【便利】開きたい複数ファイル・フォルダをワンクリックで全て表示させる方法
どーもー福助です。
パソコンで事務作業や管理業務等をしていると
決まったファイルやフォルダを開く事が多いと思います。
毎日のルーティン作業ってありますよね。
そのファイルやフォルダを保存してある場所まで移動して
1つずつ開いていませんでしょうか?
ショートカットを作成してまとめていたとしても
1つずつWクリックして開いていませんでしょうか?
今回はそんなまどろっこしい作業を
ワンクリックで完結させてしまう時短技のご紹介です。
今回ご紹介するのはWindows10環境ですが
Windows7,8でも同様の方法となっております。
ワンクリックで複数ファイル・フォルダを表示させる時短技
おおまかな概要
おおまかな概要としましてこの時短技は
「batファイル」を作成して実施します。
batファイルの中に何を表示・開くのかをコマンド設定してあげる事により
batファイルを起動すれば任意のファイル・フォルダを何個でも自動で表示させる事ができます。
人間がマウスを使用してクリックしていくのを
コンピュータに自動でやってもらう感じです。
なんだか聞いた事のない難しそうなイメージかもしれませんが
コピペするだけで作業は完了しますので
一度やってみて下さい。
■失敗したからといってパソコンが壊れてしまう様なものではありません。
batファイル作成方法(ファイル・フォルダを開く)
ではさっそく
任意のファイル・フォルダをbatファイル(コマンドプロンプト)にて一括表示させる
方法を紹介します。
今回は下記ファイル、フォルダを一括で開く方法を例としてご紹介します。
・C:\Users\(ユーザー名)\Desktop\作業A_台帳.xlsx
・C:\Users\(ユーザー名)\Documents\作業A_名前一覧.xlsx
・C:\Users\(ユーザー名)\Pictures\作業A_関連写真
名前は任意ので構いませんが今回は
「faile-open.txt」
と名前を付けました。
次に先ほど作成したメモ帳「faile-open.txt」を開きます。
その中に下記コマンドをコピペして下さい。
※(ユーザー名)の個所は各自使用しているPCにてご確認下さい
rem ■作業Aファイル・フォルダ開く
start C:\Users\(ユーザー名)\Desktop\作業A_台帳.xlsx
start C:\Users\(ユーザー名)\Documents\作業A_名前一覧.xlsx
start C:\Users\(ユーザー名)\Pictures\作業A_関連写真
次に名前を付けて保存します。
この時拡張子の名前を
「.txt」→「.bat」
へ変更してデスクトップ等へ保存して下さい。
拡張子以外のファイル名は任意でOKです。
先ほど作成したbatファイルをWクリックで開きます。
すると下記のエクセルファイル、フォルダが自動で開いてきます。
■エクセルファイル
①作業A_台帳.xlsx
②作業A_名前一覧.xlsx
■フォルダ
③作業A_関連写真
これにて作業完了です。
まとめ
batファイルを作成しコマンドで一括表示させるには
start△(ファイル階層)
で可能となります。
冒頭でワンクリックで表示とご紹介しましたが
batファイルを起動するのにWクリックなので
2クリックですね・・・すいません。
みなさんのお好きな様に「start」の後ろに
開きたいファイル・フォルダの場所を設定し、時短しちゃいましょう。
いちいち対象ファイルが保存されている所まで
いったりきたりして開くのも一つずつやっていると
時間の無駄という事がこの記事で伝わったのではと思います。
毎日のルーティン作業にはもってこいの時短技ですので
是非活用を前向きに検討して頂けると幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。