戸惑わない!WindowsからMacBookなどmacOSに乗り換えたユーザー向けの操作ガイド
この記事の目次
普段Windowsを使っていてMacbookなどMacOSに乗り換えた時に戸惑わずに済む意識しておくべきことなどTipをお伝えします!
WindowsノートPCなどWindowsOSからMacBookなどMacOSに乗り換えた際、最初はかなりの違いに戸惑うかもしれません。しかし、AppleのmacOSにはその独自の魅力と便利な機能があり、慣れてしまえば非常に快適に使用できます。
この記事では、WindowsもmacOSもLinuxもどれもめっちゃ使うけどやっぱりWindows準拠の操作が望ましい!と思っている私によるWindowsユーザーでもMacBookに慣れる為に、役立つフリーソフト、そして意識しておくべきポイントについて詳しく解説します。
意識しておくべきポイント:主なキーのWindowsとMacでの違い!
その1:WindowsでのCtrlキーはcommandキーである
まずは意識しておくべきことはWindowsでCtrlキーに相当していたものがcommandキーとなります!
なので当然ですが、コピーはcommandキー+C ペーストはcommandキー+Vとなります。
Windows用の一般的なキーボードではCtrlキーは一番左下の位置に君臨し、Ctrlキーを押したいとなると、まるで車のクラッチを左足で切るように体が反射的に左下を押しますよね!
ところが、macOS用の一般的なキーボードの左下のキーはCaps Lock(⇧)キーとなっており、こちらCaps Lockキーとなっております。
Caps Lockキーは鬱陶しいと感じている方の方が多いのではないでしょうか?
もしそう感じている方は、これをCtrlキーに相当するcommandキーに変えてしまいましょう!!
Caps LockキーをCtrlキーに相当するcommandキーに変更する方法!
設定を開き、キーボードのところに行きます。すると、キーボードショートカットという項目があるのでそちらを開きます。
こちらよりCaps Lock(⇧)キーを下記のようにCommandにしましょう!
こうすることで、なんと左下に君臨するCaps Lock(⇧)キーがcommandキーとなり、Windowsでいうところ、Ctrlキーの役割を果たすキーに大変身し、感覚的に使いやすくなります!
余談ですが、私はたとえWindowsであったとしても、Caps Lockキーは鬱陶しい存在としか思えないので、KeySwapというフリーソフトを使って、Caps Lockキーの役割をCtrlキーに変更しております。
その2:WindowsでのBackspaceキーはDeleteキーであり、Deleteキーは存在しない!
そうです!Windowsでカーソルの一つ前の文字を消す場合は、Backspaceキーですが、macOSではDeleteキーとなっております!またWindowsでカーソルの1つ後の文字を消す場合はDeleteキーを使いますが、macOSにはそれに相当するキーがありません!!
代わりにカーソルの1つ後の文字を消す場合はFnキーとDeleteキーを同時押しします!!
大きなキーの違いをまとめると
Windowsでのキー | Macでそれに相当するキー |
Ctrlキー | commandキー |
Backspaceキー | Deleteキー |
deleteキー | Fnキーとdeleteキー同時押し |
となり、快適に操作する上ではこのことを意識しておくのは必須となります。
クリップボードを導入しましょう!
Maccy – macOS clipboard manager
Windowsではコピーした文字などをシャットダウンまで蓄えて、Windowsキー+Vで呼び出せる機能がデフォルトで備わっているのですが、macOSにはそれに相当する機能が基本的に備わっておりません。そこでWindowsのクリップボードと同等の働きをしてくれるフリーソフトにMaccyというものがありますので、そちらをインストールしておくことをおすすめします!Maccyを使えば、コピーを取っていた文字を蓄え、それを再利用できるようになります!
画面分割を容易にできるようにしましょう!
Rectangle Mac (rectangleapp.com)
WindowsではWindowsキーとカーソルキーの←で使っているアプリを左画面を分割したりなど簡単に画面を平等に割ることができます。こちらもmacOSには標準機能で行うことにはなかなか難しいものがあります。
そこでこちらのRectangleの導入をおすすめします!
このアプリでは画面分割のショートカットを自分好みに設定できるようになるため、下記のように
Commandキー+←で左に画面分割
Commandキー+→で右に画面分割
のように設定してしまえば、Windowsの画面分割と遜色なく操作できるようになります。
macOSの最大化はちょっと意味が違う??
Windowsでは画面を最大にしたいときは、基本的にはタイトルバーの右端に君臨するウィンドウのコントロールボタンの最大化をクリックするかWindowsキー+⇧で行うことが一般的かと思います。
macOSで左上にあるこちらをクリックしてしまうと、フルスクリーン状態となってしまい、バーなどが隠れてしまいます。
そこで私はmacOSでアプリケーションを最大化したい場合は、このように何もない箇所をダブルクリックして最大化しておきます。
実はWindowsでもこのアプリケーションの上部の何もない辺りをダブルチェックすると最大化できるので、この手法で最大化すると何かとスムーズです。
アプリケーションを終了させる方法について!(Windowsの閉じるボタンXとMacOSの閉じるボタンXは役割が違う)
Windowsでアプリケーションを使わなくなり終了させたい場合は、基本的にタイトルバーの右端に君臨する✖ボタンをクリックして閉じると思いますが、macOSの場合✖ボタンをクリックしてもアプリは基本的終了されず、ホットスタンバイのように残り続けてしまいます。そこでmacOSでアプリケーションを終了させたい場合は、✖ボタンをクリックするのではなく、こちらのようにアプリケーションの名前をクリックした際に出てくる[アプリケーション名]を終了をクリックして閉じるのがよいでしょう。
またはcommandキー+QでWindowsのアプリケーション終了コマンドであるAltキー+F4と同等の終了させ方をすることもできます。
マウスホイールのスクロールの向きとトラックパッドのスクロールの向きをそれぞれ自分の好きな向きに変更できます!
通常、macOSのデフォルト設定では、トラックパッドのスクロール方向は「ナチュラル」方向(iPhoneやiPadと同じ)に設定されていますが、マウスホイールでのスクロール方向は逆になってしまいます。これを設定で逆にしようとすると、トラックパッドのスクロール方向がナチュラルと逆の方法になり、マウスホイールでのスクロール方向がナチュラルになっています。
そこでのこちらのScroll Reverserを使えばマウスホイールの向きと、トラックパッドでのスクロールの向きそれぞれ自由に設定することができるのでこちらの導入もおすすめです!
まとめ
このようにmacOSの特性や違いを把握し、macOSの良さを活かしつつWindowsの操作に近づけることができればかなり親和性の高い相棒となるので、是非ともmacOSに乗り換えて戸惑っているあなたは、自分に使い慣れたスタイルに変更できないか調整してみてはいかがでしょうか??
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