ドコモ、2017年夏モデル発表 4Kや高速通信対応など7機種 長期の端末利用者向け新プランも

  • 2017/5/25
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2017/05/25

NTTドコモは5月24日、2017年夏モデルの新機種を5月25日から順次発売すると発表した。スマートフォン(スマホ)7機種、タブレット1機種の合計8機種で、世界初となる4K HDR対応端末や受信速度が国内最速の端末などを揃えた。また、スマホなどの端末を長期で利用するユーザー向けに料金を割り引く新プランも発表した。

4K HDR対応端末では「Xperia XZ Premium SO-04J」「Galaxy S8 SC-02J」「Galaxy S8+ SC-03J」「AQUOS R SH-03J」を用意した。4機種ともに4Kの高解像度画像に加え、輝度と明暗の鮮やかに表現するHDR動画の再生が可能。

Xperia XZ Premium SO-04J

Xperia XZ Premium SO-04J

Xperia XZ Premiumは、2160×3840ドットで4K対応の5.5インチディスプレーを採用し、Motion Eyeカメラを搭載する。カメラではスーパースローモーションの撮影が可能で、被写体の動きを自動で認識し、シャッターを切ったタイミングから巻戻って記録する「先読み撮影」機能も搭載した。6月中旬に発売する。

Galaxy S8 SC-02J

Galaxy S8 SC-02J

Galaxy S8 SC-02Jは、5.8インチの有機ELディスプレーを搭載。曲面デザインを採用することで大型画面でも持ちやすい設計にした。手ブレ補正や暗い場所でも鮮やかに撮影できる1220万画素のカメラや顔、虹彩、指紋の生体認証機能などを搭載する。6月上旬に発売予定。

Galaxy S8+ SC-03J

Galaxy S8+ SC-03J

Galaxy S8+ SC-03Jは、ドコモのスマホでは最大となる、6.2インチの有機ELディスプレーを搭載した端末。3500mAhとドコモで最大級のバッテリーを採用した。6月上旬に発売する。

AQUOS R SH-03J

AQUOS R SH-03J

AQUOS R SH-03Jは、ディスプレーに「ハイスピードIGZO」の液晶を採用。従来よりも応答速度が1.5倍に向上しており、なめらかな操作感を実現した。また、HDR画質以外の動画でもHDR並みの画質で再生する「バーチャルHDR」機能も搭載した。7月に発売する。

一方、受信速度が788Mpsの国内最速通信サービスに対応する3機種も発表。サービスには「Xperia XZ Premium SO-04J」「Galaxy S8+ SC-03J」「AQUOS R SH-03J」が対応する。

そのほか、Xperia XZ Premiumと同じくMotion Eyeカメラを搭載した「Xperia XZs SO-03J」(5月26日発売)、おサイフケータイ機能やワンセグ機能を搭載した「arrows Be F-05J」(6月1日発売)、4.7インチのディスプレー、3000mAhの大容量バッテリーを採用し、薄さ8.3㎜の「Galaxy Feel SC-04J」(6月中旬発売)を販売する。

Xperia XZs SO-03J

Xperia XZs SO-03J

arrows Be F-05J

arrows Be F-05J

Galaxy Feel SC-04J

Galaxy Feel SC-04J

また、タブレットは「dtab Compact d-01J」を5月25日に発売する。フルHD対応の8.4インチのディスプレーを採用。指紋認証機能を搭載したほか、ネットワーク経由で契約者情報を書き込めるSIM「eSIM」に対応した。

dtab Compact d-01J

dtab Compact d-01J

端末の長期利用ユーザー向け新プラン「docomo with(ドコモウィズ)」

新たな料金プラン「docomo with(ドコモウィズ)」も発表した。新プランは同じ端末を長期で利用するユーザーに向けた施策。従来のように最大24か月、毎月一定額を利用料金から割引くサポートサービスを適用しない代わりに、毎月1500円を無期限に割り引く。

2017年夏モデルの2機種「Galaxy Feel SC-04J」「arrows Be F-05J」を適用端末として開始する。利用にはXiの基本プラン「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」「シンプルプラン」のいずれかとパケットパックの契約が必要になる。

「docomo with」を発表する吉澤和弘・NTTドコモ社長

「docomo with」を発表する吉澤和弘・NTTドコモ社長

発表会で、吉澤和弘社長は、今回の発表会テーマを「Challenge to change(変化への挑戦)」と話し、新プランについて「従来のプランは、これまで2年ごとに買い換えるユーザーだけにメリットがあると言われてきた。今回のプランで、しっかりと端末を長く使っていただく方にメリットがあるようにした」と説明した。また、対象端末の拡大について「今後どの端末にするかについては状況やお客様の声を聞きながら考えたい」と述べた。

新CMも発表、ブルゾンちえみを新キャラクターで起用

発表会では、ドコモでは新端末と新料金プランの発表に合わせて放映される新CMの発表も行った。会場にはCMに出演する俳優の堤真一、綾野剛、高畑充希が登場。また、新キャラクターとして、お笑いタレントのブルゾンちえみも登場した。

(左から)綾野剛、ブルゾンちえみ、吉澤社長、高畑充希、堤真一

(左から)綾野剛、ブルゾンちえみ、吉澤社長、高畑充希、堤真一

ブルゾンは綾野剛の妹で、堤真一さんからは好意を寄せられるという役。CMに出演した感想を聞かれ「そんなぜいたく役させてもらっていいのかと思いました。ブレイクしてよかった!」とコメントした。

また、「docomo With」にちなんだ「仕事やプライベートで欠かせないWithなモノ」を出演者が発表。綾野が「feel」、高畑が「ご褒美」、堤が「マスク」と回答した。ブルゾンの回答は「音楽」で、「Bじゃなくてすいません。悩みましたが、音楽がないと私は生きていけないので」と弁明した。

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