IoT向けの国内ITサービス市場支出額、2021年には6670億円に IDCが市場予測

  • 2017/4/11
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2017/04/11

IDCジャパンは、IoT(モノのインターネット)向けの国内ITサービス市場の予測を発表した。調査によると、2016年の支出額は前年比96.9%増の548億円で、2016~2021年の年間平均成長率は64.8%となり、2021年の支出額は6670億円になる見込み。

国内IoT向けITサービス市場の支出額予測(2016~2021年、出典:IDCジャパン)

国内IoT向けITサービス市場の支出額予測(2016~2021年、出典:IDCジャパン)

IDCでは国内企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた中核技術の1つとして、IoTの活用が急速に進むと見ており、IoTの導入や運用をITで支援するビジネスを「IoT向けITサービス」と定義。これを踏まえ、ITサービス市場に含まれるIoT向けサービスの支出額をIoT向けITサービス市場として調査を行った。

具体的には、IoT向けのプロジェクトベース(システム構築やカスタムソフトウェア開発、ITコンサルティングなど)、テクノロジーアウトソーシング(ITインフラストラクチャやアプリケーション運用など)、サポートとトレーニング(ハードウエア、ソフトウエアの保守やIT教育など)の市場を対象にした。

IoT活用の業務サービスと支援ITサービスが市場全体の成長をけん引

IDCでは、2016年では、IoT向けITサービス市場はいまだ黎明期で、コンサルティングやシステム構築などのIoT導入支援を行うサービスが中心となっていると分析。

産業別では、組立製造業を中心とする製造業や公共分野などでのITサービス支出額が多くなっているが、支出額は、ITではない領域を含むIoTサービス市場全体と比較すると小規模にとどまっているとしている。

一方で、成長率の観点では、予測期間にわたり、IoT向けITサービス市場がITサービス以外のIoTサービス市場を大きく上回る成長率で拡大すると予測。理由として、2016年までに実施されたPoC(Proof of Concept、概念実証)案件から本格的なシステム構築の案件化が進むことや、ERP(Enterprise Resource Planning、企業資源計画)や生産管理システムなどの基幹系ITシステムとの連携の拡大、製造業以外の分野で新規ビジネス創出に伴うサービス需要の拡大を挙げている。

加えて、予測期間(2016~2021年)の後半では、IoTの活用を支援するサービスだけではなく、製品や設備など、IoTを活用した業務サービスを提供するビジネスが大幅に増加すると見ており、こうした新たな業務サービスと、それを支援するIoT向けITサービスが、IoTサービス市場全体の成長をけん引すると予測している。

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