【情シス女子】第2回「実はかなりの行動派!? 好奇心で仕事にも趣味にも邁進」高崎景子さん

  • 2015/12/24
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2015/12/24

株式会社アジアンリンク 高崎景子さんの画像

株式会社アジアンリンク 高崎景子さん

情報システム部門で働く女子の生の声をお伝えする「情シス女子」。

2回は株式会社アジアンリンク SI事業本部でご活躍されている高崎景子さんにお話を伺いました。

一見おっとりとした印象の高崎さんですが、お話しを聞けば聞くほどかなりの行動派。5mの壁を登ったり、岩手県や中国を一人旅したりと、インパクトのあるお話が続々と出てきました! 一方では、お休みの日は家で趣味に没頭しているというお話も……。


<高崎景子さんプロフィール>
株式会社アジアンリンク SI事業本部所属。京都府宇治市出身。大学では中国語を専攻し、一年間の留学経験を持つ。趣味は、音楽と絵画と読書。社内ではパソコン部に所属。


情シス女子の園では、人工知能でテンションが上がる!?

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――SI事業本部に所属されているとのことですが、どのような業務を担当されているのでしょうか?

高崎さん:弊社はシステムインテグレーション事業、コンサルティング事業、エンジニア派遣事業を主に行っていて、私はコンサルティングサービスの一環として、アウトソーシングという形で情報システム部門を持たないお客さまのところに伺っています。製品をご提供し、その後の運用や保守なども行うこともあります。

――元々情シスの仕事にご興味があって、今の部署に入られたのでしょうか?

高崎さん:もともとそういうわけではありませんでした。大学では言語を学んでいて中国語を専攻していたのですが、入社の際の上司の説明で、「システム自体に価値はなくても、たくさんのシステムの中からお客さまに合ったものを選んで使いこなすことによって、初めてそのシステムに価値が生まれる」という話を聞き、今までのシステムに対するイメージが変わって興味を持つようになったんです。言語も、たくさんあるその中から、中国の方に対しては中国語、韓国の方には韓国語を選んで話すことで、その言葉が活きてきますよね。上司の説明で聞いたシステムの話と私が学んできた言語の共通点を発見し、今の部署を選びました。

――情シスの仕事に就いてみて、それまでのイメージと変わりましたか?

高崎さん:これまでは、漠然と男性の方がバリバリとする仕事という印象が強かったですね。仕事一筋みたいな。でも、実際にこの部署に入ってみたら、同期の10人中8人が女の子で、男子が2人だけだったんですよ。

――情シス女子の園ですね!?

高崎さん:私の代だけたまたま女性が多かったようです。2人の男子には「女子強いな~」とか思われたりしているかもしれませんが、とても良い雰囲気で仕事しています。同期の子たちとは、人工知能の話とかですごく盛り上がったりしますね。「こんなこともできるらしいよ、あんなこともできるらしいよ」「じゃ、こんなこともできるんじゃない?」「テンション上がるよねー!」とか、そういうレベルなんですけど()

――情シス女子らしい会話ですね!

高崎さん:今、言っていただいて、私も初めて情シス女子らしいって思いました(笑)。プライベートの友達にそういった話をしても「へぇー、すごいんだねー」で終わっちゃうんですよね。

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好奇心に突き動かされて、岩手県も中国も一人旅!

――和気藹々としていて楽しそうですね。御社では部活動が盛んだとお聞きしているのですが、高崎さんは何部に入られているんですか?

高崎さん:正式に籍を置いているのはパソコン部なんですが、フットサル部とアウトドア部にも都合が合えばたまに参加させてもらっています。その部に入っていなくても、「おいでよー」って気軽に声をかけてもらえるんですよ。最近はアウトドア部で品川にあるボルタリングの施設に行って、5mくらいある壁を登りました。

――5mの壁! 体を動かすのがお好きなんですね。

高崎さん:好きですね。下手というか、苦手だと思うんですけど、ずっと机で作業していると体を動かしたくなります。

――お休みの日もお出掛けされることが多いんですか?

高崎さん:休みの日はあまり外に出たくなくて、家でギターを弾いたり、ぬり絵をしたりしています。最近は大人向けのぬり絵が豊富に販売されているんです。花などがすごく緻密に描かれていて、かなりのページ数なので、最近ようやく一冊塗り終わりました。結構文化系なんです。音楽も好きですし、絵画にもよく触れています。読書もずっと好きですね。

――読書はどんなジャンルがお好きなんですか?

高崎さん:小説が多いですね。あまり周りに理解してもらえないんですけど、宮沢賢治がすごく好きなんです。読書が好きって言うと、東野圭吾や伊坂幸太郎、宮部みゆきといった名前が出てくると思われるみたいで、「宮沢賢治」って言うと、「あ、そうなんだー」で終わっちゃうんですよね…。十代最後の日には宮沢賢治の出身地の岩手県を一人旅して、ゆかりの地を回りました。

――一人旅ですか! それは行動的ですね!

高崎さん:その時はかなり衝動的に出かけましたね。あと、大学の時に一年間中国に留学していたんですが、まだ留学してから半年くらいで一人で中国を回ったりもしました。中国語も少し話せる程度だったんですけど、途中で友達と合流するまで西安や北京を一人で旅しました。家族や周りからは心配されたんですけど、当の私は「まあなんとかなるでしょう」って感じでした。好奇心が強いんだと思います。なんでも、できないのにやりたがるんです。

お客さまの高い要望に刺激され、モチベーションも高まる

――お仕事の面でも、好奇心の強さが生かされていそうですね。

高崎さん:どんどん新しいシステムが出てくるので、そこに追いつけるように、勉強しなきゃっていうのは日々感じています。お客さまからのご要望が高い時も良い刺激になりますね。仕事をしているうちに、どんどん効率を求めるようになってしまいますが、新しいシステムなどが入ってくると、初心にかえるというか、気持ちがあらたまってモチベーションも高まるので、情シスの仕事は私に向いていると思います。

――今後お仕事でチャレンジされたいことはありますか?

高崎さん:海外の方と接する機会があればと思っています。言語って使っていないと忘れちゃうので、その時が来たら使いこなせるように、中国留学中にできた友達とかとしょっちゅう電話したりしています。それと、お客さまに資料をお見せしたり、運用の結果をご報告したりすることも多いのですが、もっとビジュアルで見せられることができれば、ご理解が深まるのではないかと考えていて、ぬり絵や絵画といった趣味で培ったことを活かせればと思っています。読書もずっと続けて、語彙力をつけて、表現の幅を広げていきたいですね。

――これまで学んできたことや個人的に身につけてきたことを、お仕事に活かせるのは嬉しいですよね。

高崎さん:情シスとして、基本的なことをもっとちゃんと勉強していきたいなというのもあります。全体を通してまだまだ未熟ですので、周りの方に助けていただいたり協力していただけることにたいして、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思っています。


<最後に>
仕事の話も趣味の話も、同じように生き生きと話される高崎さん。楽しく、充実した毎日を過ごされているんだなと感じました。これからも持ち前の好奇心で、仕事にも趣味にもどんどん邁進し、新しい世界を広げていってほしいと思います。


株式会社アジアンリンク

140-0002 東京都品川区東品川2-2-4天王洲ファーストタワー 18階
電話:03-5781-0730
URL:http://www.asianlink.co.jp/
設立:2007年8月1日
社員数:100名
経営理念:社員に安心と働く楽しさを提供し世の中に喜びを提供する


撮影:大塚七恵 ヘアメイク:内藤瑛貴

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