あなたはご存じでしたか!?「コラボレーション・プラットフォーム」第18回開催-IPA

経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、ユーザー企業やITベンダーの方々が、サイバー・フィジカル・セキュリティ対策に関するニーズの明確化・具体化や、セキュリティ製品・サービスなどのシーズの発掘を行うとともに、メンバーを限定しない情報交流の場としてコラボレーション・プラットフォームを設置しています。

今回は、この「コラボレーション・プラットフォーム」をご存じない方のために簡単に紹介します。

コラボレーションプラットフォームとは

経済産業省では、平成29年12月より我が国の産業が直面するサイバーセキュリティの課題を洗い出し、関連政策を推進していくために産業サイバーセキュリティ研究会を設置、この研究会の下に3つのWGをおき、具体的な政策を検討している。

  • WG1(制度・技術・標準化)では、ユーザー企業などにおけるセキュリティ対策のニーズの明確化
  • WG2(経営・人材・国際)では、セキュリティ対策に対する経営者の意識喚起
  • WG3(サイバーセキュリティビジネス化)では、セキュリティ製品、サービスなどのシーズの創出につながるような政策を検討

そして、これらの取組は相互に連携を図ることが重要としている。

これら活動の一環として経済産業省とIPAは、ユーザー企業やITベンダーの参加を促し、これらに関わる取組の相互連携により、セキュリティ対策のニーズとシーズ、又はシーズとシーズのマッチングを進めていくことを目的に、メンバーを限定しない情報交流の場である『コラボレーション・プラットフォーム』を開設した。

そして、この『コラボレーション・プラットフォーム』には、以下の2つの大きな役割があるという。

  1. 主催者が提供する国内外のサイバーセキュリティ政策をめぐる最新の動向について、皆様からのご質問やご意見をお伺いし今後の政策等への反映を図ること
  2. 参加する皆様それぞれが、『コラボレーション・プラットフォーム』における議論を通じて、サイバーセキュリティ対策のニーズを明確化・具体化していただくなど参加者同士の情報交流の場となること

前述のように情報交流の場である『コラボレーション・プラットフォーム』ですが、実際にはどのようなものなのでしょうか?
実は、第18回のコラボレーション・プラットフォームが2021年9月7日にONLINEにて開催されます。

 

第18回コラボレーション・プラットフォーム開催

今回のテーマはフェイクデータなど企業価値を毀損する新たな脅威

サイバーセキュリティの分野では、古くからなりすましメールによる攻撃や、守る側でも囮(おとり)サイトで攻撃傾向を掴むなど、偽情報の活用が行われてきた。最近ではディープフェイクほか、AI技術の不正目的での利用による更なる深化を通じて、企業が偽情報を正しいものと信じて不適切な意思決定をしてしまったり、自社を偽った悪意ある第三者からの情報発信により顧客や投資家に誤解を生じさせたりするようなデジタル社会ならではのリスク増加が憂慮される。
フェイクデータを通して「データの信頼性」について、企業が今後考えなければいけないことについて業界の有識者の知見を共有するよい機会ではないだろうか。

<開催概要>
<出典:IPA>

尚、いくら興味があったとしても、原則として個人での参加はできないこととなっているので、ご注意願いたい。

開催プログラム

<出典:IPA>

 

業務に直結しない内容もあるとは思うが、セキュリティインシデントを未然に防ぐためには、最新の手口を知っておくことである。
その意味では、ディープフェイク等AI技術を悪用した最新の事例を知ることができるのは貴重な機会かもしれない。
ONLINE開催というのも聞く側にはうってつけだ。

お時間のある方はエントリーしてはどうだろうか?


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申込み締切:8月26日(木)12:00

過去の『コラボレーション・プラットフォーム』レポートは以下を参照ください
https://www.ipa.go.jp/security/announce/collapla_index.html


本内容は、IPA様の発表内容を元に作成しております。
ソース:https://www.ipa.go.jp/security/announce/collapla_index.html

 

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