把握も可能だ。

Phone Appliによると、一般的にウェアラブル機器はこれまで別々に管理していることが多く、一括して管理するポータルがなかったという。「当社ではその点に着目し、複数の機器からの情報を統合し、社員の方々の健康状態や位置などを業務に生かせる形で提供できるようにした」と、石原洋介社長はサービスの狙いを説明する。今後は、ウェアラブル機器のベンチャー企業などとコラボレーションを行っていく考えで「ベンチャー企業の支援とウェアラブル市場を盛り上げていきたい」(石原社長)としている。

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