学生時代のポートフォリオを振り返る

ごきげんよう。うつくしひろしです。

今回は、書類選考で落ちに落ちまくった学生時代のポートフォリオを振り返っていこうと思います。身バレなどを考慮してイラストにはモザイクかけております。

無名絵師ですが一応・・・一応ね・・・

どこの業界に向けたポートフォリオ?

私はゲーム業界を目指していました。幼少期からお絵描きが好きで、「〇〇会社に入りたい!」という具体的な希望はなく、「卒業後も絵を描き続けられる職業がいいな〜」というシンプルな動機で業界を選びました。好きなことを仕事にしたいという情熱だけで飛び込んだわけです。しかし、「イケメンキャラクターを描く」というスキルに偏っていた私は、ゲーム業界で求められる「多様なキャラを描ける」スキルを持っているとは言えず、結果は惨敗。

選考を申し込んだ全ての会社で選考に通らず就活大失敗しました。

一度だけ書類選考を通過した会社もSPI試験で不合格となったりと散々でした・・。ポートフォリオ作成は単なる技術の披露ではなく、自己の成長や多様性を示すことが重要だと強く感じました。(それはそう)

 

ポートフォリオの見直し

表紙

表紙にはイケメンキャラクターのイラストが並んでおり、背景は白一色でデザインに工夫が見られませんでした。この表紙では、見た瞬間に「イケメンしか描けません」という印象しか与えないなと反省しています。画力がまだ低かったこともあり、このような表紙では選考を通過するのは難しいと反省しています。

表紙のデザイン自体には上記以外で大きな問題は感じませんでしたが、「PORTFOLIO」の文字の大文字・小文字の使い方についてはもう少し考える必要があったかなと思います。例えば「P」を大文字にして強調するなら、その後の「ortfolio」を小文字にすることで全体のバランスを取ることができたかもしれません。

単色背景ではなく、少し工夫を加えた背景を用いることで、全体のデザインに深みを持たせることができたかもしれません。模様とかグラデーションとかね……

目次

目次はキャリア支援の指導や就職授業で「目次があると便利ですよ〜〜」というアドバイスを受けて作成しました。各章を色分けし、全体的にモノトーンでまとめることでイラストが映えるように工夫しました。右端にはデフォルメの女の子のイラストを置き、「こういうのも描けますよ!」というアピールをしました。

目次のレイアウトに関しては、章ごとに背景に軽いテクスチャや色のグラデーションを追加するなどのもう少し工夫が必要だったかもしれません。また、各章のタイトルをもう少し大きくし、フォントを変えることで区別させやすくするともっと読みやすくなったかなと思います。

また、章ごとの内容がすぐにわかるように短めのキャプションを追加すると読む人も内容の理解が深められたのではないかなと考えられます。右端のスペースも、デフォルメの女の子のイラストだけでなく、他のキャラクターやオブジェクトを追加することで、さらに多様なスキルをアピールする場になったかな〜といううっすらとした後悔があります。

 

自己紹介

自己紹介ページには出身大学や自分を表すキャッチコピーを記載しました。左下には人生の遍歴を簡潔にまとめ、「自分はこういう人です」ということを伝えることを心がけました。スキルのレベルをメーター風にデザインし、特にアピールしたいスキルには特売セールのシール風デザインを用いて目立たせました。

メーターのデザインの区切りを「まあまあ自信がある」「自信がある」「かなり自信がある」といった具合に明確にし、スキルレベルをもっと具体的に示すことで「今どれぐらいできているのか」をより明瞭に伝えることができそうです。また、特売セールのシール風デザインを目立たせることが目的ではあったものの、他の要素と調和するように配色やフォントを調整するべきでした。

自己紹介ページ全体の改善点では、背景に軽いパターンや色のグラデーションを追加することで視覚的な魅力を高めることができたかもしれません。また、テキストのフォントやサイズを調整することで可読性をあげる工夫をすべきだったなと反省しています。

ポートフォリオの内容

章のカバー

各章のカバーのアクセントカラーには目次に使用した色を採用してその章の内容を簡潔に示しました。カバー絵には、デッサンが上手くいった作品や普段と異なるスタイルの作品を選びました。カバー絵を選ぶ際には、各章のテーマや雰囲気を考慮することが重要です。

章のカバーに使用するイラストも、もっと多様なスタイルを取り入れるべきでした。特にイケメンキャラクター以外の作品を積極的にカバー絵として採用することで、「いろいろ描けますよ」ということをアピールできたと思います。(ここでは3DCGを採用していますがそのほかは大体同じ感じの絵です。)

また、カバー絵の周りに模様などの軽い装飾を加えることで、視覚的な引き立て効果を狙い読者を飽きさせないようにできたのかも・・と思います。

章の目次のテキストが少々見づらかったため、文字を大きくするか太さを変更するなどの工夫が必要でした。目次でも話しましたが、章ごとに短めのキャプションを追加することで、見る人にその章の内容を理解させやすくできたと思います。

詳細

ここでは各作品について工夫した点や気付いた点を感想としてまとめました。どのように考えて作品に取り組んだのか、どのような工夫をしたのかを記載して作品に対してどのような姿勢で取り組んだのかを伝えることを心がけました。映像作品の場合はYouTubeへのリンクをQRコードで貼り、読者がすぐ実際の動画にアクセスできるようにしていました。

この画面では各作品の制作過程や背景情報をもっと具体的に記載するべきでした。

作品ごとに使用したツールや技法、制作期間などを記載することで、見る人に私の制作プロセスをより深く理解してもらうことができます。たしかこれをキャリア支援の先生に見せて修正したものではその情報を入れていた気がします・・・

また、各作品の解説に図解やチャート、没案やラフスケッチを追加することで、作品への取り組み方をより明確に伝えてみても良かったなと思います。

作品の評価やフィードバックも作品詳細の画面に含めることで、見る人に私の成長過程を伝えることができます。同じテーマで描いた作品の比較や、フィードバックを基にどのように改善したかを示すことで、私のスキルの向上を具体的に提示できたなと思いましたがスキルの向上ってそんな明確に見せられるほどしていたかしら・・と思ってしまいました……笑

反省点と改善点のまとめ

ポートフォリオを振り返ると、多くの反省点が浮かび上がりましたし、改めてポートフォリオというのはただの作品展示本ではなく、自分ができることの幅をみせるものなのだと痛感しました。なので特定のジャンルに偏るのではなく、幅広いスキルをアピールすることが重要でした。学生時代に様々なスキルを身につける機会はあったものの大体をイケメン系に振ってきたのでいざポートフォリオを作成する時に戦える武器がかなり少なく、結果的に惨敗になってしまったのだなと感じます。

今回の振り返りを通じて、多くの改善点が見つかりました。これらを踏まえ、今後のポートフォリオ作成に活かしていきたいと考えています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!また次回のブログでお会いしましょう〜!

 

うつくしひろし

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