「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」と表示されリモートデスクトップ接続できない
今回はリモートデスクトップ接続時に
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とエラーメッセージが表示され接続できない不具合についての内容になります。
リモートデスクトップ接続に関する 全ての不具合・解決方法は下記記事に一覧にしてまとめてあります。 よろしければブックマークやお気に入りに登録しご活用下さい。
関連記事:【全パターン解説】リモートデスクトップ接続ができない解決方法
この記事の目次
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」について
環境のご説明
今回説明する環境ですが下記の通りとなります。
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク | Notes |
---|---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN(固定IP) | Notes9.0.1 Basic |
【現象】「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
1)サーバーへのリモートアクセスが有効にされていない
2)リモートコンピューターの電源が入っていない
3)リモートコンピューターがネットワークで使用できない
リモートコンピューターの電源が入っていること、ネットワークに接続されていること、リモートアクセスが有効になっていることを確認してください。
-
手順①接続先情報を入力
リモートデスクトップ接続を起動し、
「コンピューター」に接続先の
IP or コンピューター名を入力し「接続」を押す。⇒問題無し
-
手順②PWを入力する
「資格情報を入力する画面」が出てくるのでPWを入力し「OK」を選択する
⇒不具合発生
ここで
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とエラーメッセージが表示されます。【原因・解決方法】リモートデスクトップはリモート・・・を解決する3つの方法
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とリモートデスクトップ接続時にエラーメッセージが表示され
接続できない不具合の原因は次の3つがあります。■3つの不具合原因
①「コンピューター」に入力する情報が誤っている
②接続先のパソコンがリモートデスクトップ接続可能な状況では無い
③Npcap Loopback Adapterが設定されているこの後の手順に沿って確認をし対応をして下さい。
要因①:「コンピューター」に入力する情報が誤っている
「コンピューター」に入力する情報は接続先パソコンのコンピューター名 or IPアドレスです。
ここが間違っていると
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とのエラーメッセージが出てきます。再度入力している情報が合っているか確認をお願いします。
確認方法が不明な場合はこの後にまとめてありますのでご確認願います。コンピューター名を確認する方法
コンピューター名を確認するには、下記2つの方法があります。
■コンピュータ名確認方法
・コントロールパネルから確認
・コマンド(hostname)から確認詳細な方法は下記記事にてまとめてありますのでご不明な場合はご参考願います。
関連記事:【Win10】コンピュータ名(ホスト名)をコマンドで確認する方法
IPアドレスを確認する方法
IPアドレスを確認するには、下記2つの方法があります。
■IPアドレス確認方法
・コントロールパネルから確認
・コマンド(ipconfig)から確認詳細な方法は下記記事にてまとめてありますのでご不明な場合はご参考願います。
関連記事:自分のIPアドレスを確認する方法【Windows10】
要因②:接続先のパソコンがリモートデスクトップ接続可能な状況では無い
コンピューター名 or IPアドレスの情報が正しいのに
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とのエラーメッセージが出てくる場合はリモートデスクトップ接続可能な状況では無い事が考えられます。■リモート接続不可状況
1.リモート接続許可設定をしていない
2.接続先パソコンが休止・スリープ状態になっている
3.ネットワークに接続していない上記3つのいずれか、または複数に当てはまっている可能性があります。
要因②-1:リモート接続許可設定をしていない
リモート接続許可設定はデフォルト設定はOFFになっています。
コントロールパネルから設定を変更しONにする事が可能です。詳細な方法は下記記事にてまとめてありますのでご不明な場合はご参考願います。
関連記事:【Windows10】リモートデスクトップ接続を許可する方法
要因②-2:接続先パソコンが休止・スリープ状態になっている
接続先のパソコンが
・休止状態
・スリープ状態
・ハードディスクの電源が切れている状態になっているとリモートデスクトップ接続ができません。
接続先パソコンの状態を確認して下さい。
また、一定時間が経過するとそれらの状態に自動で移行する設定になっている可能性もあります。
詳細な方法は下記記事にてまとめてありますのでご不明な場合はご参考願います。
関連記事:スリープ・休止・ハードディスクの電源を切る無効化方法【Windows10】
要因②-3:ネットワークに接続していない
接続したいパソコンがネットワークに繋がっていないとリモートデスクトップ接続をする事ができません。
インターネットにアクセスする事ができれば基本的には大丈夫かと思いますが、一度ネットワークの状況を確認して下さい。
要因③:Npcap Loopback Adapterが設定されている
稀なパターンではありますが
Npcap Loopback Adapterが設定されていると
リモートデスクトップ接続ができなくなります。詳細な方法は下記記事にてまとめてありますのでご不明な場合はご参考願います。
関連記事:Npcap Loopback Adapter(ループバックアダプター)とは
まとめ
■本記事の内容
リモートデスクトップ接続時に
「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
とエラーメッセージが表示される原因と解決方法■不具合要因
①「コンピューター」に入力する情報が誤っている
②接続先のパソコンがリモートデスクトップ接続可能な状況では無い
③Npcap Loopback Adapterが設定されている「リモートデスクトップはリモートコンピューターに接続できません」
と表示される現象は多く発生する一つの不具合です。ただ、要因としては
・接続するパソコンでの問題
・接続先のパソコンでの問題となっていますのでどちらに要因があるのかを
切り分けて行く事が解決の近道だと思います。少しでもあなたのお力になれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。