圧倒的シェアのWindowsOSが安泰でない様々な理由

PCを購入する場合、Windowsを搭載しているPCが一番の選択肢にあがるのではないでしょうか。

しかし、MacやChromebookなどにWindowsの牙城が崩されているのではないかという声が聞こえてきました。

圧倒的シェアを誇るWindowsに不安材料はあるのでしょうか。

Windowsを取り巻く環境を徹底調査してみました。

環境のご説明

Microsoftが提供するWindowsOSの実情

Microsoftとは

Microsoftはとても有名な企業で真っ先に思い浮かぶのはWindowsOSのことではないでしょうか。

その他には家庭用ゲーム機のXboxやクラウドサービスのAzureを提供しています。

上質なサービスを提供しておりますので経営基盤や未来戦略は盤石です。

しかし代名詞のWindowｓOSがこのままじゃまずいんじゃないかという声が聞こえてきます。

WindowsPCの市場シェア率は驚異の95％

現在のPCシェアの比率を見てみますと

Windowsのシェアは95％　Macのシェア５％

と、まさに圧倒的なシェアです。

2020年3月のWindowsPCのアクティブ台数は10億台。

10億台というのは売れているのではなくて今動いている台数です。まさに圧倒的ですね。

WindowsOSが安泰では無い理由

OSの実動台数は実は1位では無いんです

しかし実はOSの実動台数としては負けています。

AndroidOSやiOSの出荷台数としては「12億台/年」なのです。

でもAndroidOSやiOSとPCは違うからWindowsは盤石なんじゃないかと思われる方も多いかもしれません。

果たしてそれは本当でしょうか。

WindowsOSの汎用性

現在市場に流通していて、気軽に手に入れることができるPCデバイスの汎用性について見てみましょう。

Chromebook：Chromebook用のアプリ、Androidのアプリ

Mac：iOSのアプリ

そしてWindowsはどうでしょうか。WindowsPhoneは以前は出荷していましたが、戦略的に撤退したのか今現在は手にはいりません。

つまりWindowsOSはPCのみしか動きません。ここが問題なんです。

実はMicrosoftはOSしか持ってないんです。

Googleの戦略に目を向けますと、WindowsPCの牙城を崩せないので諦めるのではなく、AndroidOSを無料提供し続けて、OSの台数を増やすことでシェアを逆転しようと思っていたのかもしれません。

AndroidOSは10年前辺りからでてきましたので綿密で恐ろしい戦略ですよね。

その戦略の一環でChromebookを出してきたのかもしれません。

安泰では無い一番の理由

もちろんビジネス系のソリューションは独壇場です。自社でサーバーを構築している会社は乗り換えることは少ないでしょう。

ただし、今後はクラウド化の時代にどこまで持ちこたえることができるでしょうか。新しくサーバーを用意する業種は限られているはずです。

さらにテレワークの時代になり、今後はVPN回線を使い社内のネットワークにアクセスするのは時代遅れになりつつあります。

あらゆるソリューションがマルチプラットホーム化にすすんでいます。

Excelも機能は絞られますが、MacでもChromebookでも動きます。

Excelの機能はそもそも全部の機能を使いたいと思っている人は少なくなってきていませんか。

全部使えればものすごく便利なんですけどそこまで使いこなせる人は少ないはずです。

つまりもうすべてのアプリがWeb上で動くのが近づいてきています。

OSにこだわらない時代が目前まできており、アプリが使えればいいという状態になります。

ここで問題なのはWindowsは唯一の有料OSであるということです。

 

AndroidOSなどはそもそも無料の戦略をとっていましたのですべてのアプリがWeb上で動くとなると一気にシェアをChromebookに奪われる可能性もあります。

まとめ

現在のWindowsOSを取り巻く環境を調べてみました。

WindowsPCのシェアがすぐに崩されることはなさそうですが、今後のWebアプリの進化状況ではわからない状況になってきました。

今後のMicrosoftの戦略に注目する必要がありますよね。