【Windows10】「Windows.old」を削除してCドライブの空き容量を増やす方法
この記事では、Cドライブの空き容量が少ない時に「Windows.old」フォルダを削除して空き容量を増やす方法を紹介します。
この記事の目次
「Windows.old」フォルダを削除してCドライブの空き容量を増やす方法
気付いたらCドライブが真っ赤っかになっており、空き容量が少なくなってしまっていませんでしょうか?
デスクトップ等にある不要なファイルを削除した上でそれでもCドライブの空き容量が少ない場合は本記事で紹介している「Windows.old」フォルダの削除を実施していきましょう。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目
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OS
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Microsoft Office
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メモリ
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Bit数
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ネットワーク
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内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN |
「Windows.old」フォルダとは?
Windows10の更新プログラム適用時に自動的に作成されるフォルダが「Windows.old」フォルダです。
このフォルダ内には・更新プログラム適用前の「システムファイル」や「プログラム」等が保存されており、更新プログラム適用後に何か不具合があった場合に元に戻せる様になっております。
デフォルトの仕様として1ヵ月経過すると「Windows.old」フォルダが自動で削除されますが、なんせこの「Windows.old」フォルダの容量が20-30GB程有り、Cドライブの空き容量が少なくなってしまうという問題があります。
※注意点:「Windows.old」フォルダを削除すると以前のバージョンに戻すことができなくなります。
Windows10更新プログラム適用後に不具合が無い事を確認してからこの後ご紹介する削除を実施して下さい。
「Windows.old」フォルダをディスククリーンアップで削除する方法
「Windows.old」フォルダはディスククリーンアップで削除を実施します。
というのも対象フォルダを手動で削除しようとしてもアクセス権が・・・等のエラーで削除する事ができません。
下記の方法で削除を実施しましょう。
手順①:ディスククリーンアップを選択
Windowsマーク→Windows管理ツール→ディスククリーンアップを選択します。
手順②:システムファイルのクリーンアップを選択
システムファイルのクリーンアップを選択します。
手順③:以前のWindowsのインストールにチェック
以前のWindowsのインストールにチェックを入れOKを選択します。
(私のパソコンでは32.4GBもありました・・・)
手順④:ファイルの削除を選択
これらのファイルを完全に削除しますか?と表示されますのでファイルの削除を選択します。
手順⑤:ディスククリーンアップが完了するまで待機
クリーンアップが始まりますので完了するまで待ちます。
(クリーンアップ画面が消えたら完了です)
「以前のWindowsのインストールまたは一時インストールファイルをクリーンアップすると、コンピューターを以前のバージョンのWindowsに復元することはできなくなります。この操作を実行しますか?」
という画面が表示された場合ははいを選択します。
手順⑥:Cドライブの空き容量が増えた事を確認
①-⑤までの作業で「Windows.old」フォルダが削除され、Cドライブの空き容量が増えているはずですので確認して下さい。
以上で作業完了です。
まとめ
この記事では、Cドライブの空き容量が少ない時に「Windows.old」フォルダを削除して空き容量を増やす方法を紹介しました。
ディスククリーンアップで「Windows.old」フォルダの削除を実施
Cドライブの空き容量が少ないと新しいソフトウェアをインストールする事もできませんし、何よりパソコンの動作が重くなってしまう原因にもなります。
どうも最近動作が重たいなと思っている事がありましたら試してみる価値はあるかと思います。
本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
何かお困りごとやご相談、ご意見等ございましたらコメント願います。