社会の「困った」を事業の力で解決する株式会社エージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:四宮浩二)は、グループ内で即戦力人材のレンタルサービスを提供するtalental株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武田直人)が、BizDev(事業開発)領域に特化した新たな人材紹介サービス「talentalリクルーティング」を2026年9月1日より提供開始したことを発表しました。

talentalはこれまで、企業が必要な期間だけBizDev人材を活用できる業務委託型のレンタルサービス「talental」を運営してきました。今回の人材紹介サービスの開始により、外部人材としての活用から正社員採用まで、企業のフェーズに応じて一貫して支援できる体制を整えたことになります。

何が発表されたか|「レンタル」に「紹介」を重ねる選択

talentalは2024年の創業以来、月額5万円から利用できる即戦力人材のレンタルサービス「talental」を提供してきました。企業から業務を受託し、登録タレントへ再委託して業務を遂行する業務委託型のサービスです。

今回開始した「talentalリクルーティング」は、これとは別に、BizDev人材の正社員採用を支援する人材紹介サービスです。有料職業紹介事業の許可(許可番号:12-ユ-301385)を新たに取得したうえでの提供開始であり、レンタルサービスとは法的にも別枠のサービスとして立ち上げられています。

サービス概要について、プレスリリースでは次のように説明されています。

サービス名:talentalリクルーティング
提供開始日:2026年9月1日
内容:BizDev(事業開発)領域に特化した人材紹介
料金:料金体系はサービスページをご覧ください
有料職業紹介事業許可番号:12-ユ-301385

レンタルサービスを利用したうえで企業とタレント双方が雇用関係を希望した場合の採用支援に加え、レンタルサービスを経ずに人材紹介のみを利用することもできる設計です。「まず一緒に働いてみる」か「最初から正社員として採用する」かを、企業側が選べる形にしていることがポイントです。

なぜその選択をしたのか|見極めが難しい人材を、実際の仕事ぶりから紹介する

今回の意思決定の軸は、「BizDev人材の採用という特化領域を、なぜ既存の人材紹介事業とは別会社(talental)から切り出したのか」という点にあります。

プレスリリースでは、BizDev人材の採用が難しい理由を次のように説明しています。

新規事業の立ち上げ、既存事業の成長、新たな市場への参入など、企業によってBizDev人材に求める役割は異なります。さらに、同じ人材であっても事業フェーズや組織環境によって発揮できる力は変わるため、職務経歴書や数回の面接だけでは「自社で実際に成果を出せる人材なのか」を判断することが難しいという課題があります。

つまり、職務経歴書や面接という従来の紹介手法では、BizDev人材の適性を見極めにくいという構造的な課題が背景にあります。この課題に対してtalentalが打った答えは、「経歴」だけでなく「実際にどう働く人なのか」まで含めて紹介する、という方法です。

talentalは2024年の創業以来、レンタルサービスを通じて登録タレントの実務に直接接してきました。どの環境で力を発揮しやすいか、どのような仕事の進め方を得意とするかといった情報は、通常の人材紹介会社が経歴書と面接だけでは得にくいものです。プレスリリースでは、企業側から「一緒に働いた人をそのまま採用したい」「まずは業務委託で働いてもらい、その先に採用を検討したい」という相談が継続的に寄せられていたことも明かされています。

この経緯を踏まえると、人材紹介機能を既存の人材紹介事業にまとめず、レンタルサービスを運営するtalentalの側に紹介の許可を取得させて一体運用にした理由が見えてきます。BizDev人材の実際の働きぶりを把握しているのはレンタルサービスの運営主体そのものであり、その情報を持つ組織が紹介まで担うことで、経歴だけでは判断しにくい適性の見極めという課題に対応できる、という判断です。裏を返せば、経歴情報だけを扱う従来型の人材紹介の枠組みでは、この課題には応えられないという見立てがあったと読み取れます。

エージェントグループ全体の位置づけとしては、次のように説明されています。

当社は2025年10月に、日本社会が抱える人材不足課題を事業の力で解決する仲間として、talental株式会社を正式にグループに迎え入れました。(中略)talentalが持つBizDev人材のネットワークや事業開発領域における専門性と、エージェントグループがこれまで培ってきた人材事業・事業開発の基盤を掛け合わせることで、企業が必要とする人材を必要な形で活用できる選択肢を広げていきます。

グループ化から約1年での人材紹介サービス開始という時系列も、レンタルサービスで蓄積した「タレントの実際の仕事ぶり」というデータ・知見を土台にした展開であることを示しています。

読者への示唆|「採用できるまで待つ」以外の選択肢をどう設計するか

この事例が示すのは、人材の見極めが難しい領域では、「まず試す」段階と「正式に採用する」段階を切り分けて設計するという発想です。BizDev人材のように、経歴書だけでは適性を判断しづらい職種は、事業開発の担当者を採用する側にも共通する悩みと言えます。

新規事業の担当者や人材戦略を検討する立場からは、外部人材の活用と正社員採用を対立する選択肢としてではなく、企業のフェーズに応じて移行できる連続した仕組みとして捉える視点が参考になります。「採用できるまで待つ」のではなく、必要なタイミングで外部人材の力を借り、そこから必要に応じて採用へつなげる。今回のtalentalの展開は、その具体的な一つの形と言えます。

■株式会社エージェントについて

名称  :株式会社エージェント
代表者 :代表取締役 四宮 浩二
所在地 :東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通5F
事業内容:人材サービス事業、セールスプロモーション事業、デジタル人材育成・DX支援事業など
URL   :https://agent-network.com/

talental株式会社について
名称  :talental株式会社
代表者 :代表取締役社長 武田 直人
設立  :2024年9月6日
資本金 :300万円
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通5F
事業内容:即戦力人材のレンタルサービス「talental」の運営/有料職業紹介事業
有料職業紹介事業許可番号:12-ユ-301385
URL   :https://talental.jp


株式会社エージェント・2026年9月18日確認時点のプレスリリースより引用