事業に全力を注ぐ起業家へ。伴走1,700社・IPO率約10%(170社)の知見を月額制RPOに。
- 2026/7/29
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採用戦略の立案からスカウト・選考対応までを継続的に代行する月額制サービス。人事の専任担当を置く前のスタートアップでも、採用を止めずに事業を進められる。
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厳選スタートアップ転職サービス「スタクラ(スタートアップクラス)」を運営する株式会社スタートアップクラス(東京都目黒区、代表取締役・藤岡清高氏)が、スタートアップ・ミドル企業向けの月額制RPO(採用代行)サービス「スタクラRPO」の提供を2026年7月28日に開始しました。RPOとは Recruitment Process Outsourcing の略で、求人の設計からスカウト、面接日程の調整まで、採用業務の一部または全体を外部に委託する仕組みを指します。今回のポイントは、この委託の受け皿を「単発の代行」ではなく「月額制で継続的に伴走する体制」として設計したことです。
何が発表されたか:採用実務を経営者の手から引き剥がす設計
スタクラRPOが引き受けるのは、①採用戦略設計、②採用コンテンツ制作(求人票・採用ピッチ等)、③スカウト・母集団形成、④選考管理(日程調整・ATS運用・内定者フォロー)の4領域です。料金は月額15万円〜(税別・最低契約3ヶ月)、稼働開始までの目安は最短3週間〜1ヶ月とされています。
この4領域の切り分け方に、今回の意思決定の狙いが表れています。単発のスカウト代行や求人広告の出稿代行であれば、多くの人材会社がすでに手掛けています。スタクラRPOがあえて「戦略設計」から「内定者フォロー」までを一気通貫でパッケージ化したのは、採用活動を細切れの外注先に分散させず、経営者が窓口を一本化できるようにするためだと考えられます。
契約期間中は、スタクラが運営する求人媒体への掲載手数料が無料になる特典も付きます。これは、RPOという「実務の代行」と、スタクラという「母集団を持つ媒体」の両方を自社で持っているスタートアップクラスならではの組み合わせで、外部のRPO専業会社には模倣しにくい構造だといえます。
「採用の実務は、求人作成から候補者探索、日程調整まで幅広く、専門性も要ります。スタクラRPOは月額制でこの実務を一気通貫に引き受け、経営者が採用を任せて事業に集中できる環境をつくります。スタクラが15年で培った採用の知見を土台に、最短での立ち上げをし、事業の後押しができるように動いてまいります」(スタクラRPO事業責任者)
このコメントが示す通り、スタクラRPOの前提には「採用は経営者がやるべき仕事ではない」という明確な線引きがあります。裏を返せば、これまでの多くのスタートアップでは、採用が結果的に経営者の仕事になってしまっていたという実態への言及でもあります。
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なぜその選択をしたのか:15年分の伴走データを「代行」に変換する判断
株式会社スタートアップクラスは2011年4月の設立から15年、独自審査を通過したスタートアップのみが掲載できる転職サービス「スタクラ」を運営し、累計1,700社の採用に伴走してきました。今回のプレスリリースでは、その伴走先のうちIPOに至った企業が約170社、比率にして約10%にのぼるという数字も示されています。
この15年間、スタクラの現場担当者が繰り返し聞いてきたのが「事業に集中したいのに、採用が経営者の時間を奪っていく」という声だったといいます。求人媒体というビジネスモデルは、掲載枠を提供したところで役割が完結するのが一般的です。しかし、スタートアップクラスが向き合ってきた課題は、その先の「実際に採用を回す実務」にありました。
ここで注目したいのは、スタートアップクラスが選んだのが「媒体事業をやめてRPO専業に転換する」道ではなく、「既存の媒体事業を持ったまま、RPOという新しい事業を上乗せする」道だったという点です。既存の登録者データベースと審査ノウハウを土台にできるため、ゼロからRPO事業を立ち上げるより速く、かつ既存事業とのシナジー(媒体の初期手数料無料という特典設計)を効かせやすくなります。15年分の「伴走データ」を、単発の情報提供から継続的な実務代行へと変換した意思決定だと捉えることができます。
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読者への示唆:採用を「誰の仕事」として設計するか
新規事業の担当者や経営者にとって、この事例が投げかける問いは「採用実務を、自分たちのどこまでを内製し、どこから外部に委ねるか」という線引きです。スタクラRPOのように、戦略設計から日程調整までを一括で任せられる選択肢が増えることは、専任の人事担当者を置く前の段階にあるチームにとって、採用を止めずに事業への時間を確保する一つの手段になり得ます。
一方で、こうした月額制サービスを検討する際は、最低契約期間(今回は3ヶ月)や、委託後も自社に採用ノウハウがどこまで蓄積されるかといった点を見極める必要があります。外部に「任せる」ことと、採用を「丸ごと手放す」ことは異なります。自社の成長段階に応じて、どの実務を代行してもらい、どの意思決定は経営者自身が握り続けるのか。今回のスタクラRPOの設計は、その線引きを考える上での一つの参照点になりそうです。
■株式会社スタートアップクラスについて
名称 :株式会社スタートアップクラス
所在地 :東京都目黒区三田
代表者 :代表取締役 藤岡清高
設立 :2011年4月
事業内容:スタートアップ特化の採用支援サービス「スタクラ」およびRPO運営
URL :https://startupclass.co.jp
許可番号:厚生労働大臣許可 13-ユ-305094
株式会社スタートアップクラス・2026年7月28日のプレスリリースより引用
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