フリーランスに必要なスキルとは?案件に困らないエンジニアになるための3つのスキルもご紹介!
近年、場所や時間を選ばない新しい働き方として注目を集めているフリーランス。高収入を実現できるという情報が拡散されていることからも気になっている方は多いかと思います。
しかし実際、フリーランスとして活動するためにはどのようなスキルが必要なのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、フリーランスに必要なスキルについて解説します。業種を問わず、すべてのフリーランスに必要な6つのスキルはもちろん、フリーランスエンジニアとして活躍するために必要なスキルについてもご紹介!
将来的にフリーランスとして活動することを視野に入れている方は、ぜひご活用ください。
この記事の目次
フリーランスに必要な共通スキル6選
フリーランスとして活躍するために必要な6つのスキル・知識をご紹介します。
さまざまな職種のフリーランスで共通して重要視される項目となりますので、ぜひ参考にしてください!
セルフマネジメント能力
フリーランスには自身の行動や業務を管理するセルフマネジメント能力が必要不可欠です。
常に上司や同僚の目があり、1日の作業量が定められている会社員とは異なり、フリーランスは基本的に1人で作業します。そのため、業務スケジュールや1日あたりの作業量など進捗管理は自分で行わなければなりません。
また、セルフマネジメントには業務スケジュールだけでなく、体調管理など全般的な自己管理も含まれます。
フリーランスとしてクライアントから提示された納期を守り、継続的な案件を獲得するためには徹底した自己管理を心がけましょう。
■Zさん
私はフリーランスなんですがセルフマネジメントが下手なので油断するとすぐ仕事で生活が埋まってしまいます。 相手によく思われたいというエゴが出てくると大抵ダメですね。 期待を超える仕事をするのは当然ですがエゴのために相手の期待値をつり上げてしまうとその代償は割に合わないほど大きい。 |
引用:https://twitter.com/jinn_miyabi/status/1569123375787945984
コミュニケーション能力
フリーランスとして活動するにあたって、クライアントとのやりとりは少なからず発生します。そのような場面で適切な対応をするためのコミュニケーション能力もフリーランスにとって重要な要素です。
とはいえ、メールやチャットへの即レスや報連相の徹底など、社会人として最低限のコミュニケーションができれば基本的な業務に支障は出ません。
また、案件概要の「理解力」や疑問や問題点を明確に伝えられる「質問力」や「提案力」も重要な要素です。クライアントの業務上のストレスを少しでも減らせるような意思疎通を行い、継続的な依頼を期待できる信頼関係の構築を目指しましょう。
■Tさん
副業から始めてフリーランスで安定して会社員以上の月収を得るには誰でも遅くても1年以内に可能です。必要なのは「正しい方向性」「行動を止めない姿勢」「適切なスキル学習」「仕事を得る営業力」「当たり前のコミュニケーション力」。個人の力の需要は今後も伸び続ける。自信を持ち前進しましょう。 |
引用:https://twitter.com/ToshiTraveler/status/1576320095587966976
営業力
フリーランスとして案件を獲得するために必要なのが「営業力」です。
フリーランスは基本的に収入源となる案件を自分自身で獲得しなければなりません。そのため、自身のスキルを売り込める営業力が必要となります。
なお一般的にフリーランスとして新規案件を獲得する場合、以下のような方法が一般的です。
- SNSやブログから受注する
- 友人や知人などオフラインの繋がりから受注する
- クラウドソーシングサイトで案件に応募する
- ビジネス系マッチングアプリを活用する
- 交流会やセミナーなどのイベントで営業する など
どれほど高いスキルや知識を持っていても活躍の場がなければ宝の持ち腐れとなってしまうため、自身の強みを理解し、分かりやすく相手に伝えられる方法を模索しましょう。
■Bさん
副業、フリーランスのライターで仕事を得たいと思ってクラウドソーシングなどで仕事を探す人もいると思います。見つかる案件は継続になる確率が低く、単価も安いです。フリーランスに必要なのは営業力。自分のスキルや経験を元にクライアントになりそうな会社に営業をかける。継続案件を得る近道です。 |
引用:https://twitter.com/byoshinari/status/1577661598675521537
案件への嗅覚と決断力
フリーランスには、受注する案件を選ぶための「決断力」も重要なスキルです。
フリーランスとして活動していると複数の案件が同時に決まったり、大型案件が舞い込んできたりといった状況が突如として発生します。
そのような状況下において、報酬や業務内容、クライアントの様子などの判断材料から案件の質を嗅ぎ分け、自身が引き受けるべき仕事を決断しなければなりません。
それに伴って、条件に折り合いをつけるための「交渉力」やクライアントに幅広い可能性を提示するための「提案力」も必要となります。
どんなに規模が小さくても自分が決裁者であることを意識し、正解にもっとも近い決断を模索し続けることがフリーランスとして長く活動するためのコツといえるでしょう。
■Mさん
チャンスをものにするには、普段の準備が重要です。突然現れ通り過ぎるものです。必要なスキルと行動基準を準備しておきましょう。スキルは、すぐに行動できる自信。行動基準は、即決できる判断。どちらも大切な準備事項です。 |
