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Pepperが顧客を覚えて好みのコーヒーを提供 ソフトバンクが「ロボカフェ」の実験を都内で開始
- 2017/7/20
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2017/07/20
ソフトバンクは、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、店舗に来店した客の好みのコーヒーを提供する「ロボカフェ」の実験を東京都内にある銀座、表参道、六本木の直営店で始めた。顧客サービスの一環でソフトバンクのファンづくりにつなげるのが狙い。8月2日まで実施する。
「ロボカフェ」は、Pepperとサーバーを通信で連動させて顧客にコーヒーを提供する
ロボカフェは、店舗に来店した客がPepperの胸にあるタッチパネルで好みのコーヒーや濃さを選び、頭をなでると連動するネスレ製のコーヒーサーバーからコーヒーが提供される仕組み。コーヒーを抽出する間にはPepperのタッチパネルに店舗からの情報や広告が表示される。ソフトバンクでは実験に先立ち、ソフトバンク銀座(東京・中央)で、ロボカフェのデモをメディアに公開した。
メディアに公開された「ロボカフェ」のデモの様子
タッチパネルでコーヒーの飲み方や濃さ、量などを選ぶことができる
その後、好みのコーヒーを抽出して提供する
ロボカフェではサービスを利用時に画面に表示される「お友達登録」を行うとPepperが利用者の顔と、コーヒーの好みを記憶。再来店した時にサービスを利用すると、前回と同じ好みのコーヒーを提供する。利用者の好みはクラウドで情報を登録するため、別の店舗のロボカフェでも、同じ好みのコーヒーを受け取ることができる。ソフトバンクでは実験で利用者のニーズを確かめ、評判がよければ、ほかの店舗にも展開するとしている。
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