ごきげんよう、うつくしひろしです。
今回は自分がインターンに参加した際に作成したものを振り返っていこうかなと思います!
ほぼUI/UX初心者のときに作成したものなので、Webデザイン1年ちょいやってきた今の目線で添削もしていきたいと思います。
インターン課題について
ついに始まったインターンシップ。インターンの課題はFigmaを使用して「営業マンの顧客管理ができるWEBアプリをデザインする」というものでした。トップ画面、企業一覧画面、企業情報詳細までが必須作成の画面で、架電対応入力画面や担当者管理画面は作成の有無が任意だったと記憶しています。すみません、記憶が曖昧で……。
成果物と制作意図
以下に、私が制作した5枚の画面とその意図について説明します。モザイクはこちらに載せる際にかけました。
1. ログイン画面
アプリの名前は、営業で「仕事を繋げる」と「人と繋がる」という二つの意味を込めて「Connection」にしました。ログイン画面では、すっきりとしたレイアウトを心がけ、爽やかで集中できる色合いにしました。
添削: 「初めての方はこちら」と「ログイン」の文字が大きすぎること、全体のデザインがカジュアル寄りすぎて営業の顧客管理画面らしくないことが課題でした。もう少しシックで落ち着いたデザインにすると、「それっぽい」感じが出たのではないかと思います。
私の考えとしては、ログイン画面はユーザーの最初の接点であり、信頼感を与えることが重要です。次回は、カラーパレットやフォント選びにもっと慎重になり、プロフェッショナルで信頼感のあるデザインを目指したいと思います。
2. 企業一覧画面
企業一覧画面では、企業をカード表示にして表形式で見られるようにし、プルダウンで絞り込み検索ができるUIデザインにしました。また、企業のカードをドラッグして絞り込み内容の変更ができるシステムを想定して制作しました。
添削: 全体を通して言えることですが、メインカラーが明るすぎて目がチカチカします。また、「確度」「未設定、A、B、C、X」の部分の文字サイズが大きすぎると感じました。もう少し柔らかめの色を使い、文字サイズの大きさに差をつけすぎずにすると、もっと見やすくなったのではないかと思います。
この画面に関しては、ユーザーが大量の情報を一度に処理することになるため、視認性の向上が必要です。次回は、アクセシビリティガイドラインを参考にして、ユーザビリティを重視したデザインを心がけたいと思います。
3. 企業情報詳細画面
左側で企業情報の一覧をすっきりと見られるようにデザインし、右側では架電情報やタスクの管理ができるようにしました。ペルソナは整理整頓が苦手だと記載があったため、タスク管理タブを設置し、「次に何をやれば良いのか、どのような仕事が残っているか」を明確化することで、うっかりしてやらなければいけないことを忘れてしまうことを減らせると考えました。
添削: この画面は比較的見やすくデザイン性もあったと思いますが(自画自賛)、タスク管理の部分が2行になった場合や「編集」を押した場合のパターンを考えておくと、もっと具体的にイメージしやすかったと思います。
企業情報詳細画面は、ユーザーが頻繁にアクセスする画面であるため、シンプルさと機能性のバランスが重要です。次回は実際の使用シナリオに基づいた改善を行いたいと思います。
4. 架電入力画面
左側に架電入力画面、右側に大きくメモを置くことで、架電情報を確認しながら視線を大きく動かさずにメモを確認できるデザインにしました。
添削: 「編集」を押さなくてもメモを使用できるようにするともっと便利だと思います。また、メモの縦幅をもう少し取った方が利用しやすいデザインになったかもしれません。
架電入力画面では、リアルタイムでのデータ入力が求められるため、スムーズな操作性が重要です。次回は、実際の営業現場での使用感をヒアリングし、操作性の向上を目指したいと思います。
5. 顧客情報画面
「何を一番に確認したいのか」を最優先に考えながら制作しました。ペルソナは「名前」と「ステータス」を一番最初に確認したいと考え、項目を最優先に配置しました。取引先の名前は白い四角形で隠れていますが、そこに表示されるようになっています。最終ログインも優先事項に含め、名前の横に表示させ、ごちゃごちゃしないデザインを心がけました。
添削: 最終ログインの部分ですが、外国人の名前が長い場合に表示できなくなる可能性があるため、別の場所に移動した方が良いと思います。また、表形式かカードを一列での表示にすると目が滑りにくくなると思います。
この画面では、情報の整理整頓と視認性がキーポイントかなと思うので次回はレスポンシブデザインを考慮し、異なるデバイスでも見やすく使いやすいインターフェースを設計したいと思います。
これはインターンのフィードバックでもご指摘いただいたのですが、パスワードは暗号化すべきでしたね……セキュリティ面的な配慮が足りていませんでした。
総括
このインターンシップを通じて、デザインの重要性やプロセスを深く理解することができました。特にUI(ユーザーインターフェース)デザインにおいて、見た目だけでなく使いやすさや機能性も非常に重要であることを実感しました。
また、デザインは単なるビジュアルではなくユーザー体験全体を形作る重要な要素です。ユーザーのニーズに応えるためには、細部にまで注意を払い、柔軟に対応することが求められると感じました。また、フィードバックを基にした改善の重要性、必要性も学びました。デザインは一度で完璧に仕上げるものではなく、60%からはじめていかに100%に持っていくかというものであるということを再認識しました。
今後はこの経験を活かし、より一層デザインスキルを磨いていきたいと思います。特にユーザーのニーズに基づいたデザインを提供するということがまだまだ弱いなと感じるため鍛えていきたいです!また、最新のデザインツールや技術を取り入れ、常に進化し続けるデザイナーでありたいと思いました。そのためにユーザーの声に耳を傾け、実際の使用状況を想定したデザインを心がけることで、さらに使いやすく魅力的なインターフェースを提供できるよう努めていきます…!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!また次回のブログでお会いしましょう!
うつくし ひろし
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