【情シス女子】第5回「日本の伝統文化をこよなく愛するアクティブ系」岩田有希子さん

2016/03/07

PGF生命 岩田 有希子さんの画像

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社) 岩田 有希子さん

情報システム部門で働く女子の生の声をお伝えする「情シス女子」。

 

第5回はPGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)に勤務されている岩田有希子さん。システム内部統制チームに所属し、日々の業務に励む傍ら、同僚との有志での部活動や、趣味の日本舞踊など公私ともに充実した毎日を送っている情シス女子です。パッチリとした瞳が印象的な情シス美人ですが、実は男前な一面も……! オフィスライフからプライベートまでお話をお聞きしました。


<岩田有希子さんプロフィール>
PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社) システム内部統制チーム所属。社内では有志のボウリング部に所属。
趣味は日本舞踊。登山や温泉、スノーボード、キャンプなどアウトドアが大好き。


情シスには欠かせない、縁の下の力もち的存在!

岩田 有希子さんの画像

――システム内部統制チームに所属されているとのことですが、具体的にはどのような業務を担当されているのでしょうか。

岩田さん:弊社は日本のプルデンシャル・グループにおけるバンカシュアランス(銀行等を通じた生命保険の販売)の専業会社です。社会のセーフティネットという生命保険本来の役割を果たすために、保障性商品の販売にも注力し、ビジネスパートナーである提携金融機関等とともに、お客さまに経済的な保障と心の平和を得ていただけるよう最高のサービスを提供することを目指しています。

その中で、私の業務は大きく分けて3つ。システム開発費の予算実績管理とシステム障害管理、資産管理です。予算実績管理では、年間に発生する新規システムの導入、既存システムの機能追加および改修などに係る費用の取りまとめの他、開発の進捗レポートも作成しています。

システム障害管理では、システムの不具合が発生した時にチーム担当者と連携して、障害発生連絡や進捗を管理・報告。そして資産管理では開発にかかった人件費、ハードとソフトそれぞれの資産の金額を算出して関連チームに伝えます。IT部門全体の有形固定資産・無形固定資産の管理を行い、レポートを作成することが私の役割です。

――膨大な量のデータを把握しなくてはならないという大変さがありますが、とてもやりがいのある仕事ですね。

岩田さん:そうですね。予算実績管理だけでも年間100件以上のシステム開発案件がある中、資産の現状や査定、仮払金などの細かい数字を扱うことが多いのですが、関連部門のデータと管理しているデータに不整合を見つけた際には、「何が原因なんだろう?」とデータを1つ1つ細かく調べていきます。長年仕事をしていると、なんとなくここが怪しいな、と直感が働くもので、問い合わせに対しても、迅速に対応できるようになりました。原因が究明できた時は達成感を感じますし、とても嬉しいですね。

達成感の先にあるものを求めて正社員の道に

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――今年で入社4年目を迎えるとお聞きしていますが、情シスの仕事に就いたきっかけは?

岩田さん:私はPGF生命で勤務する以前は、海外に住んでいたのですが、日本に戻ることをきっかけに派遣社員として働き始めたのが最初でした。仕事を続けていく内に自分の中である程度の達成感を得てしまい、一方でその頃に興味を抱いていたコーヒーのバリスタに、この際なってしまおうかと考えるようになり……。そのことを思いきって上司に相談してみたんです。その時に頂いた上司の言葉が「(仕事に対して)もっと向上していきたいという気持ちがあるなら正社員に挑戦してみては?」というもので。今よりももっと深い仕事を任せてもらえるようになるのなら、このままここで続けたい! と思い、正社員として働くことになりました。なぜこのデータが必要なのか、それらのデータを使ったレポート作成から報告まで任せてもらうことで、管理しているデータの大切さを再認識することができるようになり、自分自身のモチベーションも上がりましたね。

――社内業務だけでなく、部活動も盛り上がっているそうですね。

岩田さん:社内の雰囲気は良い意味でほのぼのとしていて、テニスやゴルフなど、趣味の延長として様々な有志の部活があり、それぞれが活動しています。私が所属しているボウリング部はわずか3名なのですが、私の平均スコア150くらいに対して、他の2人の出すスコアは190200とプロ顔負けで上手いんです。2人からは、投げ方など細かい部分まで厳しく指導してもらっています。

 

――練習はいつされるのでしょうか?

岩田さん:会社帰りに3人で練習しにいきます。お付き合いのあるシステムの協力会社さんにボウリング部があるので合同練習をしたこともありますよ。過去に何度か対決をさせて頂いたのですが、今のところ無敗です。

 

――社内交流でも部活動が活かされたことはありましたか?

80人くらい参加した社内のボウリング大会では、1位から3位まで3人の部員が見事に独占し表彰楯を頂きました。ジョーシスさん主催で他の企業さんとの対決があればぜひ参加したいですね(笑)

――その時はすぐにお声掛けします。(笑) ボウリング部の活躍も素晴らしいですが、80人が参加するボウリング大会が開催される会社というのもすごいですね。

岩田さん:社内イベントは会社が推進しているので盛んですね。過去にはチャリティマラソン大会や宝探し大会などもありました。弊社情シスでは、いつもはパソコンを前にひたすら作業をしていることが多い為、暗い(?!)と思われることもありますが、アクティブな方が多く、ゴルフ、テニスやフットサル、また焼肉会などの活動もあります。

――岩田さんの中で印象に残っている社内交流はありますか?

