この記事ではNotesの不具合「未読メールの表示数が実際の未読数と異なる」についての内容になります。
過去Notesで発生した全ての不具合・解決方法は下記記事に一覧にしてまとめてあります。
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Notesメールの未読文書数の表示を正常にする方法
Notesメールの未読文書数の表示がおかしくなった場合は、Notes管理者の方が下記解決方法を実施してあげる必要があります。
同じ不具合が発生している方は参考にして頂ければと思います。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
■Notes
Notes9.0.1 Basic
■OS
Windows10 Enterprise
■Microsoft Office
Office2016Professional
■パソコンスペック
メモリ:8GB
Bit数 :64bit
■ネットワーク
無線LAN(固定IP)
未読メールの表示数とは
未読メールの表示数とは、Notes左側のメニューにある受信ボックスに未読文書数が表示される事を指しております。
受信ボックス(1)
となっていたら未読メールが1件ありますよという意味になります。
未読メールの表示数が実際の未読数と異なる現象
現象としては
・未読メールはあるが表示されている未読文書数と異なる
となります。
この不具合が発生すると、見落としたメールがあるのではと心配になって探しますが結局見つける事ができず問合せが来るというパターンが多いです。
不具合発生の原因
今回の不具合が発生している原因は、何らかの影響で対象のDBが破損している為に発生していると思われます。
DBを修復してあげる必要がありますので下記解決方法の通り実施願います。
不具合解決方法・手順
今回の未読メールの表示数が実際の未読数と異なる不具合はDominoコンソールで修正コマンドを実施する必要があります。
Dominoコンソールを起動し下記修正コマンド実施して下さい。
①drop mail\(対象IBM Lotus NotesDB名).NSF
②dbcache flush
③load fixup -F mail\(対象IBM Lotus NotesDB名).NSF
④load updall -R mail\(対象IBM Lotus NotesDB).NSF
⑤load compact -c mail\(対象IBM Lotus NotesDB).NSF
詳しくは下記記事にありますので参考にして下さい。
まとめ
未読メールの表示数が実際の未読数と異なる
Dominoコンソールで修正コマンドを実施する
未読メールの表示数が異なっていたとしても問題無くNotesは使用可能です。
が、未読メールの表示数がある事によって、メールの見落としを防いでいます。
重要なメールを見落としちゃう前に修正コマンドを実施して解決しましょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。