引用:https://twitter.com/KeiSuMura/status/1577267292957818880
向上心・吸収力
フリーランスには「向上心」や「吸収力」といった学習に関するスキルも非常に重要です。
とくに技術や手法のトレンドが目まぐるしく変わるWeb関係のフリーランスでは、常に新しいスキルを学び続ける必要があります。
つまり、フリーランスにとって商品となるスキルや知識を常にアップデートし、磨き続けることで競合に対しての優位性を保持できるのです。
フリーランスとして安定した収入を得るために、ただ業務をこなすだけでなくスキルや知識を学習するための時間も確保しましょう。
■Kさん
Webの世界では現状維持は完全な後退です!今の年収を維持する、今のスキルで生きていく。この現状維持スタンス、かなりヤバい。Webの世界では常にトレンドが変わる。新しい手法も出てくる。なので、今のやり方で勝負すると時代遅れになる時が来る。現状維持を目指すと生き残れない。常に勉強が必要 |
引用:https://twitter.com/WEB59664313/status/1577962377252741120
納税や社会保険などに関する知識
フリーランスは、今まで会社がやってくれていた納税や社会保険の手続きも自身で行わなければなりません。そのため、お金に関する各種公的手続きの申請手順や制度について把握しておく必要があります。
なお、制度を正しく理解していないと、無駄に税金を払わないといけない可能性もあります。さらに確定申告などの手続きに不備があると税務署の監査が入ったり、追加徴税などのぺナルティを課せられたりといった好ましくない事態に陥るケースも。
少しでも節税するために、基礎的な知識だけでも身につけておきましょう。
■Tさん
フリーランスになる人は ・所得税 ・住民税 ・消費税 ・予定納税 ・個人事業税 ぐらいの税金は覚えておいたほうがいい。 所得がある一定の水準を超えると1年中税金払ってるみたいな状態になる。 文筆業(ライター)は個人事業税が非課税+文美国保の対象なので知っておくと得。 知識は自分で得るべし。 |
引用:https://twitter.com/Tottokolancer/status/1141207707715661824
フリーランスエンジニアに必要なスキル・知識3選
社内SEからフリーランスエンジニアへと転身するために必要な3つのスキル・知識をご紹介します。
「将来的にフリーランスとして活躍したい!」と考えているエンジニアの方は、ぜひご確認ください。
プログラミングスキル
フリーランスのエンジニアとして活動するにはプログラミングスキルが必須です。
ただし、必要な言語は受注する案件によって大きく変わるため、自身の携わりたい業務に応じたスキルを身につける必要があります。
なお、代表的な業務ごとの必要言語としては以下の通りです。
- システム開発:「Java」「C♯」など
- Web開発:「Python」「Ruby」「HTML」「CSS」など
- アプリ開発:「Swift」「Kotlin」など
- ソフトウェア開発:「C言語」「C++」「Java」など
習得したプログラミング言語が多ければ多いほど、受注できる案件の幅は広がりますが、最低でも自身がメインで携わりたい業務に関連する言語だけでもしっかりマスターしておきましょう。
デバイス・OSに関するスキル・知識
フリーランスとして受注する案件によっては、デバイスやOSに関するスキル・知識も必要です。
例えばアプリ開発に携わりたいのであれば、プログラミングスキルや知識だけでなく、スマートフォン本体やOS(iOSやAndroid)についての知識や関連スキルが必要となります。
また、自動車や電化製品に組み込むソフトウェア開発に携わるなら、それぞれの機器に組み込むOS(FreeRTOSやVxWorksなど)についての知識も必要です。
それぞれの業務のプロフェッショナルとしてクライアントに示せるよう、デバイスやOSについての知識も深めておきましょう。
サーバー・ネットワークに関するスキル・知識
フリーランスとしてインフラ構築業務に携わる場合、ネットワークやサーバーについての知識・スキルが必要です。
現在、社内SEとして勤務している方の多くが所持しているスキルですが、どのようなクライアントからの要望にも応えられるよう知識を深めておきましょう。
他にもシステム運用・保守に関連するセキュリティやガイドラインなどの知識も把握しておくことで獲得できる案件の幅が拡がります。
また、近年普及しているクラウドサービスやRPA(業務プロセスを自動化するシステム)などに関する知識やスキルも重宝されているため、フリーランスとして独立する前に身につけておくのがおすすめです。
まとめ
フリーランスとして活動するためには、多種多様なスキルが必要です。業務に関する専門的なスキルから営業力や自己管理能力など、会社員時代には重視されなかったスキルも必要となるため、総合的な能力を問われる働き方とも言えます。
人によって向き・不向きが激しい働き方でもあるため、フリーランスへ転身する際は慎重に決断しなければなりません。
ただし時間や場所に縛られない働き方ができたり、やり方次第で高収入を実現できたりといったメリットもあるため、自身のスキルや性格を客観的に見つめ直し、適性がありそうならチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
もしフリーランスへの道を選択するのであれば、フリーランスエンジニア・コンサルタントのための案件紹介サイト「フリーコンサルPro」の活用もおすすめです。ハイクラスのフリーランス人材に向けた高額案件も多数掲載していますので、自身の希望を実現する案件を獲得するためにもぜひご確認ください。