【Windows11】Windows10と新OSの違い(見た目・機能)
新しいMicrosoftのOS「Windows11」の公式発表がありました。
Windows10と比べて何が変わったか私なりに調べてみました。
この記事の目次
Microsoftより新OS「Windows11」が公式発表!その内容とは
環境のご説明
項目 | OS | Microsoft Office | メモリ | Bit数 | ネットワーク |
---|---|---|---|---|---|
内容 | Windows10 Enterprise | Office2016Professional | 8GB | 64bit | 無線LAN |
新OSの公式発表動画はこちら
新OSの「Windows11」をMicrosoftが発表しました。
発表の様子は下記のYouTubeで見ることができます。
お時間ある方は是非一度視聴して下さい。
https://www.youtube.com/microsoftwindows/videos
英語ですが画面の感じを見るだけでも楽しいですよ。
【見た目】スタートボタンの位置、アイコンの変化
まずすぐに気付くのはWindowsアイコン(スタートボタン)が左下から真ん中に変わった事です。
またスタートメニューも今までのリスト式でなく、AndroidやiPhoneのようなアイコン一覧式に変わってます。
タッチ操作を前提としたUIに変更したような感じですね。
こちらのUIのほうが指で押しやすいかもしれません。
また、スタートメニューがシンプルになった代わりにウィジェット機能が復活しています。
(ニュースとか天気とかが表示されるスマホとかによくある機能です)
アイコンと同様にスマートフォンを強く意識している感じがしますね。
公式動画の中から特に印象的だった内容をご紹介
ここからはWindows11の公式発表動画を見た中で特に印象的だったことを紹介致します。
①:Teamsが主のWeb会議ツールへ
MicrosoftのWEB会議システムMicrosoftTeamがOSにドッキングされたみたいです。
今まではSkypeを推していましたが、Teams推しになっているようです。
ちなみにTeamsは無料版で最大60分会議ができるようです。
足りない場合は月額540円で時間関係なく使用できますので必要な方はご検討してみて下さい。
(ZOOMより安いです)
https://jp.vcube.com/zoom/plan
②:コンテンツビジネスへの注力
コンテンツサービスを今後は行っていくのか、かなり注力していく印象を受けました。
Microsoftアカウントで動画が購入できますというところを売りにしたいのでしょうか。
AppleもAppleTVのサービスを展開してますし、Netflixなどを強く意識しているイメージです。
AndroidやiPhoneは映像をテレビに飛ばせるので、そのあたりをやっていきたいようです。
③:ゲームコンテンツへの注力
ゲームに関しても注力していく印象を受けました。
Windows10でもXboxのゲームができますが今まで以上にゲームに力を入れていくのではないでしょうか。
AppleもAndroidもゲームに注力していますので、ゲームコンテンツに注力していく流れは変わらないようです
④:Microsoftストアの大幅強化
Microsoftストアも大幅にアップデートされるようです。
自由度が大幅にアップされます。
豊富なソフトが今の所ある状態ではありませんでしたが、今後は一般的に作られたソフトもこの仕組で配布される可能性があるようですね。
自社の課金サービスも勝手に実装することが許可されるようです。
アプリ配信のトレンドが変わるかもしれません。
⑤:Androidアプリの標準動作
一番の今回のポイントはAndroidアプリが標準で動作するようになりました。
エミュレーターがなくてもWindowsPCだけでAndroidアプリが動くようになるのです。
Windowsは元々アプリが弱くAndroidアプリを使用できるようになった事は非常に嬉しい情報です。
ただ、Windowsアプリが売れなくなるのは承知の上ですのでユーザーサイドの要望に応えた感じかと思います。
(お金儲けの印象が強いMicrosoftにしては英断だったと思います)
⑥:モバイルを意識した操作性
iPadを意識しているのかタッチパネルもかなりパワーアップしています。
音声入力も強化していますね。
モバイルの意識がかなり高いです。
⑦:画面配置、テーマの自由度の高さ
全体的なテーマ(画面の色調)を簡単に変えれるところや画面の分割できる機能もあり、簡単に複数のソフトを並べることができます。
一枚のモニターでもデュアルモニター、トリプルモニターのような感覚で使うことができます。
外付けモニターにも自動でウインドウを並べてくれる機能もあるようです。
残念な事①:タスクバーの位置
タスクバーの表示位置が下限定になりました。
今までは横、上などに変更できましたが、なぜかできなくなってしまいました。
上に固定していた人は結構いたようなので慣れない人がいるかも知れませんね。
アイコンの大きさも変えることができないようです。
残念な事②:ブラウザIEの正式な終了
ブラウザソフトとして長年親しまれていたWindowsのInternetExplorerがWindows11からは標準で搭載なくなってしまいました。
下記記事でも紹介しておりますがIEのサポート終了が2022年6月15日と正式に発表されておりますので当たり前なのですが親しんだIEが無くなるのは寂しいですね。
今後のMicrosoftの主のブラウザはEdgeとなります。
気になるWindows11の発売開始時期は?
発売時期は2022年の1,2,3月ぐらいとのことです。
過去の発表から逆算すると詳細なアナウンスは7月、8月ぐらいにありそうですね。
社内SEとして思う事
最初に言いたい事は
Windows10が最終OSじゃなかったんかい!!
Windows10を最終OSにしてその中でVerupをしていくと発表していたのにどういうこっちゃですか・・・。
そこには一切触れていない様ですし。
でも非常にワクワクする動画でした。
やっぱり新しいものは早く触ってみたくなります。
心配なのはWindows11への切替作業。
社内の何千台という端末を切替していかないと思うとゾッとします。
Windows11に非対応のサーバやシステムも当然出てくると思いますし。
全国の社内SEのみなさん!!
気持ちだけは準備しておきましょう!!
まとめ
操作感やインターフェイスをかなりAppleやAndroidに寄せてきた感じがあり、またコンテンツビジネスに本格的に参入する気配を感じます。
Windowsの良さである自由度をキープしながら操作感が変わってくると本格的なMicrosoftの逆襲が始まるかもしれません。
Windows10からのアップデートはなんと無料です。
アップデートの期限もないようです。様子を見ながらアップデートできるのもいいですね。
■本記事の内容
新しいMicrosoftのOSが発売されるようです。今までのWindows10と何が違うのでしょうか?私なりに調べてみました。
■結論
インプレッション①Microsoftサービスの展開
インプレッション②コンテンツビジネスへの注力
インプレッション③ゲームコンテンツへの注力
インプレッション④Microsoftストアの大幅強化
インプレッション⑤Androidアプリの標準動作
インプレッション⑥モバイルを意識した操作性
インプレッション⑦画面配置、テーマの自由度の高さ
本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
何かお困りごとやご相談、ご意見等ございましたらコメント願います。