ファイルサーバーとNASの違いは?特徴や自社に合った選び方を解説

  • 2022/12/5
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社内のデータ保管や共有、バックアップにあたっては、ファイルサーバーやNASを導入することが一般的です。しかし、「ファイルサーバーとNASの違いやそれぞれの特徴がわからない」という企業担当者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ファイルサーバーとNASの概要や両者の違い、それぞれのメリット・デメリット、自社に合った選定ポイントを解説していきます。

ファイルサーバーとNASの概要

はじめに、ファイルサーバーおよびNASの概要について解説します。

ファイルサーバーとは、LANなど社内で利用するネットワーク上でファイルを保存・共有するためのシステムを指します。一方のNASは、「Network Attached Storage」の略称であり、社内などのネットワーク上で接続できる外付けのハードディスクのことです。

ファイルサーバーとNASの違い

ファイルサーバーとNASの主な違いは、「システム」か「ハードディスク」かの違いであると言えるでしょう。

ファイルサーバーは、ネットワーク上でファイル管理や共有を行うための「システム」です。対するNASは、ネットワークに接続してファイルを保存するためのハードディスクとなります。

どちらもファイルの保管や共有ができる点は同じですが、ファイルサーバーは一つのシステムとして構築するのに対し、NASは1台のハードディスクとして導入する点に違いがあります。

ファイルサーバーのメリットとデメリット

ここでは、ファイルサーバーのメリットとデメリットについて解説します。

ファイルサーバーのメリット

ファイルサーバーのメリットは、主に以下の3点です。

  • フォルダやファイルごとに柔軟な権限設定が可能
  • 機能拡張や他システム連携が容易にできる
  • アクセスログを取得して参照できる

ファイルサーバーでは、フォルダ単位やファイル単位で閲覧権限などの設定ができます。また、認証システムなどと連携し、セキュリティ強化を図ることも可能です。アクセスログも取得できるので、誰がいつどのファイルを参照したのかを後で確認できます。

ファイルサーバーのデメリット

一方で、ファイルサーバーのデメリットには以下2点が挙げられます。

  • 導入や運用にある程度のコストがかかる
  • 導入や運用に手間や専門知識が必要

ファイルサーバーはシステムとして構築することになるため、導入や運用に相応のコストや手間、専門的な知識が求められる点がデメリットです。

NASのメリットとデメリット

NASのメリットとデメリットについてもそれぞれ解説します。

NASのメリット

NASのメリットとしては、以下2点が考えられます。

  • 低コストで導入できる
  • 導入や運用の手間が少ない

NASの場合はハードディスクの導入になるため、ファイルサーバーよりも低コストかつ簡単に導入できる点がメリットです。運用の手間も少ないため、社内に有識者がいなくても運用可能です。

関連記事:オンプレミスとクラウドの違いとは?5つの特徴とタイプ別のおすすめを紹介

NASのデメリット

NASのデメリットは以下の2点です。

  • 柔軟な機能拡張は難しい
  • 製品によってセキュリティレベルが異なる

NASは手軽に導入できる反面、ファイルサーバーのような柔軟な機能拡張は難しくなります。また、セキュリティレベルはNAS製品に依存するため、慎重な製品選びも求められるでしょう。

自社に合った選び方のポイント

ファイルサーバーとNASのそれぞれの特徴を解説しましたが、自社にとってどちらが適しているのか判断に迷うこともあるでしょう。そこで本章では、自社に合った選定ポイントを解説します。

ファイルサーバーの導入に向いている企業

以下の要件に合致する場合は、ファイルサーバーの導入が適していると言えます。

  • 自社の要件に応じて柔軟にファイルサーバーを構築・拡張したい
  • しっかりとセキュリティ対策を行って運用したい

ある程度のコストや期間をかけてでも、しっかりとファイル共有や機能拡張を行える仕組みを導入したい企業にとっておすすめです。また、セキュリティ対策もしやすいので、セキュリティを重視する企業にも向いているでしょう。

関連記事:SaaS/PaaS/IaaSの違いは?それぞれの特徴やサービス例を解説

NASの導入に向いている企業

NASの導入に向いている企業としては、以下2点の条件が挙げられます。

  • 導入コストや導入期間を最小限に抑えたい
  • 専門知識がない状態でも、まずはシンプルに導入してファイルの容量超過を解消したい

なるべくコストや手間を最小限にしつつ、まずはシンプルなファイル共有環境を用意したい企業や、社内の各パソコンの容量超過を早期に解消したい企業などに向いています。

まとめ

ファイルサーバーとNASはどちらもファイルの保管・共有ができる仕組みですが、以下の点で主な差異があります。

  • 機能拡張の柔軟性
  • 導入コスト
  • 導入や運用の手間
  • セキュリティ対策のしやすさ

しっかりと機能性やセキュリティ性を求める場合はファイルサーバー、コストや手間を最小限にとどめて導入したい場合はNASを選ぶとよいでしょう。

自社に合ったファイルの保管・共有環境を整備して、業務効率化や事業継続力強化につなげていきましょう。

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