【DELL】SupportAssist完全アンインストール方法と再インストール方法
DELLのSupportAssist(サポートアシスト)完全アンインストール方法
DELLのサポートアシストはその名の通りサポートをアシストする為のソフトウェアなんですが、これまたユーザーを困らせてるんですよね。
同じくお困りの方がたくさんいらっしゃると思いますので、この記事内でご紹介しております完全アンインストールをお試し下さい。
DELLSupportAssist(サポートアシスト)について
DELLカスタマーサポート連絡先
この記事に記載してあります情報は
全てDELLカスタマーサポートより公式に回答頂いた内容となります。
電話番号:0120-912-738
DELLカスタマーサポートの対応はとてもよく親身になってこちらが納得いくまでお付き合いして頂きました。
他にお困り事があれば気軽に問合せてもらって良いと思います。
DELLSupportAssist(サポートアシスト)とは?
DELLの標準ソフトウェアSupportAssist(サポートアシスト)とは、
使用しているパソコン状態の情報を日々収集しています。
この情報を基に
- 何か端末で不具合や故障が発生していないか?
- 不具合や故障が発生しかかっていないか?
をチェックし何か問題がある場合は結果を表示して知らせてくれる機能となります。
もし何か問題が発生していた場合はその結果をカスタマサポートへ連絡するだけであとはほぼお任せで修理や交換対応をしてくれます。
SupportAssist(サポートアシスト)が不要な2つの理由
これだけ便利なSupportAssist(サポートアシスト)ですが
実は次の様な不具合を発生させる原因になってしまっているのです。
①不具合が発生していないのに爆音でお知らせをする
②ハードの故障・不具合発生原因になる
こういった事からカスタマーサポートから特別な理由がない限り、SupportAssist(サポートアシスト)をアンインストールして下さいと伝えられました。
詳細な内容は下記記事にてまとめてありますのでご参考願います。
過去の不具合体験記事
過去私が不具合発生した時の体験記事をまとめてあります。
実際のカスタマーサポートとのやり取りもありますのでご興味がある方はご覧下さい。
DELLサポートアシストの完全アンインストール方法
では、完全アンインストールの方法をご紹介させて頂きます。
カスタマーサポートが案内するぐらい不要ですので、アンインストールしてもらって問題ありませんが、もし後日必要になりましたら無料で再インストールする事が可能です。
①コントロールパネルからSupportAssistをアンインストール
②不要なファイルを削除する
③不要なレジストリを削除する
④サービスの項目を確認
⑤Auto OS Recovery Thresholdをオフ
Step①:コントロールパネルからSupportAssistをアンインストール
始めにコントロールパネルからSupportAssist(サポートアシスト)をアンインストールします。
・Dell SupportAssist
・Dell SupportAssist Agent
※どちらか片方の場合もあります
Step②:不要なフォルダファイルを削除する
次にアンインストールでは消しきれていない不要なフォルダファイルを削除します。
隠しフォルダになっていますので、表示タブ ⇒ 隠しファイルにチェックを入れてから対応して下さい。
C:\ProgramData\PCDr\
C:\ProgramData\PC-Doctor,Inc%Appdata%\PCDr\
C:\Program Files\Dell\SupportAssist\Agent
C:\Program Files\Dell\SupportAssist
Step③:不要なレジストリを削除する
次に不要なレジストリを削除します。
Windowsマーク + R を押し、表示されたウインドウにregeditと入力後Enterを押して下さい。
レジストリ画面が表示されますので次の項目を削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\PC-Doctor
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\PC-Doctor
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Dell\SupportAssistAgent
Step④:サービスの項目を確認
次にサービスを開き下記項目が無くなっている事を確認します。
(Step③で実施したレジストリが削除できていれば消えています。)
Windowsマーク + R を押し、
表示されたウインドウにservices.mscと入力後Enterを押して下さい。
サービス画面が表示されますので次の項目が無い事を確認して下さい。
・Dell Data Vault Collector
・Dell Data Vault Processor
・Dell Data Vault Service API
・Dell SupportAssist Agent
Step⑤:Auto OS Recovery Thresholdをオフに
「Auto OS Recovery Threshold」とは
「Auto OS Recovery Threshold」とは、SupportAssist(サポートアシスト)が何かしらの原因で動いた時に、何回目でサポートアシストの画面を表示させるのか?の回数を設定する項目となります。
Auto OS Recovery Thresholdの初期値は「2」に設定されており、2回SupportAssist(サポートアシスト)が動くと、ご丁寧にあの爆音で結果をお知らせしてくれるわけです。
この設定を「OFF」にする事によって、SupportAssist(サポートアシスト)の結果表示は無くなるという事です。
Auto OS Recovery Thresholdをオフにする方法・手順
Auto OS Recovery Thresholdの設定値を「オフ」にする方法です。
SupportAssist(サポートアシスト)はこれまでの手順でアンインストールできているはずですが、何かしらで完全にアンインストールできていなかったとしても、通知をオフにできますので一応実施する事をお勧めしております。
-
手順①Bios画面を立ち上げる
再起動を実施します。
Dellのロゴマークが表示されたら、F2を連打し続けBios画面を立ち上げます。
(Bios表示は機種によって異なる場合がありますのでご注意下さい) -
手順②Auto OS Recovery Thresholdを選択
左側にある一覧から
Support Assist System Resolution
l__Auto OS Recovery Threshold
を選択します。 -
手順③Auto OS Recovery ThresholdをOFFにする
右上に「Auto OS Recovery Threshold」の
設定項目が表示されていますのでOFFを選択します。 -
手順④保存して作業完了
設定を保存する為に、右下のApplyを選択します。
「Apply Settings Confirmation」画面が表示されたら、Save as Custom User Settingにチェックを入れ、OKを選択します。
これでAuto OS Recovery Thresholdの設定値を「OFF」にする設定作業完了です。
SupportAssist(サポートアシスト)再インストール方法
SupportAssist(サポートアシスト)は簡単に再インストールする事が可能です。
もし完全にアンインストールしたけど再度活用したくなった際は、下記手順で再インストール実施願います。
ダウンロードサイト(こちら)へアクセスし、SupportAssistのダウンロードを選択しダウンロードを実施します。
先ほどダウンロードしたインストーラーを起動し、SupportAssist(サポートアシスト)を再インストールします。
(画面に沿って進めていって下さい)
これでSupportAssist(サポートアシスト)の再インストール完了です。
まとめ
DELLのSupportAssist(サポートアシスト)完全アンインストール方法
①コントロールパネルからSupportAssistをアンインストール
②不要なファイルを削除する
③不要なレジストリを削除する
④サービスの項目を確認
⑤Auto OS Recovery Thresholdをオフ
DELLのサポートアシストにお困りの方は大勢いらっしゃる様ですね。
確実に不要ですので即アンインストールしてもらって大丈夫ですが、そもそもこんな状況でDELLがなぜサポートアシストを導入し続けているのかが疑問です。
カスタマーサポートからもアンインストールを推奨されるぐらいですので、DELL内でも問題になっているはずです。
少しでも早く改善される事を願っております。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。