ikumado【開催レポート】共働きとリモートワークについて、わたしたちの今と未来の話をしよう
先日紹介したikumadoが主催するオンラインイベント『共働きとリモートワークについて、わたしたちの今と未来の話をしよう』。
そのレポートが届きましたので、皆様と共有しておきたいと思います。
果たしてどのようなことが語られたのでしょうか。
そろそろ出社が増えてきた方も多いでしょうか?(うちの夫は6月50%リモートのはずが毎日出社してます。。。)
緊急事態宣言解除後2週間の6月13日という絶妙なタイミングで行った本イベント、起こった変化と未来に向けての行動を話せる機会になりました!
”今”編 4月~6月どのように過ごしていた?
- パートナーとの間に”チーム感”があった。これまで平日と休日で家事を分けていたが、リモートワークが始まってからは一緒に過ごしながら家事分担。
- 子供に関する相談をすぐにできるのが良い。
- 夫がリモートワーク時に、「あっちに行って」と言われるイライラ。
- 妻がなにを求めて怒っているのかわからないが、一緒に過ごせたのは良かった。
- 家事は分担を決めて書き出した方が良さそう(でも人のタイプにもよるらしい)
- コロナウイルスの影響で別居婚となった(旦那さんの会社が「学校に行っている家族」との同居リスクを認めないため、休校解除後は別部屋を借りている)
”未来”編 どうありたい?そのための行動は?
<仕事について>
(男性)プライベートとの両立を続けるため、夕方には帰宅しようと思うが、今までのようにメンバーフォローができなくなるのが不安
このような意見に対し、熱い議論が交わされました。
- 自分の中で、仕事と家庭の配分を決めておき、その配分内でベストを尽くしては。
- 周りのメンバーの自律につながったらよい。”働き方”にこだわらず成果を求めるようにシフトしていきたい。
- 離れていてもクオリティをしっかり担保。仕事相手に”働き方”にこだわらせない。
- リモートベースで、出社が必要があればにしたい。これまでの逆。
- コミュニケーションのとり方を密にする。もっと丁寧に、課題共有や成果報告。雑談の軽いコミュニケーションを補う場を設けるのもよいかも。
<パートナーシップについて>
単純に向き合う時間が増えたので、このペース嫌いじゃない。
- リモートなら今までより家事ができる、家族時間が充実することに気が付いた模様。話し合うのにいいタイミングかもしれない。
- 家事、育児の当事者意識をシェアしたい。家の中の、空間、時間の区切りを変えることも考えたい。
メリハリを付けたい。「家族との時間」「仕事の時間」を明確に分けたい。妻が仕事をしたいのであれば優先したい。
<子供との向き合い方について>
子供のケアを考えても今の働き方を続けたい。今なら子供と向き合う事ができているが、元の働き方に戻ると、子供との時間が減る。
- 日々の成長を大切に見守る。(予想外に長く一緒に過ごした時間の、幸せな気持ち・辛い気持ちもいい思い出になる。)
- 妻が復職後は自分が子育てに時間をかけたい。
- 学校のオンライン学習が始まったことは画期的。自分のペースで学習できることは、自律的な学びにつながる
- 「自由」と「自律」はセットだと思う。学校のもっと自由を。オンラインでの課題配布はつづけて欲しい。でも通学と併用では先生が負担かもしれない。
- 子供たちがITリテラシーを身につけられるようにサポートする意識が必要
- 親も一緒に学び、楽しむ。自立できるようサポートできるといい
まとめ
現状としては、リモートワークになったことで常に一緒にいることになり、お互いになれていない部分で若干ストレスもあるのかなと思われましたが、総じてポジティブに向き合っているように感じられました。
米国などに比べると住環境として自宅で仕事ができる場所がないというのもストレスの一因かもしれません。とあるハウスメーカーさんは早速SOHOを切り口とした住まい提案をされ始めているなど、もはやこの流れが止まることはないように思います。
また、未来については、パートナーや子供と向き合う時間が増えるのは良いことと捉えられており、企業側にもこれを促進させるような制度や運用を期待したいところです。
しかしながら、仕事については不慣れなテレワーク環境でどう成果につなげるか不安があることも分かりました。これについては、正解はないと思いますが、雑談ルームや1on1ミーティングなど様々な方法やそれをサポートするツールも存在するので、自社の働き方にマッチする仕組みを見つけられるように様々なトライをしてみるというのも良いかもしれません。
このシリーズは今後もShiftプロジェクトと並行して続けていきますので、ご期待ください。