【Excel】社内SEによる使い方勉強講座~初心者編⑥~
■本記事の内容
約1,000人規模の会社で社内SEをやっている私がExcelの使い方勉強講座と題して
少しでもみなさんのスキルレベルアップに繋がれば良いという思いからスタートしました。
今回は「Excel初心者編⑥」となります。
この記事の目次
【初心者編その⑥】表の操作、グラフを作ってみる
前回はテーブルを挿入し、より使いやすい表をつくりました。
今回は寄り踏み込んでグラフを作成し、見やすい資料としてみましょう。
今回は最終的にこのようなファイルを作りたいと思います。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク |
---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN |
STEP①:テーブルスタイルを変更してみる
テーブルを挿入した表は自動的に色をつけてくれています。
青白といったしましま模様が入っていますね。
見やすい色に変更するのにはどうすればいいのでしょうか。
ヘルプの横のテーブルデザインというところクリックしてください。
今回は緑色を選択してみましょう。
今はしましま模様ですが、しましまも外すこともできます。
テーブルスタイルのオプションというところにチェックを入れるところがたくさんあります。
一番強調したいところを強調してみましょう。
今回は合計点数を強調してみましょう。
STEP②:並び替えをしてみる(フィルターを使用する)
合計得点が高い順や国語の点数が高い順などに並び替えたいときがある場合はどうすればいいのでしょうか。
テーブルが挿入されたシートは非常に簡単です。
合計の右横に下向き三角形が付いているのが見えると思います。
これはフィルターと呼びます。一度押してみましょう。
昇順と降順というものがでてきています。
降順:点数が高い順
昇順:点数が低い順
テーブルを導入している表ならば簡単に並び替えることができるのです。
名前順なども簡単に並び替えることができます。
あいうえお順に並び替えてみましょうか。
名前のところのフィルターを押し、昇順を押すことで簡単に並び替えることができました。
また例外的なデータが含まれているかもしれませんのでそのデータを覗いて集計をかけたいときはどうすればいいでしょうか。
フィルター機能の大野さんの名前のチェックを外せば大野さんのデータを外すことができるのですが、作業シートが隠れてしまうのが注意が必要です。
大野さんを選択しないと以下のような表になります。国語が集計されないのはこまりますね。
どうすればいいかというとかぶらないようにずらすことが必要です。
今回は集計表の下に作業シートを持ってきましょう。
切り取り「Ctrl+X」で移動させましょう。
A10セルを選択していただいて、貼り付け「Ctrl+V」ですね。きれいに移動させることができました。
STEP③:グラフを作成してみる
数字だけでも十分に見やすくなりましたが、もう少し視覚に訴えることができるようにグラフを作成してみましょう。
今回は各教科の点数と合計点数を選択してみます。
その後挿入ボタンをクリックし、棒グラフ作成のボタンをクリックしましょう
簡単にグラフが作成できました。集計表とかぶっている場合は少しずらしてみましょう。
何も書いていないところをクリックして左の方に移していきましょう。
グラフのタイトルを決める
グラフタイトルと書いているところをクリックしたら中身の文字を変更することができます。
文字を一度すべて消していただいて、「集計」と入力してください。
グラフの要素を変更してみる
今は縦軸が点数になっています。
場合によっては縦軸の要素を別にする必要がでてくるかもしれません。
その場合はどのようにすればよいのでしょうか。
バージョンによりますが、「グラフのデザイン」というタブが出ていると思います。
その中の行列の切り替えというボタンを押してみましょう。
切り替えてみてどれが必要なグラフか選んでみましょう。
データラベルをつける
棒グラフは視覚に訴えることができますが、点数が見えにくいという欠点があります。
棒グラフに点数が直接書き込まれていたら見えやすいですよね。
データラベルは棒グラフに直接数字を書き込んでくれます。
より見やすくなりました。
本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
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