求人サイトの比較〜会員登録フォーム編〜

今回は、各求人サイトの「会員登録フォーム」のデザインを比較してみました。

会員登録フォームのデザインについては、多くのデザイナーが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。企業としては、求職者の情報をできるだけ多く集めたいと思っていますが、登録時に入力項目が多すぎると、ユーザーが離脱してしまう可能性もあります。そこで今回は、リクナビNEXT、エン転職など、日本で人気のある6つの求人サイトをピックアップして、それぞれがどのように会員登録フォームを設計しているのかを比べてみました。

第1弾では「求人カード」の比較を行いましたので、興味のある方はこちらよりご覧ください。

※紹介の順番はランキングではありません。


エン転職

リクナビNEXT

doda

マイナビ転職

ビズリーチ

Indeed

全体的に見て、どの求人サイトの会員登録フォームにも、かなり多くの入力項目がある印象でした。一般的には、メールアドレス/電話番号/氏名/居住地/職歴/給与/学歴 などが中心になっています。ビズリーチ  Indeed の登録は比較的簡単で、他のサイトは登録時に多くの情報を入力する必要がある傾向が見られました。

個人的な推測ですが、この違いは、各サイトがターゲットとするユーザー層によるものです。

ビズリーチ は年収600万円以上の管理職・専門職・ハイスキル人材向けで、こういった人たちは自分のキャリアや希望が明確なため、登録段階で細かい情報を求められると逆に離脱してしまう可能性があります。そのため、必要最低限の入力で登録できるように設計されています。
Indeed は検索エンジン型の求人サイトで、スピードと手軽さを重視。初回登録は非常にシンプルで、すぐに求人検索や応募ができるようになっています。

一方、リクナビNEXTエン転職Dodaマイナビ転職 などは主に若手層や転職初心者を対象としており、マッチングの精度を高めるために、最初から細かな希望条件やスキル情報を登録させる設計になっています。

また、気づいた点としては、入力項目が多いため、進捗バー が表示されていると、「あとどれくらいで終わるのか」の目安が見えるので、ユーザーにとって安心感があります。逆に進捗が見えないと、「いつ終わるの?」と不安に感じて離脱してしまう可能性もありそうです。

まとめ

求人サイトの会員登録フォームデザインでは、ターゲットユーザーを分析し、そのユーザーの心理的負担を理解し、最適なバランスを見つけることが重要だと改めて感じました。以上、求人サイトの「会員登録フォーム」デザインの比較についてでした!
このブログが、これから求人サイトをデザインする方にとって少しでも参考になれば嬉しいです!

情シスナビを運用している株式会社HumAInでは、求人メディアや求人サイトのノウハウも多数あり、開発・デザインの実績も豊富ですので、気になった方やお困りの方はこちらからお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人:takahashi

2022年、初めての転職活動を経て現職へ。情シスナビ編集部以外にもバックオフィス業務や営業サポートも担当。情シスやIT業界に関する情報を分かりやすくお届けします。

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