【Excel】社内SEによる使い方勉強講座~初心者編②~

■本記事の内容
約1,000人規模の会社で社内SEをやっている私がExcelの使い方勉強講座と題して
少しでもみなさんのスキルレベルアップに繋がれば良いという思いからスタートしました。

今回は「Excel初心者編②」となります。

【初心者編②】Excelで表を作成する方法

前回はExcelの基本的な操作と用語等について解説しました。

今回は実際に表を作っていきながら、よくあるテクニックや操作について一緒に勉強していきましょう。

今回は最終的に以下の表を作りたいと思います。

環境のご説明

今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 OS Microsoft Office メモリ Bit数 ネットワーク
内容 Windows10 Enterprise Office2016Professional 8GB 64bit 無線LAN

STEP①:表の作り方の基礎

作り方にコツがあります。基本を抑えましょう。

表の一番上を入力していきましょう。

「項目」になります。「見出し」ともいいます。

項目に関しては「行」に入れていく要素になります。

「名前」はすべての人が持っていますよね。この「名前」が「項目」の要素になるわけです。

「項目」に当てはまる「要素」をどんどん下に入れていきましょう。こちらは列に入れていく項目です。

今回は「名前」「国語」「数学」「化学」「合計」の「項目」を設けてみます。

まずセルの選択からしましょう

A2セルを選択してみました。

ここのセルには「名前」を入れてみます。キーボードで文字を入れてエンターキーを押す。でしたね。

次はB2セルを選択してみましょう。

このセルには「国語」C2セルには「数学」D2セルには「化学」E2セルは「合計」それぞれ文字をいれてエンターキーを押します。

次に名前のところに「要素」を入れていきましょう。

なんでもいいのですが、鈴木 中島 林 森 と入れてみましょうか。

科目のところには適当に数字を入れてみます。

100点満点で入れてみましょう。

STEP②:項目に色を入れる

「項目」に色を付けると更に表が見やすくなります。

今回は項目のセルを塗りつぶして、項目の文字を白抜きの文字にしてみましょう。

項目のセルを塗りつぶしてみる

まずは項目のすべてを選択してみましょう。グレーになりましたね。

選択した部分の背景に色を付けるときは「ホームタブ」のバケツのマークを選択してみてください。

バケツマークの右隣の下向き三角形を押すと色が選べます。今回は青色にしてみましょうか。

背景が青色になりましたね。

セルの中の文字を見やすくする

中の文字が黒いので見にくいです。

文字を白色にするにはどうしたらいいでしょうか。

これは一度勉強したと思います。

「ホームタブ」の文字の色の変更を選んで白色を選んでみましょう。

こうすると見やすくなりますね。

項目のところはわかりやすくするために色を付けておいたほうが後々わかりやすくなるはずです。

STEP③:罫線を引く

Excelにはもともとグレーの線が引いてますよね。

これは入力しやすいように見えているだけで実際は印刷されたりしません。

もし何もしないまま印刷してしまうと白抜きになってしまいとても見にくいです。

黒い線を引いてわかりやすいようにしましょう。

まず線を引きたい範囲を選択します。

A2セルからE6セルまでを選択してみましょう。

次に「ホームタブ」に線を引く機能を持つボタンがあります。

これですね。

格子というところがあるので選択します。

これを選ぶと枠を引くことができました。

黒い線が入ると表っぽく印刷されます。

STEP:④:列と行を挿入・削除する

表を作成し終わったと思った際に、追加で入れないといけない人がでてきてしまうこともあるかもしれません。

その場合はどうすればいいのでしょうか。

中島さんの上に田中さんを入れる必要が出てきた場合のことを考えてみましょう。

まず中島さんの行を選択しましょう。数字の4をクリックしてください。

横がすべて選択された形になるのがわかりますね。

その後右クリックをして下さい。

いろいろな項目がありますが、出てきた「挿入」ボタンを押してください。

中島さんの項目が下がりましたね。

ここに田中さんを入力してみましょう。

田中さんの点数も適当に入れてみましょう。

これでデータを入れ忘れたとしても簡単に対応することができるようになりました

田中さんを削除したいときはまた右クリックを押していただくと削除の項目があるので押してみましょう。

STEP⑤:高さと幅の調節

いまセルの大きさはすべて同じ大きさです。

幸い今の文字の数だと十分セルに収まりますが、文字が多くなってくるとはみ出してしまったり、空白が目立つときにセルの大きさを小さくすることもできます。

AとBの間にマウスのカーソルを合わせると横に矢印が出ます。

今回はAを選択していますが、Bの行ならばBとCの間、Cの行ならばCとDの間にマウスのカーソルを合わせてください。

この状態で左クリックしながらマウスを動かすと行の大きさを変えることができます。小さくしたり、大きくしたりできます。

大きく

小さく

「エクセル」のところの幅も調節することができます。

今度は列の大きさを調整したいので1と2の間にカーソルを持ってきてください。

左クリックをしながら下に上にカーソルを持ってくると大きさを変えることができます。

大きく

小さく

これでセルの高さも調整できますね。

結構使うテクニックなので是非マスターしてください。

STEP⑥:文字の位置を調整する

Excelでは予め日本語を入力するとセルの左に寄るように、数字を入力するとセルの右に寄るようになっています。

少し見にくいので項目を真ん中に寄せてみましょう。

寄せたいところを選択してみます。

その後「ホームタブ」の真ん中揃えのところを選択してください。

今回は真ん中にそろえてみましたが、左側にも揃えることができますし、右側に寄せることもできます。

まとめ

表を作る際もちょっとした意識で見やすくすることができます。自分だけでなく他の方に提出する際も「わかってるな!」と思っていただける表になります。

■本記事の内容
約1,000人規模の会社で社内SEをやっている私がExcelの使い方勉強講座と題して
少しでもみなさんのスキルレベルアップに繋がれば良いという思いからスタートしました。

今回は「Excel初心者編②」となります。

■結論
STEP①:表の作り方の基礎

STEP②:項目に色を入れる

STEP③:罫線を引く

STEP:④:列と行を挿入・削除する

STEP⑤:高さと幅の調節

STEP⑥:文字の位置を調整する

本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

何かお困りごとやご相談、ご意見等ございましたらコメント願います。

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