岩田さん:そうですね、宝探し大会でしょうか。チーム別に分かれて暗号を探すゲームで勝敗はタイムで競います。社員だけでなく、家族も参加OK。和やかな雰囲気で楽しかったですよ。他部署の人たちも参加されるので、社内で顔を合わせない人とも交流ができますし、気分転換にもなります。私は姉を誘って参加したのですが、頑張って宝を探して最後、見事トラップに引っかかりました。今となっては良い思い出ですね。

日本文化を伝え、体現する、表現者で在りたい

岩田 有希子さんの画像

——プライベートでは日本舞踊が趣味とお聞きしていますが、どのようなことがきっかけで?

岩田さん:母が昔嫁入り道具で持ってきた着物が眠っていたのですが、すごく可愛くて私も着たいなと思い、着付けを習っていたんです。でも着ていないと忘れてしまい……。日本の伝統文化にも興味を持っていたので日本舞踊を体験してみたんです。そしたらすごく楽しくて、始めてから週一でお稽古に通い、今年で5年目になります。年に2回、発表会があるのでそれに向けて練習していますね。

 

——岩田さんにとって日本舞踊の魅力とは?

岩田さん:日本舞踊にはいくつかの流派があるのですが、私が踊るのは坂東流。日本舞踊の踊りには、子供からおじいさんまで様々な役のものがあり、ひとつの動作、例えば首の傾げ方にも、その役に合った動きがあるので、とても奥深いです。姿勢やお辞儀の仕方など先生の美しい所作を見ていると、ダラダラしていちゃ駄目だなと身が引き締まるところも魅力の一つだと思います。

——日本舞踊には資格のようなものもあるそうですね。

岩田さん:2014年に名取試験を受けて合格し、晴れて「坂東 香寿福(ばんどう かずふく)」という名をいただきました。私が通う日本舞踊のお稽古には5歳くらいの小さな子供から80歳くらいの生徒さんが、皆元気にお稽古に励んでいらっしゃるので社内とはまた違う刺激を受けますね。

「近江のお兼」を演じる岩田さんの画像

「近江のお兼」を演じる岩田さん

——日本舞踊で好きな踊りや形はありますか?

岩田さん:女形より男形の方が私は好きですね。男形は女形と違って、足を広げてポーズをとったり、内腿など普段あまり使わない筋肉をフル活用するので演目によっては、冬でも汗をかくことがあります。お稽古を続けていると長めの曲にも耐えられる体力もついてくるので運動不足解消にもいいかも。オフィスでは毎日がデスクワークですが、日本舞踊のおかげで姿勢が正され、腰痛に関してはあまり悩まされません。

 

——腰痛といえば、肩こりや目の疲れなども長時間パソコン作業をする情シス女子にとって定番の悩みですよね。

岩田さん:私の場合は眼精疲労と肩こりが辛いですね。仕事の合間に肩甲骨を回すなどのストレッチをしたり、姿勢を正してみたり。あとは細かい鍼がついたローラーで顔を刺激すると気持ちがいいので常備してコロコロしています。すごく疲れが溜まってしまった時は鍼灸にいきます。

男性と対等に仕事ができる知識と技術をさらに磨く

岩田さんの画像

——今後、お仕事でチャレンジされたいことや目標はありますか?

岩田さん:現在、私が関わっている業務についての知識をもっと勉強したいと思います。また、システム監査にも興味がありチャンスがあれば先輩のサポート業務から始めて、ゆくゆくはシステム監査対応の業務を表に立って担当してみたいと思っています。

 

——プライベートでの目標はいかがでしょうか?

岩田さん:日本舞踊では現在お稽古している男形の役が、10代のいわゆるイケメンの設定なので、颯爽とした歩き方や、ワイルドな決めのポーズ等ができるようになりたいです。週末やお休みの日はスノーボードや登山などアウトドアを楽しむことが多いのですが、寝袋を購入したのでテント泊登山にもっと挑戦してみたいですね。山の景色を眺めながら食べる山ご飯のレパートリーを増やすのもまた目標の一つです。

 


<最後に>
与えられた業務だけに満足することなく、常に向上心を持って次のステップへ進もうとする姿は仕事とプライベート、両方に通じることがあるということを改めて感じることができました。信念を持ち、自分の好きなことに対して一生懸命打ち込む男気溢れる情シス女子に今後も目が離せません。


PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)

100-0014 東京都千代田区永田町2-13-10
電話:03-6740-5000
設立:200961
URLhttp://www.pgf-life.co.jp/
社員数:680人(2015年12月末現在)
経営理念:我々は全世界のプルデンシャル・ファイナンシャル共通の価値観である「Core Values」に基づき行動する企業文化を醸成し、会社と社員の成長・発展に貢献すると同時に、自身の夢と成長を実現するため社員が常に挑戦し続ける企業風土を創り上げます。


文:izumi 撮影:大塚七恵 ヘアメイク:内藤瑛貴

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