【Windows10】IMEユーザー辞書ツール_バックアップ方法
この記事では、Window10環境のIMEユーザー辞書ツールに登録されている単語のバックアップ方法についてまとめております。
この記事の目次
IMEユーザー辞書ツールのバックアップについて
IMEユーザー辞書ツールを使用していて
- 不具合が起きた際
- 他のパソコンへ移行したい場合
こういった時に事前にバックアップを取る必要があります。
この記事の内容をよく確認して頂き実施しましょう。
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
■OS
Windows10 Enterprise
■Microsoft Office
Office2016Professional
■パソコンスペック
メモリ:8GB
Bit数 :64bit
■ネットワーク
無線LAN(固定IP)
バックアップをなぜ取る必要があるのか
IMEユーザー辞書ツールは自身がよく使用する単語を登録しておく事により、
「入力間違いを防いでくれる」
「入力時間を低減してくれる」
等、非常に便利な機能です。
一方で不具合が発生してしまう事も有り、最悪は登録してある単語が全て消えてしまう可能性もあります。
また一から登録し直す・・・考えただけで面倒です。
こういった時の為にバックアップは取得しておく必要があります。
バックアップを必ず定期的に取得していきましょう。
IMEユーザー辞書を別パソコンへ移行する際にも使用します
例えば新しいパソコンへの切替をする場合に、IMEユーザー辞書もバックアップを取っておけば、そのデータを新しいパソコンでインポートし移行する事ができます。
IMEユーザー辞書のバックアップ方法
IMEユーザー辞書のバックアップには次の2つの方法があります。
①辞書用の形式でバックアップする
②テキストファイル形式でバックアップする※おすすめ
※どちらでも何かあった際はインポートしその時点のに戻す事が可能です。
方法①:辞書用の形式でバックアップする
IMEユーザー辞書を辞書用の形式でバックアップする方法
-
手順①IMEアイコンから「ユーザー辞書ツール」を選択
タスクバー右側にあ or Aと表示されているIMEアイコンがあります。
ここで右クリックをし表示された中からユーザー辞書ツールを選択します。 -
手順②「ツール」⇒「システム辞書の作成」を選択
ツール ⇒ システム辞書の作成 を選択します。
-
手順③バックアップ完了
任意の保存場所、保存名で保存します。
完了メッセージが表示されバックアップ完了です。
■注意点
バックアップした辞書形式のファイルを確認したくても
開くことはできず内容を見る事はできません。
確認するにはユーザー辞書ツールにインポートする必要があります。
方法②:テキストファイル形式でバックアップする
IMEユーザー辞書をテキストファイル形式でバックアップする方法です。
こちらはテキストファイルで保存される為、一覧で単語登録内容を確認することができます。
バックアップから復元したり、別のパソコンへ移行する場合に、どんな内容だったか分かる方がやりやすいと思いますのでこちらをお勧めしております。
IMEユーザー辞書をテキストファイル形式でバックアップする方法
-
手順①IMEアイコンから「ユーザー辞書ツール」を選択
タスクバー右側にあ or Aと表示されているIMEアイコンがあります。
ここで右クリックをし表示された中からユーザー辞書ツールを選択します。 -
手順②「ツール」⇒「一覧の出力」を選択
ツール ⇒ 一覧の出力 と選択します。
-
手順③バックアップ完了
任意の保存場所、保存名で保存します。
完了メッセージが表示されバックアップ完了です。
実際にバックアップしたテキストファイルを確認すると登録されている単語が一覧で保存されているのが分かります。
まとめ
Window10環境のIMEユーザー辞書ツールに登録されている単語のバックアップ方法
①辞書用の形式でバックアップする
②テキストファイル形式でバックアップする※おすすめ
何かあった時の為にバックアップを取ることはとても重要です。
しかし、今なにも不具合が起きていないので後々に回してしまいがちですし、めんどくさいので気分が乗らないと思います。
ただ、単語登録が全て消えてしまった後の対応を考えると、どれだけ面倒でもバックアップを取った方が良いですよね。
バックアップを取っていなくて困るのはあなたです。
そうならない為にも早めの対応を心がけましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。