情報処理安全確保支援士の勉強時間は?勉強法や午後問題の対策も紹介

情報処理安全確保支援士は、2017年に新設された情報セキュリティに関する国家資格です。
試験はIPAの情報処理技術者試験の中でもレベル4に設定されていて難易度が高く、2022年春季の合格率は19.2%でした。
IT系で初めての士業ということもあり、資格を取得したいと考える人もいるでしょう。
そこでこの記事では、情報処理安全確保支援士の試験の勉強時間や勉強法について解説します。

 

情報処理安全確保支援士の勉強時間

情報処理安全確保支援士の勉強時間は、IT系未経験者で500時間が目安です。
以下に、経験や資格取得状況別の勉強時間の目安を紹介します。

  • IT系未経験者・資格なし:500時間程度
  • 応用情報技術者試験の資格取得済み:200時間程度
  • 現役エンジニア:50〜120時間程度(経験や資格により変化)
  • 情シスやセキュリティなど関連部署の現役エンジニア:20時間程度

情報処理安全確保支援士試験の午前試験は応用情報技術者試験の内容から出題されます。
応用情報技術者試験を取得していると2年間は午前1の試験が免除されるため、IT系未経験者はまず応用情報技術者試験を取得するのも良いでしょう。

情報処理安全確保支援士は独学で合格できる?

未経験の場合、独学で合格できるかが気になるところだと思いますが、情報処理安全確保支援士試験は独学で合格できます。
独学の場合は、以下のようなポイントが重要です。

  • 事前知識として情報セキュリティについて本やUdemyで学ぶ
  • 同じように独学で合格した人がおすすめする参考書を利用する
  • 過去問を繰り返し解く

もし独学で理解が難しいと感じる場合は、通信講座や予備校を検討しても良いでしょう。

 

【経験別】情報処理安全確保支援士の勉強時間の配分と効率の良い勉強法

情報処理安全確保支援士の試験は高難度のため、経験者も未経験者も限られた時間で効率良く勉強する必要があります。
まずは以下のような準備をしましょう。

  • 勉強スケジュールを立てる
  • 合格者がおすすめする参考書を選ぶ
  • 参考書以外にも事前にセキュリティの知識をつけておく

セキュリティの知識を身につけるには、「暗号技術入門」という本もおすすめです。

準備ができたら、試験対策を始めましょう。
ここでは、経験別の勉強法を紹介します。

未経験者の勉強時間の配分と勉強法

未経験者は、まずは重点的にITの基礎知識をつけて午前試験の対策をしましょう。

勉強時間の配分

午前試験の基礎知識の習得に時間をかけましょう。
ここで身につける基礎知識は午後試験にも役立ちます。

効率の良い勉強法

午前試験は応用技術者試験から出題されるため、応用情報技術者試験もしくは基本情報技術者試験など下位試験の勉強をします。
知識がついたら過去問を解きましょう。
応用情報技術者試験情報処理安全確保支援士の過去問道場を利用すれば良いでしょう。

・現役エンジニアの勉強時間の配分と勉強法

現役エンジニアや下位試験の合格者は、午後試験を重点的に勉強しましょう。
午後試験は長文読解力も必要とされるため、数をこなすことが重要です。

勉強時間の配分

セキュリティ関連ではないエンジニアは、まず副読本などでセキュリティに関する知識を入れるのがおすすめです。
その後、午後1・午後2試験を重点的に勉強します。

効率の良い勉強法

まず参考書を一通り見て全体を把握し、苦手な分野を重点的に学習します。
午後試験対策はできるだけ多くの過去問を解きましょう。

難易度が高い午後試験の対策

午後試験は長文を読解する必要があるうえ記述式のため、合格点を満たせず落ちてしまう人も多いのが現状です。
ここでは、難易度が高い午後試験の対策を2つ紹介します。

・知識を整理してまとめる

午後試験の問題は、文章の要点をつかみ正解を導き出す「長文読解力」が必要になりますが、それ以上に知識を整理しておくことが重要になります。
例えば、「脆弱性」から種類やそれぞれの対策を覚えるといったように、ある単語から関連する用語をセットにして覚えたり、全体像からの役割や位置付けを体系的に整理したりしておきましょう。

・過去問を繰り返し解く

必要な知識をつけたら、過去問をひたすら解きましょう。
午後試験の問題は長文のため、設問を先に読んでから本文を読む、重要な箇所をチェックしながら読むといった長文読解対策も重要です。

過去問は、3〜4年分を2周ほどするのが良いでしょう。
解いた後は必ず解説を読んでインプットしてください。
また、午後問題をジャンル別に厳選して掲載している問題集もあるため、全ての過去問をひたすら解くのが難しい人は問題集を利用して効率的に学習しましょう。

まとめ

情報処理安全確保支援士試験の勉強時間は、IT未経験者だと500時間程度が目安です。
特に午後試験は難しく、深い知識に加えて長文読解も必要になります。
ただし、難易度は高いですが未経験者も独学で取得可能です。
スケジュールを立てて効率の良い勉強法を実践し、情報処理安全確保支援士の資格を取得しましょう。

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