- Home
- ニュース, 製品・サービス・イベント
- Chat&Messenger、スケジュール共有がクラウドに対応。ビジネスチャットの企業間連携も簡単に!
Chat&Messenger、スケジュール共有がクラウドに対応。ビジネスチャットの企業間連携も簡単に!
- 2018/12/25
- ニュース, 製品・サービス・イベント
- Chat&Messenger, オンプレミス, ハイブリッド, ビジネスチャット, 働き方改革, 無料
- Chat&Messenger、スケジュール共有がクラウドに対応。ビジネスチャットの企業間連携も簡単に! はコメントを受け付けていません
25日、国産ビジネスチャットツールとして10年以上の実績があるChat&Messengerは、これまでオンプレミス (LAN 専用) のサービスとして開発してきたが、 2018年03月にクラウド・モバイル版をリリースし、その後7ヶ月で、ビジネスチャット・ビデオ通話・文書管理・スケジュール共有機能のクラウド版に対応したことを発表。
このChat&Messengerは、ビジネスチャットのみならず、ビデオ通話、スケジュール共有、文書管理を統合したチャットツールであり、機能の制約はあるものの、無料利用も可能である。難しい設定無しで社内ユーザを自動認識し(LAN、クラウド共に)、直ぐにビジネスチャットやビデオ通話が利用できる点が特徴であり、またサーバ構築に必要となる IT スキル(Webサーバ、DBサーバなど) は一切不要である。
この記事の目次
働き方改革に貢献するカレンダー・スケジュール共有
今回の新機能では、働き方改革をより推し進めるべく、カレンダー・スケジュール共有機能がクラウド対応した。受信したチャットメッセージから、サクッとスケジュールやTODO登録が可能とし、ビジネスチャットとカレンダーが連携させている。
スケジュール予約では、チャットメンバーの公開スケジュールを閲覧し、空き時間にスケジュール予約が可能。また、チャットメンバーに対し素早く ToDo 依頼を行い、進捗を管理する事も可能としている。
企業間でビジネスチャット、テレビ会議、ファイル共有
Chat&Messengerクラウドサービスは、Emailドメイン単位でユーザを自動認識する。Enterprise プラン(有料) 以上のプランでは、子会社・グループ会社など関連企業間においても、ビジネスチャット、テレビ会議、ファイル共有、スケジュール共有できる仕組みを簡単、且つ、セキュアに構築する。
Emailドメイン単位で独立したサーバアプリケーションを構築するが、サービスに参加できる Emailドメインを管理者が指定する事も可能にした。これにより、ビジネスチャット、テレビ会議、ファイル共有、スケジュール共有などのサービスを、子会社・グループ会社も含め簡単に連携できる。
セキュリティーを重視したシステム設計 (暗号鍵を企業が管理)
Chat&Messenger クラウドサービスは、セキュリティーに配慮したシステム設計を行っており、次の点を特徴としている。
- フリーの email は利用できず、組織の email を使い email 認証を行いアカウントを作成
- 組織の email ドメイン単位で独立したサーバアプリケーションを構築する(類似サービスに多い、いわゆる マルチテナント・アーキテクチャ ではなく、企業毎にアプリケーション・データを分離するシステム設計)
- ユーザーが指定する暗号化キーで、個別にデータベース / アップロードしたファイルを強力に暗号化
- chat-messenger.com にサブドメインを割り当て https 通信を行う
- IPアドレス制限可能
- 管理者によるユーザ管理機能有り
Chat&Messengerクラウドサービスはオンプレミスでも提供(予定)
2019年春には、これまで開発してきたChat&Messengerクラウドサービスを、オンプレミスでも簡単に利用できるよう、 次期CAMServerへ統合し公開するという。空いている手持ちのPC にインストールするだけで、Chat&Messengerクラウドサービを社内イントラネット内限定で、セキュアに構築できるのは面白いアプローチである。サーバ構築に必要な ITスキルは極力不要で、社内コミュニケーション&ファイル管理システムが構築できるのは、大規模に導入する前に情シスが勉強するというのには悪くない方法であろう。
このクラウド一辺倒なご時世の中、Chat&Messengerはチームごとのポリシーに応じて、オンプレミス (LAN専用) or クラウド&モバイルを使い分ける、ハイブリッドなビジネスチャットツールである。これにより、個人情報、機密情報を扱うチームはオンプレミス (LAN専用)で、営業先・テレワークなど社外でも利用するチームはクラウド&モバイルを利用すると言った使い分けも可能になる。
Windowsのみならず、Macにも対応し、AndroidやiOSのモバイルでも使えるように準備されており、アンチMicrosoft、アンチGoogleというような方針をお持ちの企業様には、面白い選択肢の一つではないだろうか?
プレスリリース:https://chat-messenger.com/info/schedule_calendar-v4-03
カテゴリー: