ワイモバイル、2017年春商戦モデル2機種と新サービスを発表 桐谷美玲とピコ太郎のPPAPも

シャープ、京セラ製Android One対応スマホ2機種を発売

スマホ端末では2016年7月に投入したシャープ製の「Android One 507SH」が高評価を受けたことから、シャープ製スマホ「S1（エスワン）」と京セラ製スマホ「S2（エスツー）」の2機種を、2月下旬以降から順次発売する。

S1は、5インチのIGZO液晶ディスプレイでフルHD（1920×1080）、チップセットはQualcommの「Snapdragon 430」（CPU部は1.4GHz 4コア＋1.1GHz 4コア）を搭載。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GB、外部ストレージはmicroSDXC（最大256GB）に対応可能。IPX5/7の防水、IP6Xの防塵に対応しており、アウトカメラに1310万画素、インカメラは800万画素を備えているため、高精細な自撮り撮影を楽しむことができる。

最高通信速度は下りが112.5Mbps、上りが毎秒37.5メガビット。無線LAN（Wi-Fi）は、IEEE 802.11a／b／g／n（2.4GHz帯・5GHz帯）に対応し、Bluetooth 4.1をサポートする。大きさは約69×143×8mm、重さは約134g。ボディカラーはホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズの4色。

S2は5インチのHD（1280×720）対応液晶ディスプレイ、Qualcommの「Snapdragon 425」（CPU部は1.4GHz 4コア）を搭載。メインメモリは2GB、内蔵ストレージが16GB、外部ストレージはmicroSDXC（最大200GB）に対応可能。IPX5／IPX7等級の防水性能とIP6X等級の防塵（じん）に対応する。アウトカメラは1300万画素、インカメラは200万画素を備える。

最高通信速度は下りが毎秒112.5メガビット、上りが37.5メガビット。無線LAN（Wi-Fi）は、IEEE 802.11b／g／n（2.4GHz帯）に対応、赤外線通信機能、Bluetooth 4.2をサポートする。大きさは約72×143×10.6mm、重さ約142g。ボディカラーはレッド、ネイビー、ホワイトの3色。

「Yahoo!プレミアム」が無料や学割の新サービスを投入

新サービスでは、ヤフーが提供する月額会員サービス「Yahoo!プレミアム」（月額料金462円）をワイモバイルのユーザーには月額料金を据え置きで提供する。「Yahoo!プレミアム」は「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」での買い物ポイントが5倍になるほか、「お買いものあんしん補償」や「ヤフオク!」が無制限で利用できる特典が付く。

また、ワイモバイルの利用者のキャンペーンやオプションサービス「Enjoyパック」の内容の拡充。最大で17倍ものポイント還元をすることも発表した。キャンペーン期間は2月1日～3月31日。

対象ユーザーは「スマホプランS、M、L」「データプランS、L」を契約し、ワイモバイルの初期登録で、ワイモバイルの電話番号とヤフージャパンIDを連携させているユーザーに限られる。

18歳以下を対象とした「ヤング割」も1月20日から開始する。新規契約の14か月目から1年間、月々の料金を1000円割り引く。契約翌月から1年間の間、月1000円を割り引く「ワンキュッパ割」と合わせると、データ通信プラン「スマホプランS」の場合、2年間にのわたって月1980円（税別）で使える。

「私たちはワイモバイルの原点である『インターネットの生み出す楽しさや便利さをみんなの手元に届けたい』というこの思いを忘れることなく、新しいサービスや新しい商品の開発をしていきます」。寺尾洋幸・ソフトバンク 執行役員 プロダクト＆マーケティング統括 Immobile事業推進本部 本部長は新端末やサービスに対して、こう意気込みを述べた。

また、ワイモバイルのスマホ販売台数が2016年4～12月が前年同月比で約2.5倍に伸び、ソフトバンク、au（KDDI）、ドコモを除く販売台シェアで40％に達し、スマホ総合満足度でも一番の評価を受けたと話した。また、川邊健太郎・ヤフー副社長兼COOも登壇し、「ヤフージャパンとワイモバイルが協力してECを促進し、eコマース革命の第二章を展開していく」とコメントした。

CMキャラクターの桐谷美玲さんが登場、ピコ太郎と一緒にPPAP

発表会では同社の新CMが初披露され、その後テーマ曲である「YOUNG MAN』の曲に合わせてCMでお馴染みの女優・桐谷美玲さんが登場、その後ふてニャンとお笑い芸人のピコ太郎さんが登場した。

ピコ太郎は3月6日に日本武道館でライブを行うことを発表し、さまざまなゲストが登場する豪華なライブであることを発表した。その後、世界的に有名になったPPAPをヤングマンバージョンで桐谷美玲と一緒に踊り、同社の「ヤング割」をPRした。