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富士通、ハンドソープで洗えるSIMフリースマホ「arrows M04」発売 シニア向けにUIも工夫
- 2017/7/11
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富士通コネクテッドテクノロジーズは、SIMフリーのスマートフォン(スマホ)「arrows M04」を発表した。全国の家電量販店やMVNO(仮想移動体通信事業者)を通じて7月20日から発売される。本体を洗うことができるほか高い堅牢性などを備えているのが特長。価格はオープン。量販店での店頭予想価格は4万円程度になる見込み。発売に向けて富士通では報道関係者向けに内覧会を開催し、性能をアピールした。
arrows M04
M04は、富士通のスマホで初めて、家庭用の液体タイプの食器用洗剤や、泡タイプのハンドソープでの洗浄に対応。内覧会では実際に端末を洗うデモを実施。富士通の調査で約80%の人が「スマホを洗いたい」と答えたことから、部品レベルでの検討と防水性能を検証を行うことで実現した。
ハンドソープで実際に洗うデモ
自社調査で約80%がスマホを洗いたいと回答
堅牢性も強化した。内部にステンレスフレームを追加し画面が割れにくい構造を採用し。、1.5mの高さから26方向に本体を落とす独自の落下試験を行って検証した。また、防水や高・低温や低圧での動作などが求められる米国国防総省の調達基準規格「MIL」の23項目にも準拠。落下しても画面割れが起こりにくいなどの高い堅牢性を確保した。
ディスプレーに荷重を行うテストのデモンストレーション
新たにステンレスフレームを内部構造に追加
富士通ではMVNOのユーザー層が広がっており、今後は50代のシニアや主婦が増えると予想。M04ではメインターゲットを50~60代と主婦層に置いている。そこで、そうした層が利用をしやすい機能も盛り込んだ。その1つが「はっきり文字」。通知パネルのアイコンをタッチすると文字が拡大され見やすいフォントに変更される。
「はっきり文字」の画面(左)と通常の画面
本体デザインは、2つのパネルを合わせたような二層構造を採用。側面に溝が生まれることで手や指でしっかり持つことができるため、落としにくくなっているという。また、背面は柔らかく手になじみやすい素材を使用した。サイズは144×71×8mmで、重さは約148g。
二層構造のデザインを採用。
カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色。楽天モバイル限定の「ゴールド」、mineo限定の「グリーン」、IIJと家電量販店限定の「デニムブルー」も販売する。
限定モデルを含め5色で展開
そのほかの主なスペックは、ディスプレイが5インチのIPS液晶。解像度は1280×720ドット。CPUはクアルコムの「Snapdragon 410」(1.2GHz、クアッドコア)で、メモリーは2GB。内蔵メモリは16GBで、外部メモリはmicroSD。背面カメラは約1310万画素、インカメラは約500万画素。ワンセグとおサイフケータイ機能も備える。内覧会で今村誠・マーケティング・営業本部 マーケティング統括部 商品企画部 部長は「よりたくさんの方に安心して使ってもらえるモデル」と話した。
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