脱”所有”宣言!働き方改革を見据えた「Marutto365(まるっと365)」-パシフィックネット

11/1、IT機器のライフサイクルマネジメントサービスを手がける株式会社パシフィックネットは、新しいIT機器LCMサービス「Marutto 365(まるっと365)」の提供を開始する。

LCMとは、ライフサイクルマネジメントの頭文字をとったものであり、IT機器の導入、運用、撤去を管理する仕組みのことである。

IT資産のライフサイクルマネジメントするには、多くの付随業務が発生する。パソコンやタブレット等の選定/調達、キッティング、資産管理、セキュリティ対策などの運用や保守、使用後のデータ消去や処分、クリーニングなど、業務システムの運用以外にも前述のような細かい作業も多く、情報システム担当の時間を奪い、本来行うべき業務に支障を来たすことになる。パシフィックネットは、従来から企業の情報システムを ワンストップで支援してきたこともあり、今回、新たなサービスを提供する。

この「Marutto 365」は、PCなどのIT機器・ソフトウェア等を”所有”するスタイルから、サービスとして”利用”するスタイルへの転換を後押し、情報システム部門をIT機器管理業務から開放するとともに、新しいIT-エコシステム・循環型経済の実現を目指している。

 

■「Marutto 365」概要

IT機器利用料、データ通信料、Microsoft 365、それらの保守・運用、そして使用済み機器のデータ消去、処分・再利用まで、すべてを”まるっと”組み合わせ、常にアップデートされた最新の状態をリーズナブルな月額利用料で利用できる。

 

■従来サービスとの違い

多くの企業では、業務PCの購入・保守、必要となる通信やクラウドサービスの契約、セキュリティ、運用におけるキッティングやヘルプデスクの委託ベンダーは全て異なっていることが多い。その為、機器導入やライセンスの管理、障害や問い合わせ対応等の負担が大幅に増加している。IT高度化・複雑化、セキュリティ脅威の増大、働き方改革の対応等により、さらなる負担の増大も予想される。

「Marutto 365」は、常に最新バージョンへのアップデートが提供され、最新の脅威への対策もされ、委託ベンダーの一本化による管理業務の軽減に貢献する。

■Win10移行や運用/管理も完全にサポート

Windows7の保守終了に伴うWindows10への切り替えも「Marutto365」ではサポートする。OSの機能更新、セキュリティ更新を目的とした年2回の大幅なアップデート(Feature Update)の運用管理を実現する。

Microsoft 365により、社内利用が中心だった従来型のパソコン管理ではなく、社外利用(モバイルワーク/リモートワーク/テレワーク)に対応した全く新しいセキュアな運用環境がもたらされる。PCリプレイス時に大きな作業負担となるデータの移行作業についても、Autopilot(PCに割り振られた固有IDをクラウド上にアップロードし、あらかじめ管理者が設定したプロファイル情報をクラウド経由でWin10搭載のPCに一括配布する機能。)を活用することにより、移行作業にかかる工数を大幅に削減するという。

■モバイルワークを意識した3つのプラン

Marutto 365で提供するデバイスは、低価格のモデルから指定モデルまで対応が可能である。標準でも通信SIM内蔵モデルが用意されており、安定した高速通信が可能なLTEに対応している。また、オプションでShadow Suiteに対応、PC内にデータファイルを持たせない「ファイル仮想化サービス*」も可能としており、働き方改革が求められる中、モバイルワークとセキュアを両立する環境を構築できる。

*ファイル仮想化サービス:PCにログインすると、クライアントPCに仮想ドライブが作成され、以後のドキュメント保存はすべて仮想ドライブに行われる。 ログオフすると仮想ドライブは消去され、PCにドキュメントは残らない。

 


プレスリリース:

働き方改革に最適、情報システム部門の負荷も大幅に軽減。月額利用料モデル「Marutto365」(まるっと365)を提供開始

 

Marutto 365:

https://www.prins.co.jp/service/solution/marutto365.html

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