『情シスNavi.』も取材でお世話になっている”情シスの集まり”PCNW。（PCNWは「PC・ネットワークの管理・活用を考える会」の略称。）

日頃から社内のシステム/機器管理に悩みを抱えている情報システム管理者の方を対象とした「情報収集・意見交換」の集いである。
他のエンジニアよりもあまり勉強会などの活動が少ない情シスに向け、「IT部門の人材を活性化させる」場を提供し、情報システム管理者の日々の課題を題材にした講演、事例紹介、参加者でのフリーディスカッションなど、他社のシステム管理者と悩みを共有したり、解決策を探る活動をしています。

そのPCNWの総会ともいえる大会が、7月5日（金）東京会場・7月12日（金）大阪会場で開催されます。
それぞれに定員がございますので、情報システム部門の方（またはそれに準ずる業務を担当する方）でご興味のある方は、早めのエントリーをオススメ致します。

情シス向けのイベントとしてはかなり大きな規模にもかかわらず、昨年も満席とその注目度合いが伺えます。
特にこの4月から働き方改革関連法が施行となり、生産性向上や長時間労働の解消等への取り組みとして何かしらITを利用することになることは避けられず、情シスに求められることも増えているのではないでしょうか？

情シスの定義はそれぞれの会社で大きく異なります。だからこそ、今の状況を知り、「何を求められているのか」把握することで、各自の情シス業務をパッシブからアクティブにすることができるかも知れません。

この記事の目次

• 第一部:基調講演・事例講演・パネルディスカッション
  • 基調講演：情シスRe-Born！稼ぐ情シスへの道
  • 事例講演：グローバル・クラウド・働き方、多様な変数に向き合う情報セキュリティ（仮）
  • パネルディスカッション：皆で考える！情シスに求められるミッションと目指すべき働き方
• 第ニ部：クオリティソフトからのソリューション紹介
• 第三部：懇親会

第一部:基調講演・事例講演・パネルディスカッション

基調講演：情シスRe-Born！稼ぐ情シスへの道

かつて（2015年）、セゾン情報システムズの情シスの姿。リソースの96％が既存領域で、新規取り組みは4％であった。とにかく忙しすぎて、期待に応えることができない構造的な課題を抱えていた。
結果的に、情シスへの信頼という貯金が真っ赤かとなり、危機的な状況に陥っていた。はたして信頼を回復できるのか？マイナスからスタートした情シス復活の物語りを生々しくお伝えいたします。

講師：
株式会社セゾン情報システムズ
HULFT事業部SE部
稼ぐ情シスエバンジェリスト(元情シス部門長)
高橋 秀治 氏

 

 

講師略歴：
1996年 日立製作所に入社。半導体部門にて三社の半導体部門合併に伴う企業再生の組織横断的なプロジェクトに参画。 その後、V字回復の経営で知られるミスミに入社し、徹底的な変化とスピードに対応する働き方を経験。
現職のセゾン情報システムズでは、企業再生の経験を生かした情報システム部門の再生を実施。その成果を生かし、HULFT事業部SE部にて「情シスRe-Born！稼ぐ情シスエバンジェリスト活動」を2019年4月より開始。
また、社外コミュニティーとして企業IT力向上研究会（ITEG）に参画、IT業界の構造改革にチャレンジ中。

 

事例講演：グローバル・クラウド・働き方、多様な変数に向き合う情報セキュリティ（仮）

国内・国外での事業展開、クラウド促進による環境の変化、働き方の変化、これらの様々な変数と企業における脅威をかけ合わせて、何を守るのかを定め、会社・事業の成長を止めない中でリスクを最適化するにどうすればいいのかを模索している弊社の取り組みの一部を紹介いたします。
※講演内容は一部変更となる可能性があります

講師：
経営インフラ部 システム企画グループ
松田 勇二 氏

講師略歴：
2017年 株式会社エス・エム・エスに入社。
情報セキュリティ担当として各種規定、事業特性をみたリスク最適化、全体最適のための製品導入や様々なセキュリティ対策と強化を推進中。

 

パネルディスカッション：皆で考える！情シスに求められるミッションと目指すべき働き方

働き方改革関連法の施行に伴い、システム面から対策に迫られている情報システム管理者は多いのではないでしょうか。対策のトレンドや情報システム管理者に求められるミッションの変化について、講演者を交えながらディスカッションします。

モデレータ：
PCNW 幹事長
TERRANET 代表
寺嶋 一郎 氏