情シスナビ【セキュリティ＆ガバナンス東京 2016レポート】「HDDの物理破壊で、情報セキュリティをしっかり守ります」株式会社パシフィックネット -情シスナビ

2016/03/22

2016年3月10日（木）、11日（金）に東京のザ・プリンスパークタワー東京で、セキュリティ＆ガバナンス東京 2016が開催されました。最新のセキュリティサービスや製品などのソリューションが一堂に会すこのイベントを、ジョーシス編集部がレポートします！

ハードディスク上のデータは、OSで削除処理をしても、ファイルのインデックス情報を消しているだけで、ディスク上のデータそのものは消去しません。したがって、PCやサーバーを廃棄後、ディスクを取り出して読み出すことで、データを抜き取ることも可能です。

マイナンバー制度でもデータの消去は事業者が責任をもってやることと定められており、きちんとした対応が必要です。

株式会社パシフィックネットでは、廃棄ディスクからの情報漏えい対策として、ハードディスク（HDD）を破壊して、データを読み出すことができないようにするサービスを行なっています。同社の営業本部　勝村さんに、お話を伺ってみました。

「当社はお客様のIT資産の導入から、不要になったIT機器の買取、データ消去、処分までトータルでご支援しています。特に近年は情報漏えい事件も増えており、その対策が重要と考えています。HDDのデータを完全に消去することは一般の方には大変困難です。当社では、3つの方法でデータ消去のソリューションを提供しています」

「1つ目は物理破壊。専用の機械でHDDに穴を開けて破壊し、使えないようにしてしまいます。2つ目は磁気消去。こちらも専用の機械を使って強力な磁力をHDDに当てて、データを消去します。3つめは消去専用ソフトによる消去。データをHDD全域に上書きすることで、まっさらにします。この場合は、他の2つの方法と異なり、HDDを再利用することも可能です」

「いずれの方法も、お引き取りして弊社で消去することもできますし、出張サービスをご利用いただき、お客様の目の前で消去することも可能です。特に物理破壊は見た目にもインパクトが凄いので、お客様のオフィスで物理破壊を実施すると、とても注目を浴びますよ」

同社　営業本部　黒図香織さん

「また、当社ではIT資産運用コスト低減のソリューションとして、レンタルサービスも展開しています。今回の展示会ではグループ会社2Bが提供する格安SIMとレンタルサービスを組み合わせた『Bizmo』をご紹介しています」

「『Bizmo』はモバイルPC／タブレット／モバイルルータと格安SIM、そしてキッティングサポートをワンストップでご提供します。すべて経費として処理ができるため資産を削減でき、管理の効率化も可能となります。この他にもIT資産の処分業務をワンストップで行えるWebサービス『P-Bridge』などさまざまなサービスを提供していますので、お気軽にご相談ください」

株式会社パシフィックネット
企業ウェブサイトURL：http://www.prins.co.jp/
~~『Bizmo』サービス紹介サイトURL：http://www.biz-mo.com/index.html~~

※記事内で紹介しているサービスは終了している場合があります。ご確認ください。

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