【ウェアラブルEXPO】用途ごとにパーツを選べる! 世界初のモジュラー型スマートウォッチ BLOCKS
まるでブロックのように機能を組み合わせることができる世界初のブロック型スマートウォッチ。それが「BLOCKS(ブロックス)」だ。
モジュラー型スマートウォッチ「BLOCKS(ブロックス)」
英国のスタートアップ企業、BLOCKS Wearablesが開発した「BLOCKS(ブロックス)」は、コア部である時計に、GPS、心拍計、高度・気圧・気温計などの機能モジュラーをバンド部に付けることで、必要な機能を追加できる。
外見は普通のデジタル腕時計と変わらない
本体の時計部分は、Snapdragon CPUとAndroid6.0の組み合わせで、スマートウォッチとしての機能を搭載。Wi-FiやBLEに対応し、これらの通信を使って、AndroidやiOS機器との連携も可能だ。本体の時計部分とモジュラー部分、モジュラー同士は独自のコネクタで接続することで防水・防塵・対汗性を確保した。
「BLOCKSはモジュラー部分を開発するだけで、さまざまな用途に利用できる。例えば、RFIDやバーコードリーダーモジュラーを付ければ、倉庫などで使える。GPSやスマートキーモジュラーを付ければ、宅配便のドライバーが活用することもできる。フェリカモジュラーを付けることで、ICカード定期券や電子マネーとしての活用も可能になる」と、平内優・BLOCKS Japan代表は、製品の特長について、こう説明する。
平内優・BLOCKS Japan代表
BLOCKSは2017年5月に発売を予定している。税別の価格は5万9800円。また、普及に向けて、クラウドファンディングで出資者を募っているという。