【教育ITソリューションEXPO】ユニークなアイデアがキラリと光る企業
- 2016/5/31
- レポート
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この記事の目次
- スポーツの手本と自分の動作を動画で簡単に見比べできるアプリ ペンギンシステム
- 電子回路に関する基本学習を支援「E-Station」 MGIC
- 過去の楽譜も生き返る！？ 音楽図書館ミューリブ ミクロマクロリンク
- バックナンバー
- 【教育ITソリューションEXPO】国も推進、動き出した巨大なICT市場
- 【教育ITソリューションEXPO】世界中の教師をICTで支援する チエル
- 【教育ITソリューションEXPO】使い勝手を重視した新型書画カメラ エルモ社
- 【教育ITソリューションEXPO】子どもを飽きさせないeラーニング すららネット
- 【教育ITソリューションEXPO】学校セキュリティ対策を支援 安川情報システム
- 【教育ITソリューションEXPO】「かたまり」で読む速読法をアピール SRJ
- 【教育ITソリューションEXPO】米Newline社のICT教育製品を展開 フォースメディア
- 【教育ITソリューションEXPO】遊びながら知能が育つタブレット ユニティ
- 【教育ITソリューションEXPO】ユニークなアイデアがキラリと光る企業
- 【教育ITソリューションEXPO】教育版レゴで楽しい研修や「まなび」を実現 アフレル
- 【教育ITソリューションEXPO】日本最大級のロボット教室を展開 ヒューマンアカデミー
- 【教育ITソリューションEXPO】遊び心を込めたプログラム教材 ワイズインテグレーション
スポーツの手本と自分の動作を動画で簡単に見比べできるアプリ ペンギンシステム
ペンギンシステムのブースではアプリ「見ん者（みんじゃ）学校版」のデモが行なわれていた。「これは、スポーツ時の自分の動作とお手本動作を見比べるソフトです。動画の編集スキルなどは不要で、タブレット端末で簡単に比較ができる」と、神池智生常務は説明する。
「見ん者（みんじゃ）学校版」
同社は研究者向け支援ソフトの開発が主事業とする企業。このアプリは大学と共同で開発した。「見ん者（みんじゃ）学校版」は教育に取り入れることで、正しい動作のポイントについて深い考察が可能になる。実際に、サッカーで無回転シュートができるようになった、砲丸投げの距離向上、フリースロー成功率が向上したなどの効果が見られたという。同社としては今後教育だけでなく、工場やリハビリ施設などにも提供していきたい考えだ。
電子回路に関する基本学習を支援「E-Station」 MGIC
MGIC（エムジック）がブースで展示していたのは「E-Station」という、電気・電子回路実験を行なうキットだ。電子回路に関する基礎を学ぶことができる。
「現在SE（システム・エンジニア）の方はプログラミングについては学ぶが、電子回路の基礎的なことは学ぶ機会が少ない」と、業務管理部の秋山淳子さんは、狙いについて、こう説明する。
MGIC 業務管理部の秋山淳子さん
同社では高校・高専・大学での利用を想定しているは、一般企業の研修にも使ってもらいたいという。その結果に、「日本のものづくり復活に少しでも貢献できればと思っています」（秋山氏）と話している。
過去の楽譜も生き返る！？ 音楽図書館ミューリブ ミクロマクロリンク
「学びNEXT」のゾーンでもユニークな企業が多かった。その中でも異彩を放っていたのが、楽譜にあふれ、音楽が奏でられているミクロマクロリンクのブースだ。同社が提供するのは、「Music Meta Library（音楽俯瞰図書館、通称ミューリブ）」。これは曲単位で楽譜と音源をタブレット端末で一括管理できるソフトだ。
デジタルツールと古い楽譜が融合。
ミューリブは「『打ち込み』ではなく、演奏と楽譜がシンクロしている」と、原岡和生氏社長は説明する。
ミューリブは常に譜面上で演奏箇所を確認できる。楽譜だけを古いものに変えると、楽譜が古い手書きのものに変化し、音楽はそのままシンクロして、演奏箇所のハイライトをする。音楽教育用に活用できそうだ。
バックナンバー
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