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ドコモ、スマホの高速データ通信サービスを発表 2017年3月から開始
- 2016/9/14
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NTTドコモはスマートフォン(スマホ)のデータ受信速度を最大で毎秒512メガビットと従来よりも40%引き上げるサービスを提供すると発表した。2017年3月に東京23区や大阪、名古屋の近郊から開始する。
新しいデータ通信を発表するNTTドコモの三木睦丸・ネットワーク部部長
新しい高速通信サービスでは、これまで1分半かかっていた5分程度の4K動画が30秒と3分の1の時間でダウンロードできる。そのため、スマホで大容量動画を快適に楽しめるという。
高速通信サービスは「4×4MIMO(マイモ)」と「256QAM(キューエーエム)」という2つの新技術によって実現した。4×4MIMOは基地局と端末とのやりとりをするアンテナを現行の2本から4本に増やす技術。この技術によって通信速度が毎秒512メガビットまで高速化できるという。
もう1つの256QAMは一回の通信で送る情報量を増やす技術で、通信速度が毎秒500メガビットまで高めることができるとしている。9月13日に開かれた記者説明会で、三木睦丸・ネットワーク部部長は「当社は今ネットワークの高速、大容量化に取り組んでいる。ネットワークのよさには自信があり、多くの人に利用してもらいたい」と話した。
ドコモでは9月13日に定額制の大容量データ通信の新料金プラン「ウルトラパック」も発表した。月20GBのプランが税別で月6000円、30GBのプランが税別8000円。家族でデータ量を分け合える月100GBのプランも提供する。価格は税別で2万5000円。大容量データ通信の料金プランは携帯大手3社ではソフトバンクが先駆けて発表。KDDI(au)も大容量データ通信プラン「スーパーデジラ」を発表している。KDDIのサービスは月20GBの料金プランで税別6000円、月30GBは税別8000円。スマホ向けの高速データ通信サービスの料金では各社横並びとなった。
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