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ソフトバンク、Pepperを動かす新アプリを無料提供 発表会には田村淳と益若つばさが登場
- 2017/2/28
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(左から)ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、益若つばさん、冨澤文秀・ソフトバンクロボティクスグループ社長
無料アプリはソフトバンクがPepperの普及を後押しする施策の一環。一般向けのPepper用に提供する。
ソフトバンクが無料提供するPepper用アプリ
「pepper maker(ペッパーメーカー)」は、Pepperを動かすために、オリジナルの動きやセリフ、効果音を作成することができるアプリ。スマホやPCからなど、小学生でも分かりやすいようにインターフェースがデザインされている。画面の中にいるバーチャルPepperに指示を送り動かすことができるため、Pepperが近くにいなくても作成が可能だ。
pepperヘルスサポートとして発表された「pepper brain(ペッパーブレイン)」は、脳医学者の加藤俊徳氏が監修して開発された脳トレアプリ。Pepperを通して脳トレを行うことが可能で、毎日行ってもなくならないほどの問題が用意されているという。
「pepper healing(ペッパーヒーリング)」は精神科医の名越康文氏が監修した人の心の状態を把握しアドバイスしてくれるアプリ。Pepperの感情認識センサーを通して心の状態をチェックし、18種類のエクササイズを紹介してくれる。
このほか、リモコン代わりとして家電を操作できる「iRemocon for Pepper」や、KORGと共同開発した立体サラウンドを実現する「バーチャルサラウンド」、Pepperをスマホから操作できる「pepper View」を用意した。
冨澤ソフトバンクロボティクスグループ社長
アプリは2月8日から順次提供。PepperのOS(基本ソフト)「ナオキ(NAOqi OS)」を通してダウンロードができる。「Pepperが進化し、人間も一緒に進化するというスローガンで、さまざまなアプリケーションをリリースしていく」。冨澤文秀・ソフトバンクロボティクスグループ社長は発表会で意気込みを述べた。
法人利用は3本柱で開拓
一方、法人向けのPepperの拡販に向けては「Pepperが進化させるYour Business .Your Life」とのスローガンを掲げ、「サービス」「セールス」「PR」で利用を加速させる方針を示した。
法人は3本柱で利用を促進
サービスでは案内や受付などを行い、業務効率化やコスト削減を提案。セールスでは接客や販売時での決済、POS(販売時点情報管理)の入力を行い売上アップへの貢献をアピール。PRでは広告やCRM(顧客情報管理)でアプリでのダウンロード誘導など、ブランディングや認知向上を目的として利用を促す。
セールスでの決済対応の展示
「ロボットがいるだけで可愛い時代はもう終わった。これからはロボットがいるとどれだけ売り上げが変わるのかという時代になった」。一連の施策の狙いについて冨澤社長はこう述べた。また、Pepperの導入企業が2000社を超え、2017年4月から公立小中学校282校にPepper2000台を3年間無償で貸し出し、世界最大規模のロボットプログラミング授業を始めると説明した。
益若つばさがPepperカフェでお買い物 ロンブー淳が記者の代わりに質問も
発表会ではタレントの益若つばささんが登場。カフェで注文するお客としてPepperと会話をしながら注文をするデモを行った。益若さんは会員登録を勧めてくるPepperに驚いた様子だったが「普段、会員登録はしないんですけど、Pepperくんに言われたら思わず登録しちゃいますね」と語った。
益若つばささんはお客役となって、カフェでPepperの接客を受けた
また、「pepper maker」のプロジェクトリーダーとしてお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも登場。田村さん自身もPepperを所有しており、冨澤社長に自らアイデアを持ち込んだ秘話などを明かした。
益若さんのリクエストを無視し「記者さんたちが一番聞きたいけど聞きにくいことをPepperに聞いてもらった」とPepperのデモを行った田村淳さん
会場では田村さんがPepperを喋らせて動かすデモンストレーションが行われ、相方の田村亮さんに向けて「SNSで素性を隠してベラベラしゃべっているみたいですけど、気をつけてね」と忠告のメッセージを送り、会場の笑いを誘った。また、その場でPCを操作し、Pepperを使って「バレンタイのご予定はなんですか?」と、益若さんへ集まった記者の代わりに質問。益若さんを困らせていた。
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