Backlogは、株式会社ヌーラボが提供する、チーム向けのコラボレーション型プロジェクト管理ツールです。企画・マーケティング・総務から、製造・開発に至るまで、幅広い業種で利用されています。
この記事の目次
Backlogの主な機能
- プロジェクト管理:複数のプロジェクトを同時に管理し、進捗状況を可視化することができます。
- タスク管理:タスクに担当者と期限を設定し、進捗状況を共有することができます。
- ファイル共有:プロジェクト関連のファイルを共有することができます。
- コミュニケーション:チャット機能やコメント機能で、チームメンバーとコミュニケーションを取ることができます。
- バージョン管理:ソースコードやドキュメントなどのファイルをバージョン管理することができます。
- プラグイン: プラグインを追加することで、Backlogの機能を拡張することができます。
Backlogのメリット
- チームの作業を効率化:タスク管理やコミュニケーション機能によって、チームの作業を効率化することができます。
- 進捗状況を把握しやすくなる:プロジェクトの進捗状況を可視化することで、全体像を把握しやすくなります。
- 情報共有がスムーズになる:ファイル共有やコメント機能によって、情報共有をスムーズにすることができます。
- 場所や時間に縛られない:インターネット環境があれば、どこからでもBacklogを利用することができます。
- 比較的安価:無償プランもあり、比較的安価に利用することができます。
Backlogのデメリット
- 無料プランでは機能が制限される:無償プランでは、プロジェクト数やタスク数などに制限があります。
- 日本語、英語版のみ:中国語版などの多言語対応はしていません。
Backlogの評判
Backlogは、使いやすさや機能性、サポートの充実度などが高く評価されています。特に、以下の点が評価されています。
- 直感的な操作性:どのようなユーザーでも、直感的に操作することができます。
- 豊富な機能:プロジェクト管理に必要な機能が豊富に備わっています。
- サポート:サポートが充実しており、安心して利用することができます。日本製のため日本語のサポートが特に充実しています。
- ヘルプセンター:https://support-ja.backlog.com/hc/
- ヘルプセンター(英語):https://support.nulab.com/hc/en-us
- YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@BacklogJapan
- JBUG:有志によって作られたコミュニティがあります。
JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group)は、Backlogユーザーによるコミュニティです。プロジェクト管理は、全ての業種/職種において必須のスキルである一方、そのノウハウが学べる場はあまり多くありません。Backlogは国内最大級のプロジェクト管理ツールであり、たくさんのユーザーがいることから、「プロジェクト管理」「仕事のうまい進め方」に関する知識やテクニック、ノウハウを学び合うことをねらいとして、JBUGが発足されました。
実体験から学んだ知見やノウハウのシェアを通し、より「働くを楽しくする」を実現したいと思っています。
Backlogの導入事例
Backlogは、様々な業種・規模の企業で導入されています。以下は、Backlogの導入事例です。
- Sansan株式会社:社内のヘルプデスク宛に届く、350名もの社員の問い合わせをBacklogとWorkplace by Facebookで管理しています。
- コニカミノルタジャパン株式会社:コニカミノルタジャパンでは、グローバルのWebサイト制作・運用と社外に向けたデジタルマーケティング支援事業でBacklogを活用しています。
- 経済産業省:2018年7月の部署立ち上げ当初からBacklogをプロジェクト管理の標準ツールとして導入、現在Backlog活用の幅はさらに広がりを見せているとのこと。
Backlogの料金
Backlogの料金プランは、大きく分けて4つあります。(執筆時点の料金のため、公式サイトでご確認ください)
- 無償プラン:プロジェクト数やタスク数などに制限があります。
- スタンダードプラン:月額17,600円から利用できます。
- プレミアムプラン:月額29,700円から利用できます。
- プラチナプラン:月額82,500円から利用できます。
Backlogの始め方
Backlogは、公式サイトから簡単に始められます。
- Backlogの公式サイトにアクセスします。
- 「無料トライアルをはじめる」ボタンをクリックします。
- 必要事項を入力して、アカウントを作成します。
- アカウント作成後、ログインしてBacklogを利用することができます。
なぜBacklogを使うのか?
- 業務の話題を整理する。
- 過去に話した重大事項を話題ごとに管理する。
- 責任者(誰の仕事か)を明らかにする。
- 検討漏れを出さない。
- ガントチャートが自動で作成される。
- マイルストーンの設定が容易。
- 種別ごとにテンプレートの設定が可能。
Backlogの運用時の注意点
- 自分に来たタスクを放置しない。
- メンバーが自主的に変更出来るように教育が必要。
- 優先度が高・中・低のみなので細かい優先度の付与の仕方には工夫が必要。
- タスクの作成時に開始日と期限日を入れるか、マイルストーンの設定をしないとガントチャートに表示しない。
- タスクは親子関係までしか登録出来ないため、孫タスクがある場合にはタスクの登録方法で工夫が必要。
便利な機能
- 一括登録:スプレッドシートを利用してタスクを一括登録できます。(参考URL:https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360042820873-Google-%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6-Backlog%E3%81%AB%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%82%92%E4%B8%80%E6%8B%AC%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86)
- 種別・カテゴリー・マイルストーンを使い分け:基本的なプロジェクトの設定がデフォルトでもありますが、変更可能なので使いやすいようにカスタマイズしましょう。(参考URL:https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360034557114-%E7%A8%AE%E5%88%A5-%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86)
- まとめ
Backlogは、チームコラボレーションを促進し、プロジェクトを効率的に進めるための優れたツールです。使いやすく、機能も豊富なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
参考:
https://backlog.com/
https://support-ja.backlog.com/hc/
https://support.nulab.com/hc/en-us
https://www.youtube.com/@BacklogJapan
https://jbug.connpass.com/
https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360042820873-Google-%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6-Backlog%E3%81%AB%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%82%92%E4%B8%80%E6%8B%AC%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86
https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360034557114-%E7%A8%AE%E5%88%A5-%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86
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