情シスのための新常識ボディメイク術 第6回「腰痛は脳の錯覚!?体幹を鍛えて腰痛に勝つ!」

2017/05/14

一度固定されたヘルニアのイメージに合わせて体が反応をもたらすことが・・・

最近、腰痛の90%は器質的には原因不明であると言われています。

では何が原因かと言うと、原因は脳にあるという研究が進んでいて、腰痛は脳の錯覚であるという説があるのです。

あなたが腰痛になって病院を受診したとしましょう。
腰痛で病院に行くと、まず「レントゲンを取りましょう。」とすめられる事が大抵です。
重症な場合は、さらに詳しく診るためにCTや MRIの検査をすることもあるでしょう。
多くのお医者さんはこう言うことが多いです。

「画像では特に問題はありません。強いて言うと、椎間板が少し潰れかけています。ちょっとそのせいで隙間が狭くなっています。これが進行するとヘルニアになってしまいます。」

このときあなたの頭に中に残るフレーズは、”椎間板が潰れている” “狭くなっている” “ヘルニア” です。

この言葉は何度も何度も頭の中でリフレインされます。
あなたは人に会うたびにこうつぶやくでしょう。

「私、椎間板が潰れてて」「ヘルニアになっちゃって」「だから痛みが治らないの。」

そしてあなたの体はそれに合わせた反応をもたらすことになります。

 

MRIなどの画像検査の発達は多大な恩恵をもたらしました。体にメスを入れることなく内部を見ることができる素晴らしい技術進歩です。

しかしながら、画像と実際の症状が一致しないことも多いのです。
画像上ヘルニアがあったり、脊髄の通る脊柱管が狭くなっていても、それがすぐに症状を出すとは限りません。
大概の場合、画像を見せられると、それらの情報が頭にインプットされ、それはイメージとして脳に固定されます。
あなたの頭の中には、潰れた椎間板の映像や、少し飛び出した椎間板の映像が残ります。
この一度固定されたイメージはなかなか消えることは難しいです。
そしてあなたの体はそれに合わせた反応をもたらすことになります。

「痛い」

あなたは、日常でこの言葉をついつい口に出してはいないでしょうか。
椅子から立ち上がるとき、体制を変える時、ついつい「痛っ」などとつぶやいてはいないでしょうか。
私が、長年多くの患者さんを見てきて思うのは、口癖のように「痛い」と言う言葉を発する患者さんほど、痛みが取れづらいということが言えます。

脳は痛いと言う言葉を何度も認識します。そしてあなたの体はそれに合わせた反応をもたらすことになります。
一度でもぎっくり腰をした経験のある人ならもう二度とその強烈な痛みを経験したくないと思うでしょう。
動けない、立ち上がれない、寝返りが打てない、仕事に行けない、楽しみにしていたデートに行けない。
あなたの立てた予定を台無しにしてしまうのが、ぎっくり腰です。その辛い経験をしたくないとあなたの脳は記憶します。
痛みに対する過剰な不安、またあの痛みが来るのでは、という恐怖が脳の一部の機能を低下させ、慢性腰痛につながります。

これが冒頭に上げた脳の錯覚なのです。

 

あなたはあなた自身で腰痛を作り出している

そんな身も蓋もないことを言わないでくれ、厳し過ぎる、と思うかもしれませんが、この事実を認識することが腰痛を遠ざける鍵なのです。
腰痛に対するネガティブな思考をポジティブに変える。そのために、あなたに必要なのは自信です。

たとえ腰痛が起きても大丈夫だと言う自信。
そもそも腰痛は滅多に起きないと言う自信。
自信をつけるには日頃のトレーニングが有効です。

「私はいつもこのトレーニングをしているから大丈夫だ。」

その思い込みが自信なのです。

 

前回は、腹筋を鍛えることと背筋のストレッチの重要性を説きましたが、今回はもう少し体の内側にある筋肉についてです。
俗にインナーマッスル、コア、体幹などと言われているものです。この体の内側にある筋肉を鍛えることによって、あなたの腰はしっかりと守られることになります。

