求人サイト研究してみた〜検索機能を見つつ、使いやすさについて考える編〜

今回は各求人サイトの検索機能を比較、研究した結果をまとめていきたいと思います。使いやすさに焦点を当ててを見てみます。

求人サイトの「使いやすさ」とは何か?

~何に重きを置くかによって異なる「使いやすさ」~

求人サイトの使いやすさは、ユーザーの目的や検索スタイルによって異なります。情報入力を簡単に済ませ、素早く仕事を探したい人もいれば、各項目を慎重に検討しながら詳細な条件で検索したい人もいるでしょう。

そこで今回は、「シンプルな検索機能を好むユーザー向け」と「詳細な条件で検索したいユーザー向け」に分けて、それぞれに適した求人サイトを紹介していきます。

 

シンプルな検索機能を使いたい人向け

タウンワーク社員

このサイトは検索機能が非常にシンプルで、キーワードひとつで仕事を探せるのが特徴です。下部にある職種やエリア、駅から検索できる機能も備えており、初めに大まかに検索してから、後から条件を絞り込むことができるため、スムーズな検索が可能です。

また、詳細な条件を入力する前に「おおまかな求人の一覧」を確認できるため、選択肢を広げた状態で仕事探しを進められる点も利便性が高いのも特徴です。

 

求人ボックス

このサイトは、三つの検索条件のうち二つ以上を入力しなければ検索できない仕様ではないかと懸念しましたが、職種だけで検索したところ問題なく機能することがわかりました。

検索後に条件を細かく絞り込むことができる点も利便性が高いです。さらに、絞り込みカテゴリが横一列に配置されているため、画面の高さをとることなくコンパクトにまとまっており、視認性が良いのが特徴的でした。

 

indeed

検索入力欄以外に視線を誘導する要素が少なく、「次に何をすべきか」が明確になっているため、非常に操作性が高い印象を受けました。また、フリーワード検索機能が充実しており、職種、企業名、キーワードなど複数の条件で検索できる点が優れています。キーワードを忘れてしまっても検索しやすいため、利便性の高い設計でした。

 

詳細な検索機能を活用したい人向け

マイナビ転職

初めからこだわり検索が可能な設計となっており、交通アクセスの条件を選択できる点も特徴的でした。さらに、条件に合う求人の件数がリアルタイムで表示されるため、検索結果の状況を即座に把握できるのが利点だと思います。このように、詳細な条件を設定できる求人サイトは、特定の希望条件を持つユーザーにとって適しているでしょう。

 

ビズリーチ

求人タイプやリモートワークの可否がチェックボックスのみで設定できる仕様になっている点が新鮮に感じられます。また、過去に閲覧した求人やお気に入り登録した求人をすぐに確認できるため、就職活動の傾向を把握しやすかったです。多くのサイトでは、このような機能がマイページで管理されることが多いですが、ビズリーチではタブ切り替えで即座に確認できる設計となっている点が特徴的でした。

 

エン転職

検索条件に合う求人数の表示、検索履歴の保存、職種×勤務地検索がコンパクトにまとまっており、視認性と操作性が高いです。また、詳細な条件で検索したい場合は検索アイコンの隣にあるテキストをクリックすることで、より細かい検索設定ができるため、柔軟に条件を変更できました。

職種選択においても、多くの項目がある中で視線が流れすぎることなく、適切なレイアウトで整理されているため、読みやすさと情報の把握のしやすさが考慮されている点が優れていると感じました。

まとめ

求人サイトの「使いやすさ」は、ユーザーの検索スタイルや目的によって全く異なることがわかりました。シンプルな検索を重視するユーザーにとっては、最低限の情報入力で素早く求人を探せるサイトが適していますが、一方で、詳細な条件を設定したいユーザーにとっては、複数の検索項目を自由に組み合わせられるサイトが利便性が高いです。

今後も、求人サイトはユーザーのニーズに応じてサイトの検索機能を最適化し、より利便性の高いデザインを構築していくことが求められるでしょう。

 

情シスナビを運用している株式会社HumAInでは、求人メディアや求人サイトのノウハウも多数あり、開発・デザインの実績も豊富ですので、気になった方やお困りの方はこちらからお気軽にお問い合わせください。

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