【Excel】社内SEによる使い方勉強講座~初心者編⑤~
■本記事の内容
約1,000人規模の会社で社内SEをやっている私がExcelの使い方勉強講座と題して
少しでもみなさんのスキルレベルアップに繋がれば良いという思いからスタートしました。
今回は「Excel初心者編⑤」となります。
【初心者編⑤】テーブルを使った表を作成する
前回はコピー&ペーストのショートカットやオートフィルの使い方を勉強しました。
せっかく作った表ですが、このまま実用していくには少し使いにくい表になります。
今回はテーブルを使ったワークシートを作成しましょう。
今回は最終的にこのような図を作りたいと思います。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク |
---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN |
STEP①:ワークシートを追加してみる
今回は前回作ったシートをもう少し使いやすい表にしてみましょう。
下のSheet1と書いてある右に+マークがあります。こちらを押してみましょう。
ワークシートが追加されました。+マークを使いワークシートをどんどん作っていくと何が書いてあるかわからなくなってしまうかもしれないので、シートの名前をつけましょう。
Sheet1と書いているところをダブルクリックすると文字を変更することができます。
Sheet1の名前を「エクセル」 Sheet2の名前を「PC」にしましょうか。
これで何が入っているかがわかるようになりました。
シートを追加したら基本的に名前を入れていきましょう。
STEP②:文字の装飾をしてみる
文字を目立たせるために文字の装飾について勉強してみましょう。
今回はタイトルを「PC」にします。
文字の色はもう変更できると思います。今回は文字の色を緑色にしてみましょう。
太文字
こちらのボタンを押してください。一度クリックすると太字になります。
斜体
こちらのボタンを押してください。一度押すと斜体が解除されます。
下線
こちらのボタンを押してください。こちらも選択したり解除されたりします。
この3つとも組み合わせることができます。
状況によって使い分けましょう。
STEP③:表の作り方
このSTEPは復習になります。
項目を作ってみます。
これは「エクセル」ワークシートと同じ内容を入れてみます。
「Ctrl+C」で簡単にコピーができますね。
「エクセル」ワークシートの要素をコピーして
「PC」ワークシートに貼り付けました。こちらは「Ctrl+V」でしたね。
要素を入力してみましょう。
まず鈴木さんを入れて 適当に点数を入れてみます。
これで準備は完了です。
STEP④:テーブルを使ってみる
今回は前回と違ってテーブルという機能を使ってみます。
まずA2セルからE3セルを選択してください。
今度は挿入タブをクリックしてもらってテーブルという項目をクリックしてみましょう。
このようなボックスがでてきました。
次に「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」のチェックマークに必ずチェックを入れてください。
その後にOKボタンをクリックしてください。
そうすると次のような画面になります。
次の要素を入れるとどの様になるのでしょうか。
まずは名前の要素を入れて科目の要素も入れてみましょう。
次のような表になったと思います。
集計表を作っていきたいとおもいますが、1から作るのは大変なのでSheet1のエクセルのシートのから移してきます。
範囲を指定して「Ctrl+C」(コピー)でした。
関数を含む表は「コピー」よりも「切り取り」のほうがいいのですが、今回は指定されている範囲が同じなのでコピーで持ってきます。
その後シートを「PC」のシートのG2セルに「Ctrl+V」(貼り付け)を押してみましょう。
コピーができました
最初の表とテーブルはどう違うのでしょうか。
違いを確かめるために、最初に作った「エクセル」のワークシートの方にもうひとり「大野さん」の要素を入れてみましょう。
点数の要素はすべて100点にしましょうか。
せっかく追加したのに作業スペースには影響がないようですね。
例えば大野さんの数学の点数は100点なのに最高点に反映されていません。
また作業スペースの左に警告マークがでていますね。
この警告マーク指定されている範囲がずれているかもしれないと注意してくれています。
警告マークがでているセルを選択していただいてF2キーを押してみてください。
SUM関数の範囲が表示されます。大野さんは選択から漏れていますね。
せっかく追加したのに困りますね。また範囲を指定し直さないといけません。
「PC」のワークシートに移ってみましょう。
大野さんの要素を追加してみますね。
作業スペースに反映されました。
警告マークも付いてませんし、こちらの表を使えばどんどん要素を追加したとしても簡単に反映してくれそうですね。
まとめ
Exceのl表を作るときはテーブルという機能を使うようにしましょう。
テーブルは色々他にも便利な機能があります。
まず鈴木さんの合計点を計算してましょう。
初心者講座④ではオートフィルを使ったのですが、オートフィルを使わなくても勝手に計算してくれました。
テーブルを使った資料を作れば、便利なのと応用が効きますので積極的にご利用いただければと思います。
いままでの復習をしてみたいという方はExcelファイルを添付しますのでご活用ください。
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■本記事の内容
約1,000人規模の会社で社内SEをやっている私がExcelの使い方勉強講座と題して
少しでもみなさんのスキルレベルアップに繋がれば良いという思いからスタートしました。
今回は「Excel初心者編⑤」となります。
■結論
STEP①:ワークシートを追加してみる
STEP②:文字の装飾をしてみる
STEP③:表の作り方
STEP④:テーブルを使ってみる
本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
何かお困りごとやご相談、ご意見等ございましたらコメント願います。