ではトレーニングをやってみましょう。

①両足をしっかりと地面につけ、足の裏全体で地面を押し付けて立ちます。

②腹筋に力を入れお腹をへっ込めます。

③おしりにも力を入れお尻をギュっと締めます。

④体を真っ直ぐにしたまま、腰が折れないよう注意しながら体を斜め前方に倒します。

⑤足の裏が地面から浮かない、腰が折れないで体をキープできる限界で止めます。

⑥この姿勢を15秒続けます。

慣れてきたら秒数を増やしたりセット数を多くしてやってみましょう。

 

このトレーニングを続けることによって、あなたには、

腰痛は滅多に起きない。

たとえ腰痛が起きても軽く済む。

と言う自信が生まれ、あなたの腰痛に対する脳の不安や恐怖は軽減することでしょう。

 

日々トレーニングを続けるということ、いつしかそれは腰を支えるだけでなく、あなたの日常や仕事、人間関係に対する自信となって人生を支えてくれることになるでしょう。


三澤 威 (みさわ たけし)

1989年10月新日本プロレスにてデビューするも、頚椎(けいつい)損傷の重傷を負い四肢麻痺となる。1年半のリハビリ生活を経て復帰したが、再度頚椎(けいつい)を痛めて現役を離れる。

柔道整復師の国家資格を習得後、現在まで新日本プロレストレーナー&トレーニングディレクターとして選手のメディカル管理、練習指導にあたる。プロレスリング以外にも、体操プロデュース、ビューティーアドバイザー、新コンセプトの「4D インソール」開発等に携わる。現在、「かっこいい生き方」をテーマに食、運動、心を連動させた4Dボディソウルメイクを発信、展開中。

●新日本プロレスメディカルトレーナー、トレーニングディレクター
●新日本メディカルトレーナー協会理事長

 

所属:ミサワ整骨院

関連記事

ピックアップ記事

  1. 「身内であっても全員疑え!」そんな手厳しい考え方が主流になろうとしています。 10年以上前に提唱さ…
  2. テレワーク(在宅勤務)はコロナ禍以前にも東京オリンピック2020の混雑緩和を目的に「テレワークデイズ…
  3. 常に新しい用語が生まれてくる情報システム部門は、全ての用語を正しく理解するのも一苦労。ましてや他人に…
  1. 松田軽太の「一人情シスのすゝめ」#21:システム内製化は言うほど簡単じゃない!?

  2. シリーズ【SSL可視化とセキュリティ】3)クラウドサービス活用時代における ネットワークセキュリティの必要性

  3. 「ゼロから学ぶ」セキュリティ知識#01:そもそも脆弱性って何?

  4. DX時代の情報システム部門をアップデートする『情シスサミット 2021 ONLINE』開催

  5. シリーズ【企業の情報漏洩の原因】#03 インターネットサービスの利用に伴う情報漏洩パターンと対策-is702

  6. Are you ready for DX? あなたは「DXの本質」を理解してますか?

  7. セキュリティ事故が発生した場合の被害額って想像できてますか!?~JNSAレポートより~

  8. 松田軽太の「一人情シスのすゝめ」#20:PDCAはKPTと合わせ技で行うと効果的!?

  9. 株式会社ビジネス・アーキテクツ「社内SE/ヘルプデスク/インフラエンジニア」ポジションのご紹介[PR]

  10. Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了(EOS)について-IPA

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

関連サービス

IT-Manager AS

IT-Manager SD

情シス求人

  1. 第二創業期を基盤から支えます。大手クライアント中心。リモートワーク可/フレックス求人! 『サイ…
  2. Findyで1人目のコーポレートエンジニアを募集!会社と組織の基盤づくりをお任せします。 「テ…
  3. 圧倒的な成長、ITによる事業貢献を実現したいあなたへ。 皆さんもスポーツ用品やアウトドア用品で…
  4. あなたのやりたいことを、叶えてください! 今回は、千代田区岩本町に本社を構える株式会社クリアス…
  5. 帰宅後や休日の束の間、ゲームでストレス解消! なんて方も多いのではないでしょうか? 今…
ページ上部へ戻る