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富士通:2016-17年冬春モデル説明会~防水・防塵対応の法人向けスマホなど5機種を投入~
富士通コネクテッドテクノロジーズでは、2016~17年冬春モデルとして、法人向けのAndroidスマートフォン「ARROWS M357」をはじめ、オンキヨー(ONKYO)と共同開発した「ARROWS NX F-01J」など、個人、キッズ、シニアに向けた全5モデルを投入する。
この記事の目次
防水・防塵対応の法人向けSIMフリースマホ「ARROWS M357」
「ARROWS M357」は、法人向けのスマホで、HD解像度の5型液晶を搭載する防水防塵の堅牢が高いことが特長。米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Gの14項目に準拠した試験を実施しており、防水防塵だけでなく耐日射や塩水耐久、低温動作などにも対応しており、雨やほこりの多い環境でも支障をきたすことなく利用できる。
ARROWS M357
また、SIMフリーでマルチキャリアに対応。NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの回線を自由に選択することができる。ただし、利用では契約の内容によって、契約変更の必要がある。
そのほか、アクセスポイントを切り替えるWi-Fi電波強度を設定することによって、VoIP通話中に移動しても自動的にアクセスポイントが切り替わるので安心して通話をすることができる。端末とmicroSDカード内データの暗号化が可能で、紛失や盗難発生時の機密情報漏えいのリスクを最小限に抑えることができる。
端末は製品開発から組み立て、品質管理はすべて国内の自社工場で一貫して行われているそのため、端末からソフトウェアの相談まで国内の専門技術者によるサービスとサポートが受けられる。希望小売価格は4万9800円(税別)で、12月上旬に国内で販売を開始する。
オンキョーと共同開発の高音質・堅牢性スマホ「arrows NX F-01J」
「arrows NX F-01J」は、ドコモの2016年冬モデル。富士通とオンキヨーによるスマートフォンの協業開発で第一弾となるスマホで、オーディオ出力部分をオンキヨーが監修し、オンキヨー社内でマイスターと呼ばれる音の職人によるチューニングを徹底的にこだわり、ノイズや歪みの少ない高品質なサウンドといった音質を極限にまで高めた。
arrows NX F-01J
また、利用者が安心して使えるように、堅牢・耐久にもこだわった。「SOLID SHIELD(ソリッドシールド)」と呼ぶこれらの新しい端末の構造を採用した結果、1.5mの高さからコンクリート床に落とすという独自試験にも耐える堅牢性を実現した。
一方で強さだけでなく、毎日持ち歩くものだからこそ手に馴染むよう優しさを感じさせるデザインも採用。均等に分割された二層のデザインから見た目からも重たさを感じさせることがないよう設計されている。
説明会では、そのほか、子供向けの携帯電話「キッズケータイ F-03J」やシニア向けスマホ「らくらくスマートフォン 4 F-04J」なども展示された。
キッズケータイ F-03J(左)、らくらくスマートフォン4 F-04J
ものとコトの融合で新たな価値の提供を目指す
説明会で富士通コネクテッドテクノロジーズの髙田克美社長は、端末の方向性について「ものとコトの融合により、スマートフォンの技術をコアに、端末だけでないさまざまな付加価値を新たに提供する。プロダクトからエンジニアリング・ソリューション・サービスへ、さまざまなサービスへと展開していきたい」と説明した。
髙田克美・富士通コネクテッドテクノロジーズ社長
その取り組みの1つとして、シニアサービスへの取り組みとして展開している「らくらくコミュニティ」を挙げた。このサービスは新しいことに取り組もうとしているシニアを対象にしたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、80万人が登録しているという。髙田社長はサービスで、NTTドコモをはじめとしたさまざまな企業と提携し、新サービスを提供していくと話した。
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