2015/11/03
今回の『Japan IT Week秋』には新しくIoT/M2M展もお目見えし、合計8つのITの最先端展示やセミナーを体感できる場となりました。主催者によると前回比110社増の540社が出展し、さらに来場者数も会期中3日間において約4万人と前回を27％も上回ったとのことです。
その中でもやはり目立ったのが、マイナンバーやマーケティングオートメーションといった、今注目を浴びているテーマの展示やセミナーでした。
特にマイナンバーに関しては既に通知が始められたこともあり、会場内にも特設コーナーが設けられ、多くの来場者が情報収集のため真剣に各社のプレゼンを聞き、資料収集や名刺交換を行うなどしていました。またマイナンバーと連動する形で、さまざまなセキュリティ対策への関心も高く、関連商品やサービスを求める来場者が目立ちました。各種セキュリティソリューションはもちろんのこと、情報漏えい対策として、ストレージやメディアを破壊する専門ハードウェアやデータ消去ソフトウェアにも注目が集まっていました。
ITの総合展示会ではありますが、ヤマトグループ、日本郵便などのロジスティックス系の大型展示も目を引き、ITとビジネスの境目がなくなってきたということを強く実感しました。またIoTの盛り上がりにより、新興のベンチャー、老舗企業などがそれぞれの特長あるソリューションを展示し、このムーブメントを大きなビジネスチャンスととらえている動きも興味深く感じられました。
ドッグイヤーといわれる通り、ITの潮流は激しく、そして速く流れています！ 今後もジョーシスは、ITの動きを全速でレポートしてまいりますので、ぜひご期待ください！。